2023年5月号の読みどころ

手には心身の状態が如実に現れる。あるいは、手と腕には内臓から心の状態までを整えられる刺激ポイントがある ——— 長年にわたり蓄積された東洋医学の叡智から導かれた事実です。
いつでもどこでもサッと押したりもんだりするだけで、驚くほどの健康効果が得られる「手もみ」のすごさを、専門家による最新ガイダンスで実感してください！

手のひらは、脳や目、耳、骨、肝臓、腎臓など体のあちこちとつながっています。
手のひらには体の各器官と通じる約１万７千本もの末梢神経が走っています。そして、それぞれの末梢神経がある場所は、その器官の「反射区」となります。
ですから、手のひらの反射区の状態…例えば色やシワなど…を見れば、それぞれの器官の状態もわかります。
逆に、手のひらから末梢神経づたいに対応する臓器の刺激も可能です。
これを利用した健康法が、手のひらセラピストとして活動している斎藤瞳先生の勧める「手のひら7秒押し」です。
名称どおり、やり方の基本はとてもシンプル。手のひらの反射区を７秒間押してパッと放すだけです。
「それだけ？」と思ってしまいますが、効果はてきめん。斎藤瞳先生のYouTubeには「ヘモグロビンA1c（血糖状態を評価する指標）が正常化した」「血圧が降下した」「老眼鏡が不要になり飛蚊症も気にならなくなった」……といった声が続々と届いているのです。
なぜこれほどまでの効果があるのでしょう？　誌面では、「手のひら7秒押し」が効果を生むメカニズムと、確実に効果を出すための４つのコツ、さらには糖尿病、高血圧、老眼、頻尿を改善するための押すポイントを詳しく解説しています。

15年ほど前に、痛みを専門とするペインクリニックを開業した富永喜代先生。診察してきた症状は頭痛、肩こりから手や指の痛みまで多岐に渡りますが、なかでも深刻度が高いのは「ヘバーデン結節」なのだそうです。
「ヘバーデン結節は40代以降の女性に多い病気で、初期は親指以外の指の第１関節に握りづらさやこわばりを感じたり、第１関節にプクッとした小さなコブ（結節）やむくみが出たりします。
やがて、第１関節が腫れてジンジンした痛みやしびれを感じるようになり、さらに進行すると指が曲がって変形し、痛みもひどくなります。
こうなると腫れた関節に触れるだけでも激痛が走り、ペンが持てない、包丁を握れない、手にしたものを落とす、などが頻繁に起こるようになります。仕事や家事などの日常生活に支障が出てくるのです」（富永喜代先生）
ところが、このヘバーデン結節で整形外科を訪れても、一般に「老化現象」「治りません」と告げられて終わりのことが多いのだそう。
「せいぜい手指のテーピングや湿布、抗炎症作用の鎮痛剤が処方される程度でしょう。
そして、これらの鎮痛剤で痛みが治まることはありません。なぜならヘバーデン結節の痛みは、炎症で起こるわけではないから。炎症が起こっていないのに、抗炎症作用の鎮痛剤は効かないわけです。
こうして患者さんは”やっぱり治らないんだ……”と諦めてしまう。ヘバーデン結節は進行する病気ですから、放置したら悪化する一方です」（富永喜代先生）
こうした状況から、富永喜代先生のクリニックのヘバーデン結節外来には、オンライン診療も含め、全国から患者さんが来院しています。そして、先生が診た患者さんのほとんどが、ヘバーデン結節を回復させているのです。
この富永喜代先生が勧めるヘバーデン結節のセルフケアが「10秒神経マッサージ」。手指のマッサージなのでいつでもどこでもでき、お金もかかりません。
ドアの開閉ができないほどの痛みから解放された、指のこわばりが取れてグーができるようになった……涙を流して喜んだ人もいるという「10秒神経マッサージ」。ヘバーデン結節に悩むあなたは、今すぐ始めてください。

