【斎藤一人】人生の壁を破る言葉～難題を打ち破り道を切り開く言霊の力

斎藤一人さんは、全国累計納税額日本一の
実業家として知られています。
1993年から、納税額12年間連続ベスト10入りという
日本新記録を打ち立て、
累計納税額も、発表を終えた2004年までで、
前人未到の合計173億円を達成しています。
また、斎藤一人さんは、著作家としても、心の楽しさと、
経済的豊かさを両立させるための著書を、
何冊も出版されています。
今回は、誰もが遭遇する人生の壁にぶつかったとき、
その壁を打ち破って道を切り開くための
お言葉を教えていただきました。どうぞお楽しみください。

Index

人間関係・仕事・お金など人生の壁や難題を打ち破り道を切り開く言霊の力の教え

人生の壁を破り、道を開く言葉①「天に豊作を祈り手は田を耕す…」

人生の壁を破り、道を開く言葉②「魅力があればすべてうまくいくから不思議」

人生の壁を破り、道を開く言葉③「笑顔で仕事をしているとどこに勉強に行くより…」

人生の壁を破り、道を開く言葉④「足もとを見て歩くと道のすみに咲く花に…」

人生の壁を破り、道を開く言葉⑤「みんな元気ですか身体の具合の悪いとき…」

人生の壁を破り、道を開く言葉⑥「涙が流れる日もあるけど次の日はなぜかいい日だ」

人生の壁を破り、道を開く言葉⑦「今神の愛により全ての事がうまくいっています」

人間関係の壁を破る言葉①「人の心に灯をともすと自分の心に灯がともる…」

人間関係の壁を破る言葉②「人は愛する人のためならガンバレル」

人間関係の壁を破る言葉③「思いやりのある言葉っていいよな今日は少し話せた…」

人間関係の壁を破る言葉④「あなたにとって今が修行の時です笑顔でのりこえましょう」

人間関係の壁を破る言葉⑤「やってやれないことはないやらずにできるわけはない」

人間関係の壁を破る言葉⑥「いい考えは明るさから生まれる」

仕事の悩みを破る言葉①「やりたい事は今やらないといつまでも出来ませんよ」

仕事の悩みを破る言葉②「よく考えて行なえば成功まちがいないですよ安心安心」

人生の難題を乗り越え成功に近づく言霊の見つけ方・活用法

言霊っていう言い方があるとおり言葉にはすごい力があるんです

はい、ありがとうございます。今日は、言葉の持つ力のすばらしさについて、お話ししていきます。

ちょっと変わった考え方ですから、信じなくてもいいですよ。でも、ほんとうのことですからね。

言霊っていう言い方があるとおり、言葉にはすごい力があるんです。
だから、言葉の使い方しだいで、幸せな人生になるんだよね。

私は、人生の修行の１つとして、「言葉を磨いてくださいね」って言っています。

言葉を磨くっていうのは、どういうことか。簡単に言うと、言ってる自分も気持ちよくて、聞いている人も気持ちいい言葉を使ったほうがいいよ、っていうことなんです。

平たく言うと、この人って「お姉さんかな、おばさんかな」って思ったときは、「お姉さん」って言ってあげたほうがいいよ、っていうことなんです（笑）。

それで相手も自分も気持ちがいいからね。

こう言うとなかには、「ほんとうのこと言ってなにが悪い」とかって言う人がいるけど、ほんとうのことを言って、相手の気分が悪くなるなら、言わないほうがいいですよ。

そういうときはほかの言い方を考えるの。

よく、「言い方の上手な人は生き方の上手な人だ」って言うんです。それと同じように、言い方をよく考えないと、角が立つからね。だから気をつけたほうがいいですよ。

人生を豊かにする言葉の使い方って自分の言葉に愛情があるかどうかなんです

言葉を磨いていい言い方をしていると、人生がだんだん豊かになってくるんです。

人生を豊かにする言葉の使い方って、簡単に言うと、自分の言ってる言葉に愛情があるかどうかなんです。

この前、こんなことがあったんです。

ある女性が太っちゃって、「少しやせたほうがいいよ」って、ほんとうにそう思ったから言った人がいたんです。

だけど、「そんなこと百も承知なんです」って、その女性が言うんです。誰だってやせたいんです。

だから、余計なことは言わないほうがいいよ。別の話題にしたほうがいい。
「やせたほうがいいよ」って言われたからって、「はい、そうですか」ってやせられるんだったら、太っている人はいないからね。

世の中には、親切でも言っちゃいけないことがあるっていうことを覚えておいてください。

愛情があって、自分が気持ちよくて相手に気持ちいい言葉を話していたらね、自然と人生はうまくいくよ。そういう人って、たいてい頭がいいですからね。

自分の宝物は自分の力で探すから楽しいんです　

この記事では、十いくつかの言葉を紹介していきます。これらの言葉は、私が気に入って使っている言葉なんです。

「この言葉は一人さんが考えたんですか」って聞かれることもあるんだけど、ほとんどの言葉が、私の考えた言葉ではないんです。「言葉としてある」ということは、歴史上で誰かが使ってたんです。

「自分で考えた」と思っている言葉ですら、昔、本で読んだのが頭にずっと残っているのかもわからない。小学校で読んだのや、テレビで聞いたのが、忘れてないで残っていたのかもわからない。

だから、言葉として成立している以上、私が考えた言葉っていうのはないんだよね。造語じゃないんだから。歌とか詩とか長いやつは別ですよ。だけど言葉には、一人さんの考えた言葉とか、伊藤さんの考えた言葉とかおそらくないの。もっと昔から、みんなが使ってるんだよね。だから、私が気に入って使っている言葉だっていうことです。

でも、この中から自分の好きな言葉を選ばなくていいですからね。もっと広く、いろいろなところから探すといいですよ。

私のから探しちゃダメとは言わないけど（笑）。なにも私につきあうことないですからね。

ここで言葉の力のすばらしさについて、話しているわけだけど、みんながどれを気に入るかっていうのは、私にはわからないの。

世の中、すごくいいことを言ってる人がたくさんいますからね。だから、ほんとうにすばらしい言葉があふれるほどあるんです。その中から自分の好きな言葉を探すんです。すばらしい言葉を探すっていうのも楽しいですからね。

ただ、気をつけなくちゃいけないのは、すばらしい言葉以外に、嫌な言葉とか、人を傷つける言葉っていうのも山ほどあるっていうこと。せっかくこれを読んで言葉の力のすばらしさを勉強したんだから、あなたはそっちの嫌な言葉のほうに行かないようにしてくださいね。

すてきな言葉を選んで、「この言葉が自分の座右の銘です」みたいのが、見つけられるといいんです。

でも、「その言葉は私にとってどれでしょう」って、人に聞いちゃダメですよ。自分で探してくださいね。

自分の宝物は人に与えられるものじゃないよ。自分の力で探すから楽しいんですよ。

もしここで紹介する言葉の中で、あなたの人生の宝物になるような言葉があったら、私も最高です。

どうもありがとうございます。

（人生の壁を破る言葉①へ続きます）