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2021年の節分は「2月2日」今年の恵方は「南南東」【節分と恵方巻】の豆知識

2021/01/12

 節分とは、立春の前日を指します。二十四節気において立春は新年の始まり、つまり節分は大みそか的な位置づけとなります。古来、季節や年の分かれ目には邪気が入りやすいと考えられていたため、多種多様な邪気祓い行事が行われてきました。「鬼は外、福は内」の豆まきも、新年を迎えるための邪気祓い行事の一つです。

 ミツカングループの株式会社Mizkanは、1月12日(火)より、WEBサイト「すしラボ」にて節分と恵方巻の豆知識を掲載したページを公開いたしました。http://www.mizkan.co.jp/sushilab/kataru/event/event_2.php

「すしラボ」はミツカンが運営するすしの総合情報サイトです。すしのレシピだけでなく、歴史やおすし屋さんのカウンターデビュー講座のコラムなど多数の情報を紹介しております。http://www.mizkan.co.jp/sushilab/

【今年の節分は2月2日】

 節分の日は?と尋ねられたら「2月3日」と答える人が多いと思いますが、実は節分の日付は固定ではありません。

 節分は立春の前日となり、立春の日は中国から伝わった「二十四節気」という季節を24に分割した考え方が元になっています。

 「二十四節気」は地球と太陽の位置を国立天文台が調べて決定します。

 このことから2021年の立春は2月3日となる計算予測で、前日の2月2日が節分となります。節分が2月2日になるのは1897年2月2日以来、なんと124年ぶりです。(※)国立天文台HPより引用 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/topics/html/topics2021_2.html

【節分と恵方巻の歴史】

 節分には、その年の恵方に向かって無言で巻きずしを1本食べると幸運を迎えられるという縁起担ぎの風習がありますが、恵方巻の起源には諸説あり正確なところは定かではありません。

 昭和中期に大阪府鮨商環境衛生同業組合のほか、大阪海苔問屋協同組合や関西厚焼工業組合など、作る人のみならず材料メーカーも巻き込んだ一大キャンペーンとして盛り上がりを見せ、大阪周辺に定着していきました。

 平成元年に大手コンビニエンスストアが広島県店舗にて「恵方巻き」と称して、節分の巻きずしを商品化しました。その7年後に西日本で、さらにその3年後には全国で販売を展開させ、これが実質上の全国展開のきっかけだといわれています。(※)愛知淑徳大学 教授・郷土ずし郷土料理研究家 日比野光敏氏監修

【今年の恵方は「南南東」】

 恵方は毎年方角が変わります。恵方とは歳徳神(としとくじん)という一年を守ってくれる神様がいる方角のことを指します。

 実は「東北東」「西南西」「南南東」「北北西」の4方向しかありません。

 そのため、恵方巻を食べる際に向く方向も4方向しかありません。

他にも「すしラボ」では、すしに関する豆知識を紹介しております。この機会にぜひご覧ください。

http://www.mizkan.co.jp/sushilab/

ミツカンは、企業理念である「買う身になって まごころこめて よい品を」に基づき、商品やメニューを通じて、お客様へ「おいしさと健康」を提供してまいります。

2021年は「節分」の意味をしっかりと知り、恵方巻を頂き、「鬼は外、福は内」と元気な掛け声で豆をまき、コロナを含めた邪気を祓いたいものです。