加藤貞樹先生は、鍼灸師として治療にあたるかたわら、「仁神術（じんしんじゅつ））」を海外で教える講師としても活動しています。
仁神術とは、手を使って全身のエネルギーを整える治療法で、約100年前、大正時代に日本で生まれました。現在では、全世界で1万3000人以上が仁神術をセルフケアや治療に活用しており、医療関係者にも注目されています。
仁神術の目的は、東洋医学で「気」と呼ばれるエネルギーの流れを整えることにより、病気や不調、体の痛みを解消するというものです。
加藤先生がこの仁神術の基礎の1つとして勧めているのが「指つかみ」です。
やり方はとても簡単で、自分が肉体面や精神面で抱えているトラブルに対応した手の指を、反対側の手の指でそっと包み込むようにつかむだけです。
5本の指には、それぞれ対応する感情や臓器があります。例えば、親指は「心配」という感情と密接につながっています。体の器官では「胃腸」や「ひ臓」とつながっていて、「消化」や「頭痛」とも深い関係があります。
つまり、こうした感情や臓器、症状に悩みがある人は、親指をつかむとよいのです。
もちろん、そのほかの4本の指にも、さまざまな感情や体の部位が、それぞれ結びついています。ぜひ、詳細を誌面でご覧ください。

整体の創始者といわれる野口晴哉氏が唱えた「野口整体」。その真髄は「心と体は１つ」という考え方です。 例えば悩みがあれば、その状態は体に現れ、痛みや不調へ発展していきます。そこで、自律神経を整え、心と体をリラックスさせるためのケアを行うと、笑顔が現れ、姿勢が変わり、痛みや不調の改善につながっていくのです。
この野口整体で人生が一変したという今井さえみ先生（整体サロン・リーラ院長）が勧めるのが「手もみ整体」です。
「手には、脳の状態が反映されます。　脳が疲れて頭が緊張している人は、手も硬くなっています。そうした人は『脳疲労』を起こしていることが多いもの。要するに、リラックスできていない、交感神経（活動時に働く神経）が優位な状態になっているのです」（今井さえみ先生）
そこで今井先生が勧めるセルフケアが2つあります。1つは「水かきつまみ」。手の水かきの部分をや割れ書くすると、脳疲労が取れて体の緊張が緩み、体の痛みを軽減したり、皮膚をきれいにする作用が期待できます。
もう1つは「手首振り」。整体では、「手首の狂いは骨盤の狂い」といわれれています。ここで言う「狂い」とは、ゆがみや機能の低下のこと。
手首を振って弾力をよくしておけば、腰や骨盤周りの弾力が出て、体全体の動きがよくなるほか、子宮や腸の動きもよくなり、婦人科系の悩みも軽減します。
これら「手もみ整体」の2つのメソッドをぜひチェックしてくださいね。

ハンドマッサージ手相占い師・看護師の佐藤曠嬉子先生は、かねて「お金の星」がハッキリと出ていることが2023年の特徴だと仰っていました。
実際、社会全体では経済が大きく動き、個人では運気の二極化が進んでいるという流れが感じられます。
そうした中で、佐藤曠嬉子先生がぜひ注目してほしいと語るのが「手相」です。というのも、手相には人のいいところ、悪いところ、過去、未来すべてを映し出すからです。
さらに、手相はもむことで「育てる」ことができます。手と脳はつながっていて、脳で考えていることは手相に現れ、手相が変われば脳が代わり、考え方や行動が変わります。その結果、今までは得られなかった幸運や強運を引き寄せることができるのです。
佐藤先生がこの原理に気づいてから10年以上をかけ、手相・気学・風水などさまざまな手法を交えて開発した「開運ハンドマッサージ」は、予約がいつもいっぱいになる人気です。
本項目では、この開運ハンドマッサージのうち、特に金運にかかわる手相のもみ方を重点的にご紹介します。手相のほかにも「丘」や「指」など、運気アップに欠かせないポイントについてもしっかり伝授！
手のケアで5月以降の運気をアップさせていきましょう！

