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【長南華香】【神様のお遣い】【龍脈の作り方】①私がミッションを受けて全国の神社を回っているワケ

だれでも神様からのメッセージを受け取れる

皆さん、はじめまして。私は、親子セラピスト®として、講座やワークショップ、親子カウンセリングなどを全国で開催しています。

 並行して2017年ころから、「神様のお遣い」として、全国の神社を回り、講演会やリトリートを実施しています。

「神様のお遣い? それって、誰に任命されるの?」「親子セラピーと神様って、どんな関係があるの?」と思われたかたもいるでしょう。

 簡単に言うと、さまざまな日本の神様や龍からメッセージを受け取って、彼らの「お願いごと」を実行しているのです。

でも、それは決して私に特別な能力があるからではなく、すべての人がもともと持つ力です。

 神様の本質を知り、つながるコツをつかめば、だれでも神様からのメッセージを受け取ることができます。そして、金運や仕事運も、実は思いのままなのです。

子どものピュアな感覚は神様の伝言

子供のころから神様が見えてたけど無視してました

 私は、子どものころからちょっと変わった子でした。オーラや人魂のようなものが見えたり、人の心や本質をフッと感じたりすることがありました。父母も兄も、そういうところがあったので、私の言うことを変にはとらえませんでした。

 親も友だちもみんな大好きなのに、なぜか生きづらい。思い込みや常識にどんどん支配されていく感覚を味わいました。

 小学校に上がってからは、見えないものが見えることで、周りの子たちに気持ち悪がられ、人との距離がうまく詰められなくなりました。 

 小学校高学年から思春期にかけては、そういう力は封印していましたが、「この世界はもっと優しくて、子どものピュアな感覚はもっとすなおに伸ばしてあげていいはず……」という思いがわいていました。

 そこで、小学校の教師になろうと、教育学部に進み教員免許を取得しました。しかし、採用試験を受けようかという段階になって、今の学校教育では、自分の理想どおりにはなりそうにないと感じたのです。

 だったら、また別の形で子どもたちをハッピーにする仕事は何かと考えました。もともと芸術的なものに興味があり、絵を描くことも好きだったので、大学卒業後デザインの専門学校に入り、おもちゃメーカーにデザイナーとして就職しました。

会社でデザイン職で働きながら親子関係の研究をしました

 仕事は、私にはぴったりでどんどんのめり込んでいきました。

 商品開発のため、私は親子関係についてとことん調査し研究していきました。どうすれば子どもは自尊心や自己肯定感を高められるのか、親子がもっと仲よくなれるのか……。
 そんな中、出合ったのが「胎内記憶」という言葉です。お母さんのおなかの中にいた胎児のころの記憶を持っている子どもが3人に1人いるということで、医学的な研究や国際会議なども行われています。

 そして、わたし自身が娘を生み、その娘が胎内記憶を持っていたこともあり、親子の神秘をさらに紐解いていくことになるのです。

 娘は霊的なことや、天使、空の情報など、あらゆることを知っていました。そして、「私はママの本当の活動をサポートするためにママのところに来たんだよ」と言います。

 社会人として、自分の中でふたをしていたスピリチュアル的な感覚が、出産後どんどん研ぎ澄まされていきました。

「世の中の親子関係をもっとよくしていきたい」という思いが、娘のママ友たちとのご縁から、どんどん広がっていき、2017年春、親子セラピストとしての最初の本を出版することになりました。

神様とのつながりが加速し始めた

 本が出版されるとき、そのヒット祈願と取材を兼ねて、制作チームで江島神社にお参りに行きました。実は江ノ島はうちの近所で、江ノ島全体が「龍の巣」と言われるパワースポットです。

 知識としてはその程度でしたが、もともと私にとって神様は、「常にそばにいる存在」であり、自分の中でのいちばんのサポーターという認識でした。

 神社などで手を合わせるときは、「私は神様とともに生きています。だから、私を適切に使ってください」というふうに願っていました。

 そのときも、心の中でそうつぶやいたところ、私は「白龍」の姿を見て、その声を聞いたのです。

「木花開耶姫がいる浅間大社に連れていけ」と。

 木花開耶姫は、かぐや姫のモデルとなった美しい神様です。この神様が祀られるのは浅間神社で、本宮は静岡県富士宮市にある、富士山本宮浅間大社です。
 このときから、神様のむちゃぶりとも言える「私へのお願いごと」が始まったのです。

白龍に導かれ新たなミッションへ

 江島神社で現れた白龍はずっと私に着いて来て、後日、富士山本宮浅間大社に連れていきました。するとそこで、次は木花開耶姫から新たなミッションを与えられるのです。

 神様からは「あの神社に行きなさい」「これを持って行きなさい」といった声が聞こえます。ただし、それは暗号めいた内容であることが多く、まるで謎解きです。

 しかし最終的には、それらが私の思い込みや勝手な意味付けではないことが鮮やかに判明します。パズルのピースがピタッと合って、想像以上の結果が待っているからです。

 私の場合、神様の声が聞こえたり、姿が見えたりするのですが、受け取り方は人それぞれです。  

 では、いったいどうして神様は私にそんなお遣いをさせるのでしょう?

神様の大きな目的がほの見えてきた

 すべての神様は私たち人間を助けて力になりたいと思っています。まるで親のような、無償の果てしない愛を私たちに注いでくれています。

 でも通常、神様には目に見える体がなく、実際に誰とでも話をすることができません(一部の人はできますし、またコツをつかめば誰でもできるようになりますが)。

 その人の受け取る準備ができていないと、神様は伝えたくても伝えられないのです。

 そこで、私のような、神様の存在を常に身近に感じている者が、親子関係の本を出版したことが大きな意味を持ったのでした。神様と私たち人間の関係も、まさに親子関係と同じなのです。

「この者を通じて、我々のメッセージをもっと送り、そしてそれをキャッチできる人間を増やそう」という意図が発動したようなのです。

 江島神社、そして富士山の浅間大社から始まった神様のお遣いは、その後いろんな神社やパワースポットへとつながっていき、それはまだ大きな目的の途中です。

 どうやら、日本じゅういたるところにある龍やエネルギーの出口に結界を張り、より多くの人間が神様のエネルギーを受けとれるよう、その流れを作っているように思います。

 神様からのミッションをクリアし続けている中で、いろんな神様や龍に出合いました。

 今回ご紹介する「お金が入る『龍脈』の作り方」は、そんなお遣いの中で私が神様や龍から教えてもらい、また、私のほうからもさまざな質問をして、返ってきたものです。

 次項以降、神様のひみつをさらに解き明かしながら、神様や龍から最大限のパワーを受け取る方法をご紹介して参りましょう。

第2回はこちら


この記事は『ゆほびかGOLD』2020年4月号に載っています。