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【自分中心心理学】①自分の気持ちを大事にする「自分中心の生き方」で悩み・不安が消え人間関係もよくなる

2020/04/07

あなたの真の願い、心の声を聞いていますか?

 なにか言うと否定的な返事しかしない夫、終始高圧的な態度の上司、なかなか言うことをきかない子どもなど、周りとの関係で悩んでいませんか?

 実は、このような悩みを持つ人は、「他者中心」に生きています。他者中心とは、相手の言動ばかり気にしてしまうこと。言い換えると、他者に変わることを求めているわけですが、相手はなかなか変わらないもの。そのため、常に不満を抱きながら、実はとても傷ついています。

 そこで、私がいつも皆さんに提案しているのが「自分中心」の発想です。自分中心とは、相手に変わることを求めるのではなく、自分を守るために、自分を育てるために、自分の気持ちや感情を優先すること。

 例えば、友だちから飲み会に誘われたとき、他者中心だと、ほんとうは家でゆっくりしていたくても、「相手に嫌われたくない」という思いから、無理をして誘いに乗ってしまいます。その結果、心が疲れて、人間関係がさらにおっくうになるのです。

 しかし「自分中心」でいると、常に自分の感情に焦点が当たっているので、「今日は家でゆっくり過ごしたいんだ」などと、気持ちよく断れます。心の声である「ゆっくり過ごしたいから行かない」という真の願いを聞いてあげられるようになるのです。

「自分中心」は、決して「自己チュー(自己中心)」とは違います。自己チューの人は、「なんかつまらなそう。私、行かない」「興味ないし」などと、相手の話をバッサリ、刀で斬るような返答をするでしょう。

 でも実は「自己チュー」もまた、他者中心の1つの形なのです。相手を警戒して恐れ、「バカにされたくない」「弱みにつけこまれたくない」という思いから、相手に傷つけられる前に、強い拒否で自分をガードしているのです。

小さな感情に気づきいっしょに喜んであげる

「自分中心」では自分を丁寧に扱うことが大前提です。そのための3原則として、

「私は私を愛する」

「私は私の意志を持つ」

「私は私の責任を果たす」

という言葉があります。

「私は私を愛する」とは、自分の感覚や感情を信じて、それに沿って行動すること。自分の気持ちや感情を抑えて生きていると、感じることに鈍感になっていきます。

 紅茶が飲みたくて飲んだときは「おいしい!」、眠くなって昼寝をしたときは「気持ちよかった!」と自分の小さな感情に気づいて喜んであげましょう。それが、自分を愛することなのです。

 自分の感情を意識し、たいせつにしていると、「~をしたい」「~をしたくない」という意志が生まれます。「あの人に悪いからAにしよう」などと、周りを気にしていると適切な判断ができません。

 でも、自分を愛し、自分の感情や気持ちを優先すると、「私はAにしたい」と、意志に基づいて選択できるようになります。

 意志を持つと、自分の決めた範囲で責任が取れるようになります。

 今まで、「親の期待に応えなければ」「相手に悪いから、やり遂げなければ」という過剰な責任を負っていた人も、「親が期待するのは、親の勝手」「私が選択した範囲で責任を取ればいい」と思えるようになります。自分に我慢をさせることがなくなり、それは自己信頼につながっていきます。

「自分中心」の生き方を実践し、定着させるためにも、ぜひこの3原則を折に触れ唱えてみてください。

「自分中心」の生き方を実践した結果、私の周囲には、一流企業を辞めて起業し海外で成功したかたや、一生独身と悲観的だったのに素敵な男性に巡り会えた60代の女性、冷めきった夫婦関係が劇的に改善した例などたくさんあります。

 また、母親が「自分中心」の生き方を身につけたことで子どものいじめが解消された例もあり、実に数多くのかたが思いどおりの人生を手にされています。

 自分をたいせつにして自由になればなるほど、人間関係も良好になり、仕事も、恋も結婚も、すべてがうまく回り出します。しかもそれは、極めて早く効果が出ます。

 次回からは、悩み別に「自分中心」の実践のしかたをご紹介しましょう