皆さんは、「サヌカイト」という石をご存じでしょうか。名前の由来となった讃岐、つまり香川県では、叩くと高く澄んだ音がすることで、昔から「カンカン石」と親しまれてきました。
人間も国境もない約1300万年前に火山活動で生まれた石であり、縄文時代から弥生時代には、石器の材料としても使われ、遺跡からも数多く出土しています。
このサヌカイトは、楽器の素材としても活用されていますが、その音色は、石から出ているとは思えないほど澄んだ、美しい響きです。
打楽器奏者で、サヌカイト演奏の第一人者として知られる小松玲子先生は、サヌカイトの音についてこう語ります。
「単にきれいな音であるだけではなく、人の魂にじかに響くような不思議な力を持っていると、私は感じています。
例えば、障害のあるお子さんたちが通う特別支援学校で演奏したときには、私がサヌカイトの音を出した瞬間にシーンと静かになり、そこから聞き入る子、涙を流す子、演奏に合わせて声を出す子と、皆が思い思いに楽しんでいました。
目が見えないかたがたの前で演奏したときには、”私は光を見たことがないけれど、光ってこういうものなのかしら”とおっしゃったかたもいらっしゃいました」（小松玲子先生）
さらに、コンサートでは「ぐっすり眠れ、朝まで一度もトイレに起きなかった！」「目覚めもスッキリしていた」など、睡眠が深くなる効果を実感されたというかたが多いようです。
そんな小松玲子先生のサヌカイト演奏を新たに録り下ろしたのが今回の付録CD「サヌカイトの祈りCD」です。十数曲もの演奏から、厳選した4曲を収録。
1300年前の古代石の響きをぜひ体感してください。

サヌカイトの祈りCD　楽曲リスト
飛鳥～種～ ４：５２
生命～着地～ ４：２３
玲瓏～慈育～ ４：５７
祈り～飛翔～ ３：０８

収録時間　１７ 分２０ 秒
演奏：小松玲子　録音、調整、マスタリング：上田健一郎

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皆さんはセックスを楽しんでいますか？　夫や妻、パートナーに、今でも胸がときめきますか？
「とんでもない、そんなのとっくに卒業よ」「今さらセックスなんて、考えられないわ」「そもそも、心ときめく男性なんていないし」……そんなかたが多そうですね。 実際、日本の50代夫婦の70％以上が、セックスレスだと言われます。
2017年に自身の膣ケアの経緯を赤裸々につづった著書『ちつのトリセツ』（径書房）で一大センセーションを巻き起こした原田純さんも、かつてはセックスレス夫婦でした。
原田さんは長いセックスレス生活の果てに2度目の離婚をし、「もう二度と恋愛なんかしない、セックスもしない」と心に誓い、「男になんか期待せず、一人で楽しく生きていく！」と強く決心したといいます。
その後、編集者である原田さんは、安産のための膣・会陰ケアを指導されている、助産師のたつのゆり子さんを取材する機会を得ます。
その取材の中で、膣も老化すると知った原田さんは、思い切って自分の膣の状態を確かめてみたそうです。すると、ショッキングなことに萎縮してカチカチになっていたといいます。
それを知った原田さんは、なんとも言えない、激しい感情に襲われました。
「27年間セックスレスで生きてきて、このまま一生恋愛もせず、セックスもしないで終わってしまうのは、あまりに寂しく、悲しい。
そんなのは嫌だ。
もう一度、男の人にときめきたい、恋をしたい、そして気持ちのいいセックスをしたい。そんな思いが湧き上がってきたのです」（原田純さん）
こうして、原田さんは膣のケアに精を出すようになります。
その結果、原田さんは、人生が大きく変わる経験…最高のセックス体験をすることになるのです。
詳しくは誌面で！

