本記事は『ゆほびかGOLD』vol.30(2016年刊)の記事を再編集したものです。
斎藤一人さんは、全国累積納税額日本一の当代一の実業家として知られています。
今回は、編集部にたくさん寄せられた斎藤一人さんへの質問に、ズバリ回答していただきました。
神さま好きの一人さんならではの神さまとの上手なつきあい方を通して、
「神さまを味方につけるコツ」も見えてきます。
楽しく読めて、心がすずやかになる「お金と幸せ」の人生問答をどうぞお楽しみください。
皆さん、こんにちは。
〝一人さん〟こと、斎藤一人と申します。
今回は「幸せとお金の神さま」というテーマでご質問をいただきまして、皆さんほんとうにありがとうございます。
これから、ご質問にお答えしていくわけですけれど、その前に1つ、頭の中に入れておいてもらったらありがたいな、と思うことがあります。
私は「神さまはいる」と思っています。神さまが大好きで信じている人間です。「不思議だな」と思う人がいるかもしれません。だからと言って、皆さんに「信じなさい」と言うつもりはありません。
私は他人に強要されるのも、他人に強要するのも、苦手です。
私がこの記事で話したことはすべて、皆さんからのご質問に対して、
「一人さんはこんなことを考えて、こんなふうに生きている人間ですよ」と言っているだけなんです。
でも、読者の皆さんがさらに豊かになって幸せになりますように、私なりに一生懸命お答えしていきます。
そうやって私が話したことの中に、もし、皆さん1人ひとりの心に響く何かがあったら、ものすごく光栄です。
【質問⑭】礼儀正しくすることの効果について
先日、たまたま一人さんのお話を聞く機会に恵まれ、たいへん感激いたしました。その中で、一人さんは、「礼儀正しくすると健康にいい。病気がよくなることも多い」とおっしゃっているのを聞いて、感銘を受けました。よろしければ、神さまや社会や自分に対して、礼儀正しくする、一人さん流の知恵をお教えいただけましたら幸いです。(読者)
【回答⑭】いつも笑顔でいる人にいいことがあるんです
「礼儀正しくする」というのは、人に会ったときに笑顔でいたり、ほほえみを持ってたり、そういうことを言うんです。
例えば、具合が少しぐらい悪くたって、ニコニコ笑って歩くとか、元気はつらつとした人の演技をしていると、その演技につられて体はそのようになってくるんです。
要するに、いつも笑顔でいる人にいいことがあるんです。
愚痴や泣き言を言いたいとき、言いたいだけ言うこともできます。でも、人と会ったら幸せそうな顔をする〝人間としてのマナー〟みたいものがあるんです。そういうマナーを守っていると神さまが味方してくれるんです。
その⑮に続きます