本記事は『ゆほびかGOLD』vol.30(2016年刊)の記事を再編集したものです。
斎藤一人さんは、全国累積納税額日本一の当代一の実業家として知られています。
今回は、編集部にたくさん寄せられた斎藤一人さんへの質問に、ズバリ回答していただきました。
神さま好きの一人さんならではの神さまとの上手なつきあい方を通して、
「神さまを味方につけるコツ」も見えてきます。
楽しく読めて、心がすずやかになる「お金と幸せ」の人生問答をどうぞお楽しみください。
皆さん、こんにちは。
〝一人さん〟こと、斎藤一人と申します。
今回は「幸せとお金の神さま」というテーマでご質問をいただきまして、皆さんほんとうにありがとうございます。
これから、ご質問にお答えしていくわけですけれど、その前に1つ、頭の中に入れておいてもらったらありがたいな、と思うことがあります。
私は「神さまはいる」と思っています。神さまが大好きで信じている人間です。「不思議だな」と思う人がいるかもしれません。だからと言って、皆さんに「信じなさい」と言うつもりはありません。
私は他人に強要されるのも、他人に強要するのも、苦手です。
私がこの記事で話したことはすべて、皆さんからのご質問に対して、
「一人さんはこんなことを考えて、こんなふうに生きている人間ですよ」と言っているだけなんです。
でも、読者の皆さんがさらに豊かになって幸せになりますように、私なりに一生懸命お答えしていきます。
そうやって私が話したことの中に、もし、皆さん1人ひとりの心に響く何かがあったら、ものすごく光栄です。
【質問⑬】聖書を読むことで得られる気づきとは
最近、一人さんのお話をお聞きする機会がありました。そのお話の中で、一人さんは最近、「聖書を読んでいる」とおっしゃっていました。
なぜ、聖書を読んでおられるのか、どのように読んでいるのか、聖書から得られる偉大な知恵とは何か、もしよろしければ、それらの疑問について、一人さんにご教示いただければ幸いです。(読者)
【回答⑬】私はただ本を読むことが好きなんです
これはね、私が「活字中毒じゃないですか」と言われるぐらい、本を読むのが好きなことがあるんです。
それから、あるとき、ふと疑問が湧いたんです。それは、「何千年も前から聖書があるけど、みんななんで読んでるのかな?」って。
別にたいした理由はないんです。読書家が本を読むのは、テレビ好きの人が思わず、ぱっとテレビつけちゃうのと同じで、ふわぁっと本を開いちゃう。そんな大仰なわけは何もないです。
だから、聖書を読みたければ読むといいですよ。すばらしい気づきを、あなたは見つけるかもしれない。逆に、見つからないかもしれない。それは、あなたにしかわかりません。
私はただ本を読むことが好きなんです。それだけなんです。
その⑭に続きます