
※本記事は『ゆほびかGOLD』2020年10月号の掲載記事を再編集したものです。
ウィズコロナ時代を幸せに生きる意識と思考
ストレスフルな状態が続くと、どうしても視野が狭くなり、偏った考え方をしやすくなり、ネガティブな考えに陥りがちです。
ウィズコロナの時代を心安らかに、幸せに生きるためには、1日の中で、ほんの一瞬でもいいので、頭を空っぽにして、意識や思考を「真ん中」に置き、自分の状態も世間の状態も俯瞰して見るクセづけをすることが大事です。
「こんなときだから、ポジティブシンキングで乗り切ろう!」と思っても、かなり無理があるはずです。
一瞬は効果があるかもしれませんが、それで自分の中にあるネガティブな感情を消し去ることは、難しいでしょう。
ですから、無理にポジティブになろうとするのでなく、真ん中を心がけるのです。
真ん中に意識や思考を持ってくると、ネガティブもポジティブも、どちらも偏っていることがわかるようになります。
すると、周囲の偏った意見に流されずに、「ああ、こんなこともあるよね」と受け入れることができ、憤りや不安に煽られなくなります。
ネガティブでもポジティブでもなく、真ん中で受け止めた上で、自分の感覚で、周りの意見や考えを採用するかどうかを選択できるようになるのです。
この真ん中にいることこそ、私は「統合」することだと考えています。
よいも悪いもなく、真ん中に統合された状態でいること。
これが、ウィズコロナの時代、自分らしい幸せを選択できる方法なのだと思うのです。
真ん中にいれば直感も冴えてくる

世の中には、いろんなスタンスの人がいて、それぞれが個別の意見や考えを持っています。
ただし最近では、コロナの影響なのか、そのバランスが崩れてきているように感じます。皆に言い分があり、皆自分が「正しい」と思っています。でも、正しさ同士でぶつかり合うと、単なる争いになってしまうだけ。
この争いに巻き込まれないためにも、自分はちゃんと真ん中にいて、自分の中の心地よさで物事を選択するクセづけをすることが大事なのです。
例えば、テレビなどに出演している著名人の偏った論調に対しても、真ん中の意識を持っていれば、画面から出ているエネルギーや波動を感じ取れるので、「言っていることは、正しいのかもしれないが、なんだか心地よくない」と、感覚で判断できるようになります。
さらに、自分が見ているものはすべて、自分が選んで見ていることもわかるようになります。
つまり、波長導通の法則(※)で、なんらかの波長が自分と合っているために、その出来事が自分の目の前に引き寄せられて、現れていることに気づくようになります。
※同じ周波数同士が引かれ合う法則
例えば、ネガティブ要素をよく目にするようであれば、自分の内面がネガティブに偏っていて、ネガティブな現象を引き寄せているのだということもわかります。
すると、外側をどうにかしようとするのでなく、まずは自分の内面を整えるべきだと、気づくこともできるのです。
(次回に続きます)