龍を呑みこんでから奇跡が起こった!
私は40年間以上、カメラマンとして、鉄道や風景、ポートレートなどを中心に撮影しています。しかし、7年前のある日、「駐車場に変なものがいるから、撮影してくれないか」という知人の依頼を受けてから、私のカメラマン人生は一変しました。
駐車場にカメラを担いでいくと、小さな水たまりの一カ所が、生き物のように動いていました。ブクブクと泡を立てたり、クルクル回転したりしています。「小さな龍のような何かがいる」と思った私は、地面に這って夢中で撮影しました。すると突然、水たまりからポンッとその何かが飛び出し、私の口に入ったのです。「あっ」と思ったときには、すでにのどを通過していました。
それ以来、私は美しい自然に、龍や鳳凰などの伝説の世界に存在する生き物や、神様や精霊のパワーが写り込んだスピリチュアルフォトが撮れるようになったのです。
この写真を人に見せたり、写真展を開いたりすると、「美しい」「不思議」「縁起がいい」とたいへん好評でした。さらに、信じられない感想もいただくようになったのです。「宝くじで500万円当たった」「パチンコで800万円貯まった」「子どもが難関校に合格した」「条件のいい仕事に就けた」などなど。
最初は偶然だと思ったのですが、それにしては続きます。私の写真には、不思議なパワーが宿っているのかもしれません。
富岳金龍
感謝の手紙に励まされた
2020年は、新型コロナウイルス禍や九州への集中豪雨による甚大な被害など、未曾有の出来事が重なった年でした。
この経験のない出来事に、だれもが戸惑い、気持ちもふさぎがちになったのではないでしょうか。私もそうでした。
そんなときに励ましとなったのは、私の写真を見てくださった人々から寄せられたお手紙です。
「秋元先生の写真を飾ってから、収入が激増しました!」「高額の宝くじが当たりました!」「持病の高血圧が解消しました」
さまざまな声が届きますが、それらが、ほんとうに私の写真の効果なのか、私自身にはわかりません。しかし、多くの人になんらかのきっかけを与え、人生によい影響をもたらした事実は、私にとって何事にも代えられない喜びなのです。
そうした人々の期待に応えるべく、早く撮影旅行に出かけたい。
6月半ばに、私の住む愛知県では、県外への移動の自粛が解除されました。私は、早速、撮影道具を車に詰め込み、マスクを着けて旅に出かけました。
富士山から湧き出た龍
「冨嶽金龍」は、例年になく長い梅雨の最中に撮影しました。富士山の撮影地に到着後、しばらく待っていると、富士山の左側に不思議な形をした大きな雲が現れました。
時間とともに雲は変化し、気がつくと龍のような形状になっていたのです。まるで、富士山から湧き出た龍のように見えます。