「アロマ小学校」のオンライン授業を無料配信!
公益社団法人 日本アロマ環境協会(略称:AEAJ、東京都渋谷区)は、5月19日「香育の日」を記念し、“香育チャンネル”にて架空の小学校「アロマ小学校」を開校します。
国語の先生にロバート キャンベル さん(日本文学研究者)、生活の先生に多田 多恵子 さん(植物生態学者)をお迎えし、子どもから大人まで楽しめる香りの授業をYouTubeにて無料配信します。
- 「アロマ小学校」オンライン授業 概要
<配信日時>2022年5月19日(木)午前10時より配信 予定
<視聴方法>
AEAJ公式YouTubeチャンネル内
香育チャンネル「アロマ小学校2022」動画を選択
https://www.youtube.com/channel/UCpng0r_MCcJ3RWs5CPDo9fg
<時間割>
1時間目:国語
「香りの辞書をつくろう」
ロバート キャンベル 先生(日本文学研究者)
嗅覚で感じた印象を人に伝えるには、「・・のような香り」というように物に例えたり、色や温度、感情といった他の感覚に例えたりすることが多く、嗅覚そのものを表す言葉が意外と少ないことに気づきます。そこで本授業では、子ども達との「香りの辞書づくり」を通して嗅覚の特性に気づくとともに、豊かな言語感覚について考えます。
<プロフィール>
日本文学研究者。早稲田大学特命教授。早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)顧問。国文学研究資料館前館長。
近世・近代日本文学が専門で、とくに19世紀(江戸後期~明治前半)の漢文学と、それに繋がる文芸ジャンル、芸術、メディア、思想などに関心を寄せている。
2時間目:生活
「春の香りをさがしてみよう!」
多田 多恵子 先生(植物生態学者)
植物や虫などの「いきものたち」とその活動に目を向け、いきものたちが作り出す季節の香りの正体について考えます。
<プロフィール>
東京大学大学院博士課程修了、理学博士。
立教大学、東京農工大学、国際基督教大学などで教える傍ら、植物の繁殖戦略や虫や動物との関係の面白さを、本や観察会などで紹介。ラジオ番組では子どもたちの質問に答えている。
- 「香育」(こういく)とは
「香育」とは、子どもたちに向けた「香りの体験教育」です。植物の香りを体験することを通して、子どもたちの豊かな感性や柔軟な発想力を育むとともに、人と植物の関わり、自然環境の大切さを考える体験学習です。
AEAJでは、2001年より全国の小中高校生を対象に香育を行い、これまでに延べ約1,000校、56,000人を超える子どもたちが体験してきました。※2022年3月末時点
※「香育」はAEAJの登録商標です。
- 5月19日「香育」(こういく)の日の由来
新緑の季節である5月と「育(いく)」の語呂を合わせて、2012年に5月19日を「香育の日」と制定しました。
植物の香りを体験することを通して子どもたちの豊かな感性や柔軟な発想力が大きく育つように、という願いが込められています。香育の詳細やこれまでの実績はこちら
https://www.aromakankyo.or.jp/activity/kouiku/
コロナ過の今だからこそ、五感を磨くのは大事!!