【質問】どのような師匠と弟子の関係が理想なのでしょうか?
一人先生は、師匠と弟子の関係は、どのようにあるのが理想だとお考えでしょうか。そのお考えは、親子や、会社の上司と部下などにも援用できるものでしょうか。お教えいただけたら幸いです。
【回答】師匠も弟子も同じ「神様」なんです
人間どうしって仲間なの。だから、助け合えるときは助け合えばいいんです。足の引っ張り合いをしたってしょうがないよね。人の足を引っ張りたくなるのは、自分のことすらたいせつにできていないということだから、まずは自分を可愛がることから始めなきゃいけない。
それでほかの人を助けられる余裕が出てきたら、手助けしてあげたらいいんです。といっても、自分ができないことまで引き受ける必要はないよ。
自分の苦にならず、気持ちよくできる範囲で助けたらいいんです。
でね、師匠と弟子って言うけど、お師匠さんだから偉いとか、いばっていいわけじゃないんです。
お師匠さんは、人よりちょっと多くなにかを知っているだけで、自分が知っていることを人に教えるのはあたりまえなの。師匠だろうと弟子だろうと、知らないことは聞けばいいし、知っていることは教えてあげたらいいんだよね。
そもそも、師匠も弟子も、同じ「神様」です。お互いに、相手の中にいる神様を信じ合う関係なの。それでなにもかもうまくいくし、みんなが幸せになれるんです。