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【金櫻神社】疫病退散!金運アップ!山梨県の金峰山をご神体とする古社参拝レポート

水晶のお守りを受けると一生お金に困らない

 先日、山梨県の金櫻神社に参拝に行ってきました。
 金櫻神社は、第10代天皇、崇神天皇の御代(約2000年前)、各地に疫病が蔓延した折、諸国に神を祀って悪疫退散と万民息災の祈願をしたと伝えられています。甲斐国(山梨県)においては、金峰山山頂にご祭神である少彦名命を祀ったのが起源とされる古社です。
 こうした起源を聞き、新型コロナウイルスの収束を願って、ぜひお参りに行きたいと思っていました。

 さらに、金櫻神社は、名前が表すとおり、金運に恵まれる神社として広く親しまれています。一説によると、春の桜の開花時期にご祭神に祈願し、境内にある黄金色の花を咲かせるという鬱金桜のご神木の桜を拝み、ご神宝と同じ水晶のお守りの授与を受けると一生お金に困らないのだとか。

甲府駅前の信玄公に挨拶して出立

 当日。武田信玄公に見送られ、朝9時過ぎに甲府駅を出発するバスに乗り込みました。ほぼ満席です。市街地を抜けて山道に差し掛かると、やがて昇仙峡の奇岩・断崖が見えてきます。終点の昇仙峡滝上まで50分ほどバスに揺られて、ここからは歩きです。

バスを降りてさらに山道を歩く

 道は舗装されていて歩きやすいのですが、ずっと登りが続き、すぐに息が上がります。30分ほど歩いてそろそろ疲れてきた頃、ようやく遠くに朱色の鳥居が見えてきました。

遠くに鳥居が見えてくる
金櫻神社に到着

 一礼して鳥居をくぐり、境内の階段を登ります。その先で、左右二体の龍神の柱が迎えてくれました。昇龍と降龍です。さらに、階段をひと登りしたら、拝殿の前に着きました。

静かに疫病退散と金運アップを祈願

 さて、念願のお参りです。作法にのっとって静かに、疫病退散を祈願しました。ちょうど七五三の時期とあって、きれいな着物姿のお子さんを連れた何組かの家族を目にしました。こういう場に遭遇すると、特別感が増して幸せな気分になりますね。

青空に朱色が映える拝殿に進む
ハート型の水晶に手を添えて祈願するのが作法らしい

 参拝を済ませて、拝殿の庭から、先ほど登ってきた道を眺めてみる
と、遠くに富士山を望むことができました。富士山遙拝所は、さらに20分ほど山道を登った所にあるそうで、今回は断念しました(汗)

境内の庭から富士山を望む

 拝殿の裏手に、ご神木の金櫻が祀ってありました。時期ではないので、もちろん花は咲いていませんが、しっかり金運アップを拝んできました。

金運アップのご利益で知られるご神木の金櫻

 金櫻の向こうに見える本殿の左右の柱にも、昇龍と降龍があしらわれています。ただ、残念ながら、これ以上近くで拝むことはできませんでした。

本殿の柱に昇龍(手前)・降龍(奥)の彫刻がされている

 参拝を終えて、今度は階段を下りて行きます。参道一面に積もったイチョウの葉に足を取られそうで、一段一段慎重に歩を進めます。そういえば以前、『ゆほびかGOLD』でも紹介しましたが、イチョウはお金の象徴だとされていますね。そんなことを思いながら、歩いていたら、不思議と足取りが軽くなっていきます。
 好天に恵まれ、目的を無事果たすことができ、充実した晩秋の1日になりました。

 金櫻神社の水晶のお守り、金運お守りを授与してもらってきました。


金櫻神社(かなざくらじんじゃ)
鎮座地 山梨県甲府市御岳町2347
ご祭神 少名彦命(すくなびこなのかみ)
    大己貴命(おおなむちのかみ)
    須佐之男命(すさのおのみこと)
    日本武尊(やまとたけるのみこと)
    櫛稲田媛命(くしなだひめのみこと)
ご神体 金峰山(きんぷさん)
ご神宝 火の玉・水の玉

『ゆほびかGOLD』編集部