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【吉良久美子】自動的に金運が上がる「豊穣マインド」とは

あなたが「豊穣マインド・貧乏マインド」の
どちらを持つかが金運に直結する

「豊かさ」=「お金」ではない!

「豊かな人生を送りたい!」と誰もが願いますよね。そこで、金運をアップさせるお話の前に、まず、あなたの考える「豊かさ」をイメージしてください。

おそらく、ゆったりとリラックスしたなかで、大切な人に囲まれて、自分も周りも笑顔で楽しそうに笑って過ごしている、そんなイメージが浮かぶのではないでしょうか?

自分と他人を笑顔にする――ここにお金は1円も介在していません。

つまり、豊かさとお金はイコールではない、ということがわかるでしょう。

多くの人は、お金があると豊かで、お金がないと貧しいと思っていますが、実は、自分の在り方、つまり、自分がこの世界をどうとらえているのか、といった自分のマインドが、金運にも直結しています。

そのマインドとは、大きく分けて二つ。

一つは「豊穣マインド」、もう一つは「貧乏マインド」。

豊穣マインドとは、「常にある」という思考です。お金がある・ないにかかわらず、自分には豊かさが「ある」とわかっているので、より楽しむために、幸せを感じるためにお金を使うことができます。

豊穣マインドの人が最優先する価値は、人と自分の笑顔。

周りと自分を笑顔にするために今あるお金をどのように使おうか、というマインドなので、豊かさのエネルギーは増え続けます。

すると、自分にも豊かなエネルギーが返ってくるので、贈り物をいただいたり、ご縁をつなげていただいたりといったプラスの循環が起き、どんどん恵まれる環境になっていくのです。

「得したい」気持ちの強い貧乏マインド

一方、貧乏マインドとは、「自分にはない」という思考。不足感が根底にあるので、これ以上減らさないように、損しないようにということにとらわれています。

少しでも得したいので「値下げ」「無料」という言葉に弱く、詐欺に遭いやすいのも特徴。

貧乏マインドの人が最優先する価値は、お金です。

「自分さえよければ」という考えが強く、人と自分の笑顔を犠牲にしてでも、奪われないように所有しようとするので、人がどんどん離れていきます。結果、失う、奪われる感覚に陥るようなマイナスの状況が現実となってしまいます。

10円でも安いキャベツを求めて走り回りクタクタになる貧乏マインドと、ゆったり過ごして家族が笑顔になれる豊穣マインド

金運アップには人と自分の笑顔のためにお金を使う

ここで、「金運」がこの二つのマインドとどう関わるかを見ていきましょう。

まず、金運という言葉は、「お金を運ぶ」と書きますね。つまり、お金は自分以外の誰かから運ばれてくるということ。自分が笑顔になることで、それに共鳴した人からお金が運ばれてきたり、他人を笑顔にすることで、自分自身にお金が返ってきたりするのです。

ということは、豊穣マインドで、人と自分を幸せにするお金の使い方をしていれば、金運は絶対に上がるということです。

反対に、金運が悪い人は、お金が自分から出ていかないように閉じ込めようとするので、自分や他人を幸せにするためにお金を使いません。

お金が運ばれないので、金運も当然、停滞してしまいます。

お金は循環させてこそ、初めて金運アップとなるわけですから、金運が悪いと思うのならば、人や自分を笑顔にするためにお金を使ってみてください。

ちなみに、貧乏マインドでもお金持ちの人はいます。お金は3次元的な力業で動く部分と、エネルギー的に動く部分の二つの側面を持っているからです。

たとえば、従業員を酷使しながら自分の資産ばかり増やすといった力業でお金を得ることもできます。

しかし、そうして手にしたお金は貧乏マインドで得たものなので、貧しいエネルギーが自分に返ってくるだけ。決して心が豊かになることはありません。

反対に、お金がわずかしかなくても豊穣マインドがあれば、今あるお金に対して豊かさを感じ、豊かなエネルギーを享受する日々を送ることができるのです。

そう考えると、お金があるから豊かではなく、自分が満たされ、関わる人たちを喜ばせながらエネルギーを循環させていくことが、本当の豊かさだとわかるでしょう。

豊穣マインドを持つか、貧乏マインドを持つかで、人生の質は全く変わってくるのです。

この記事は『ゆほびか』2023年1月号に掲載されています。
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