きょう9月1日は防災の日です。災害への備えについて見聞きする機会も多くなる時期ですね。日頃の片付けが防災対策にもなるという整理術をご紹介します。
9月1日は防災の日、そして9月は防災月間。災害が多い日本では日々の備えがとても重要です。散らかっているお部屋ではスムーズに避難が出来ず、思わぬケガにつながることも。日々のお片付けをしておくことで、快適に過ごせるだけではなく、災害時には大切な家族の命を守ることに繋がります!
ハウスクリーニングでおなじみのダスキンが運営する、家事代行サービス「メリーメイド」が「防災の日」に合わせて、プロならではの「防災お片付け」をご紹介いたします。
■ あなたはいくつ出来ていますか?防災チェックシートで確認!

日頃の防災対策が大事なのはわかっているけど、自分はどこまで出来ているのか、わからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回、防災アドバイザー&防災士の岡部梨恵子氏にお話を聞き、「防災チェックシート」を作成いたしました。
■ 防災の重要性はわかったけれど、実際はどうすれば…? 家事のプロが直伝!「防災お片付け」のポイントをご紹介!
① モノの定位置を決めておきましょう
定位置はただ収納するだけではなく、動線や使用頻度・出し入れのしやすさなどを考えて決めます。
だれがどこで何を使っているかを考え、取りに行くまでの距離を短くできるようによく使う場所を定位置としましょう。
よく使う場所が最適な置き場所です。モノの定位置は家族全員で共有しておくことで、いざというときに全員が必要なものをそれぞれで探す手間が省けます。

▼防災アドバイザー 岡部氏のワンポイント
・大人が留守の時、子供だけで被災した時、懐中電灯や非常持出袋は取り出せるようにしておいてください。家族全員が入っている場所がわかり、素早く取り出せるところに置いておきましょう。
② 重いモノは下に、軽いモノは上にレイアウト!
使用頻度の高いモノは取り出しやすいところに、使用頻度の低いモノは奥の方にレイアウトします。
また、重いモノは下に、軽いモノは上にレイアウトします。
タンスや戸棚の中の整理整頓をすることで、モノが落ちた時の危険度を低くし、ケガのリスクを減らすことができます。

▼防災アドバイザー 岡部氏のワンポイント
・家具を倒れにくくする大原則は、「重いモノは必ず下に入れる」ということです。家具全体の重心を下にすれば、家具は倒れにくくなります!
③ キッチンまわりのお片付け
キッチンの収納で第一に考えたいのは、使いやすさです。必要なモノだけ厳選して揃えて、よく使うモノは手の届く範囲に、サッと取り出せるようにすることは使いやすさにつながります。使う手順を考えて調理作業に合わせた調理器具や食器棚などを配置することから始めます。

キッチンは使用頻度が高く、食器やお鍋・食品など多くのものがあります。日頃からお片付けをするようにしましょう。また、ガスコンロや包丁など、災害発生から2次的に被害が発生する可能性が高く、キッチンには多くの危険が潜んでいます。普段から引火の可能性があるものや包丁の置き場所にも注意をしましょう。
▼防災アドバイザー 岡部氏のワンポイント
・使ったあとの包丁をしまう、よく使う鍋やフライパンも出しっぱなしにしないで収納することで、地震時のケガのリスクを大きく減らせます。使った物は毎回しまうことを習慣化しましょう。
■ 家事代行サービス「メリーメイド」とは
ダスキンは1989年、アメリカでも有数のホームクリーニング会社メリーメイド社と提携、「お掃除おまかせサービス」をスタートさせました。家事に時間を割けない共働き夫婦や単身者の増加にいち早く目を向けると共に、ご契約中のお客様から「洗濯などの家事も代行して欲しい」「もっとフレキシブルに対応して欲しい」というお声をいただき、2000年から時間単位で様々な家事を請け負う「家事おてつだいサービス」を開始しました。
半年にわたるOJT制度や勉強会など「充実した研修体制」と、47都道府県全てにFC店舗を展開し、その数は773拠点(22年3月末時点)に及ぶ「地元密着型の手厚いケア」などによって多くのお客様が仕上がりに満足。確かな品質と豊富なメニューが高い評価を受けています。
ダスキン メリーメイド(https://www.duskin.jp/merrymaids/)