●本記事は月刊『ゆほびか』(2019年刊)の掲載記事を再編集したものです。
いつもワクワクしているとひらめきは勝手にやってくるんだ
「自分の直観を信じられない」という人がいます。でも、一人さんの場合、自然とそういう行動をやっているんですよ。それで、話をするときも、無意識にしゃべっているんですよね。
「天とつながっている」とか、そういう意識すらありません。だから、「たいへんなことをしている」とか、「すごく助けられて」とか、褒めてくれるんですけど、そのことをしているつもりもないんですよ。
一人さんは、ふだん、ワクワクしてる、楽しくしてるんです。めったに直観を使うことはないから、99%はワクワクしています。そうすると、残りの1%のこと、神的なことは、向こうがやってくれるんじゃないのかな? 99%は楽しいこと、考えてるよね。
そうしていると、勝手に「やること」がいいほうに行っちゃうんです。だから、何かをグーッと考えていることがありません。ひらめきが向こうから勝手に来る感じ。直観ということすら考えてないの。
直観を信じるとか、信じないとかいう問題じゃないんです。
朝が来たら、自然と目が覚めるような感覚です。夜になったら暗くなって、朝になると明るくなるのと同じくらい、あたりまえの感覚なんですよ。
当たるために出たアイディアだから当たるに決まってるの
「そろそろ新製品、何か考えようかなあ」と思うと、勝手に出てきちゃう。パッとひらめいたものが、「いい」とか「悪い」とかの話じゃないんです。当たるに決まってるの。なぜかというと、当たるために出たアイディアだから。だから、当たりか、大当たりかしかないの。
それで、なんか違うときには、「何か違うな」っていう気がするから、やめたくなるだけです。
春になると暖かくなって、夏になると暑くなるように。暗くなって寝るときは、ただ寝るじゃない? それで、必ず明日が来るでしょう? それと同じ、あたりまえのことなんです。