小学校の頃から龍神の存在を意識していたというスピリチュアルカウンセラーの中村咲太先生。
龍神を目にしたことよりも、自分の中の「内なる龍神」が感じられるようになったことがスピリチュアルカウンセラーとしての自分の軸がしっかりと定まる1つのきっかけになったそうです。
そんな中村先生は、「風の時代」を生きる私たちに、ぜひ知っていただきたいことがあるといいます。
「龍神さんたちは、2019年頃から2021年の冬至にかけて波動を上げ、目を覚まして生きていこうという意識と共鳴し、地球上に強力な上昇の磁場を創り上げてきました。
地球と人類全体が、新たな成長・発展の段階に入ったのです。
この流れに合致した人は、龍神さんのサポートを得て、まるでエレベーターに乗っているように、ぐんぐん上昇していきます」（中村咲太先生）
そんな流れのなかで、龍神と共鳴してサポートを受けるための考え方、生き方とは？
中村先生の「龍神からのメッセージ」をぜひ受け取ってください。龍神と深くつながるためのお勧めワークも満載です！

若く見える人と老けて見える人。この両者を分けるカギはなんでしょうか？
実は老化物質といわれる「AGE」が深く関わっていることがわかっています。
「簡単に言うと、AGEが体内に大量に蓄積している人は年齢より老けて見え、病気にもなりやすく、AGEの蓄積量が少ない人は若々しく、健康であるということです」。
こう語るのは、AGE研究の第一人者である山岸昌一先生（昭和大学医学部内科学講座糖尿病・代謝・内分泌内科学部門主任教授）です。
このAGEなる物質、そもそも何なのでしょうか？
「AGEとは、糖がこびりついて機能が劣化したたんぱく質のことです。私たちの皮膚や血管、内蔵、骨などの組織はたんぱく質を中心に作られています。
そこに血液中に余った糖がベタベタとくっつき、糖化してAGEが形成されます。
AGEは体内で生成されるだけではなく、食べ物にも含まれています。
唐揚げやホットケーキをはじめ、褐色や黄金色のついた食べ物。あるいはハンバーガーなどのファストフードやインスタント食品、スナック菓子などにも多くのAGEが含まれていますから、食べ過ぎると蓄積されます。
そして糖尿病をはじめとする病気や、肌のたるみなど老化現象の原因となるのです」（山岸昌一先生）
このやっかいなAGE、一度体内にたまると排除がとても難しいそうなのですが、山岸先生によると、とても有効な対策があるといいます。
それは……
「ブロッコリーとダイコンおろしを合わせて食べること」！
なぜこの2つの食材が有効なのかという解説、そして、ブロッコリーとダイコンおろしを飽きずにおいしく食べられる極上レシピの数々は、誌面でどうぞ！

いま多くの人が、運動不足に陥っています。巣ごもりによる運動不足と溜まりに溜った精神的ストレス、これらを気功によって同時に解消することが可能です。
また続けていくうちに、心身に対する健康効果が次第に現われてきます。
そして、さらにその先へ。練功（気功の練習）を通して自分自身を高め、平安で喜びにあふれた真の自己を取り戻すことが可能になります。
本項では、この気功の基本を見ていきます。あなたは今、気功がもたらす豊かで可能性に満ちた、未知なる世界の入り口に立っているのです。（気功家・中健次郎）

金運というとお金に関する運と思う人は多いと思いますが、実は、金運はすべての運を司

周囲の人から親しみ愛され、大切にされる人気運も、自分を応援してくれる人の輪を広げる対人運も、事業で成功する仕事運も、自分の夢を叶える強運も、お金の心配なく幸せな老後を送る晩年運も、すべて金運なくしてはかないませんし、それぞれの運がなければ、金運も花開きません。
金運は、眉で決まります。眉を変えれば、金運に恵まれる顔が生まれ、自分で育てたり、つくっていったりすることができます。
ここでは、新刊本『お金ザクザク顔になる！ 金運は眉』のエッセンスをお届けします。ぜひご確認いただき、金運を爆上げ！　億単位のお金を稼ぐ「億女」「億り人」の仲間入りを果たしませんか？（日本開運学協会理事長・開運顔相鑑定師・木村れい子）