お清めやお祓いをすることで停滞ぎみの運気が上向く
開運したいという願いは、神様も歓迎してくださる、たいへん清らかなものです。でも、開運法をいろいろ試しているのに、願いがまったく成就しないと思っている人も少なくないはず。
運気を上げたいのなら、開運法の前にしなければならないことがあります。それは、私たちが知らず知らずのうちに受けている「難」を浄化することです。
ここでいう難とは厄、呪い、邪気といった言葉でも表現される、自分を苦しめる邪な事象のことを指しています。どんな人も、難を排除しない限り、運気がよくなることは、まずありません。
そして、開運のために行いたい難除けが、自分でできるお清めやお祓いです。
お清めやお祓いで浄化することによって、人や空間についた厄や呪いが祓われ、人生が好転し始めるでしょう。
運気を下げる「呪い」を防ぐためにお勧めの3つの習慣
私がお勧めしている自分でできるお清めやお祓いには、「えっ、そんな意外な方法で?」とびっくりするような方法がいくつもあります。しかも、そのほとんどが簡単で、誰でもすぐに始められます。続けるうちに効果が現れますから、ぜひ習慣にしてください。
ここでは、基本編として、お清めやお祓いをするにあたって心がけたい3つのポイントをご紹介します。
①神社に参拝し体を清潔に
あらゆる場所から入る邪なエネルギーから身を守るためには、いつも神様の近くにいるようにすることがたいせつです。神様は、清浄な場所に降りてこられます。
そのためには、自宅に神棚を祀るのがお勧め。それが難しい場合は、週に1、2度は神社に参拝します。神様に嫌われないよう、入浴や洗面などで体を清潔にし、掃除や片づけで、家の中を清浄に保つようにしましょう。
②先回りして難を避ける
中国の占術「易経」には、悪い運を先回りする行動が結果として難を避ける「趨吉避凶」という考え方があります。
この考えに従い、例えば、タンスの肥やしになっているような不要品をわざと大きな音をたてて壊します。また、金運が悪いとされる年回りのときは、先んじて寄付をすれば、お金の難を避けることができると言われています。
③日々感謝する
神様は、私たちが発する感謝のエネルギーが大好きです。
反対に、感謝を忘れて、日頃から不平不満が多い人ほど、邪なエネルギーに取り憑かれるので、どんどん運が悪くなります。たとえそんな場合でも、些細なことに感謝するようになると、日に日に運気がよくなっていくでしょう。
次回以降は、「応用編」として意外なお清めお祓いテクニックをご紹介します。
(次回に続きます)