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【台所が大好きになる片づけ】②安価なふきんを3枚用意!ガンコな汚れは絶対残さない

2021/01/05

おすし屋さんの大将はいつもどこかをふいている

「台所は汚れていてあたりまえ」

「台所の汚れはガンコだ」

 と思い込んでいるかたは、少なくありません。

 でも、ほんとうにそうでしょうか?

 フラットな台所は、汚れが絶対にたまりません。

 台所の汚れがガンコになってしまうのは、汚れをすぐに落とさないからです。調理しながら、ふきんでこまめに汚れをふいていれば、汚れは楽に落ちます。専用の道具や洗剤はいっさい不要です。

 おすし屋さんをイメージしてください。大将は、ネタを切っては包丁をふき、まな板をふき、握っては手をふき、お客さんと会話しながらも、手は調理台をふいています。

 だからおすし屋さんは、いつでも清潔です。安心して、生のお魚を食べられます。

 ぜひ今日から、調理の際にはふきんを3枚用意してください。

 そしてそれぞれ、シンクの横、コンロの横、作業台のまな板の横に1枚ずつ置きましょう。

3枚使うと汚れを別の場所に持っていかずに済む


 3枚も使うのには、理由があります。例えば、コンロ横で油をふいたふきんで、シンクをふくとします。すると、油で汚れていない場所にまで、油汚れを塗り広げることになってしまいます。

 また、シンクやコンロをふいて汚れたふきんで、まな板をふくのが不衛生だというのは、いわずもがなですよね。

 調理台と同じく、床も、汚れに気づいたらすぐにふくようにします。

 ティッシュやキッチンペーパーもいいですが、私は、古くなったぞうきんを床に置き、調理の手は休めずに、足でクイクイッとふきます(笑)。

 毎回の料理でふきんを3枚も使うなんて、もったいないと思われたかもしれません。

 でも、安いふきんは、スーパーや量販店ですぐ買えます。それに、1枚でも3枚でも、洗濯機に入れてしまえば、洗う手間は同じです。

 専用の洗剤やぞうきんを準備して、時間をかけてガンコな汚れを落とすよりも、よほど楽ちんですし、経済的だと思いませんか?

 大量のふきんを毎日洗うのがどうしても億劫だという場合は、厚手のキッチンペーパーを使ってもいいでしょう。

 とにかく台所の汚れは、放っておかないのがいちばんです。

(次回に続きます)