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【ゼラチン紅茶】大学教授が太鼓判! シワが減り肌の弾力が回復すると実験で判明

2020/12/22

コラーゲンを産む細胞をケアするのが大事

 私たちの身の周りには肌の健康に関係するサプリメントなどの商品がたくさんあります。それらの商品に使われる原料で最も多いのが、コラーゲンペプチド(以下、ペプチド)です。

 人間は、コラーゲンをそのまま摂取しても消化できません。しかしコラーゲンを加熱すると、構造が壊れてゼラチンになり、簡単に消化できるようになります。

 さらに、ゼラチンを酵素で細かく分解するとペプチドになります。ペプチドは分子量が小さいので水によく溶け、体への吸収性も高くなります。一般的にサプリメントとして市販されている「コラーゲン」の多くはペプチドです。

 実際、ペプチドによる肌の状態の改善は体感性が高く、市場は年々拡大してきました。

 コラーゲンはたんぱく質の1種で、細胞と細胞の間に存在します。体内にあるコラーゲンの多くは皮膚に存在し、肌の機能を保つために重要な働きをしています。肌のハリや弾力を守るのも、コラーゲンの働きです。

 そして、この皮膚のコラーゲンを生成する役割を担っているのが「線維芽細胞」です。コラーゲンをただ生成するだけでなく、作り出したコラーゲンと自らを接着して引っ張り合うことで、肌にハリと弾力を生み出します。また線維芽細胞は、傷の修復にも関与しています。

 しかし線維芽細胞は、通常は体内でほとんど増殖せず、加齢とともに機能は衰え、数も減少します。その結果、皮膚のコラーゲンは減少し、肌は弾力を失い、シワやたるみができるのです。年齢とともに、傷の回復が遅くなるのもこのためです。

 つまり、健康な肌を維持するためには、線維芽細胞の量と働きを保つことが重要なのです。

ダメージ肌にお勧め!吸収しやすく安価な「ゼラチン」

食べたコラーゲンが血液中に残っていた

 ただ従来の栄養学では、ゼラチンやペプチドを口から食べても、小腸でアミノ酸に分解されてから体内に吸収されるので、肌に対して特別な効果はないとされていました。 

 しかし我々の実験では、ペプチドを食べると、3時間が経過しても、かなりの量が血中に存在し続けていることを見出しました。血中に主に存在したのは、プロリルヒドロキシプロリンという成分でした。

 そして線維芽細胞にプロリルヒドロキシプロリンを加えると、加えた量に比例して線維芽細胞が増殖することもわかりました。つまりペプチドを食べると、プロリルヒドロキシプロリンが体内に増加し、通常はあまり増えないはずの線維芽細胞が増殖、活性化するということです。

 ただペプチドと線維芽細胞の関係には未知の部分も多く、今後、さらに研究を進める必要があります。

 ペプチドを飲んだ場合の肌への効果に関しては、こんな実験結果があります。1日2・5~5gのペプチドを4週間摂取した50歳以上の被験者は、肌の弾力が20%以上アップしました。1日5gを4週間摂取した場合は、45~65歳の被験者で、肌のシワ容積の減少が確認できました。また、その被験者らの肌の組織を調べてみると、肌でのコラーゲンやエラスチン(皮膚を構成する成分の一種で、コラーゲン同士を結びつける働きを担う)の合成が促進されていることも明らかになりました(※)。

 ペプチドを食べると、血流が改善することも確認されています。血流が促されれば、肌状態の改善も期待できるでしょう。

実験により、ゼラチンと最も相性がいい飲み物は紅茶と判明!5gのゼラチンを溶かした紅茶を1日2杯飲む。4週間ほど続けるのがお勧め

肌ダメージが大きい人ほど試す価値あり

 先日、私の出演したテレビ番組の企画で、6人の女性が1日5gのペプチドを4週間摂取したところ、3名のかたのシワの減少が確認されました。他の3名はまだ若く、肌ダメージが少なかったために、効果を実感できなかったようでした。

 見方を変えると、けが、加齢、日焼け、冬の乾燥などで肌ダメージが大きい人ほど、肌の回復効果を実感しやすいということ。試す価値があるということです。

 1日の摂取量の目安は、血中への吸収性から考えてペプチドなら5g、ゼラチンの場合はその2倍の10g程度と考えられます。

 飲み物に混ぜて体内での働きを調べた試験では、紅茶が最もよく、次いでコーヒーでした。牛乳と緑茶では、よい結果は得られませんでした。

 肌ダメージが気になるかたは、ゼラチンやペプチドを食べる習慣を取り入れるとよいでしょう。