ゆほびか ゆほびか
  • 文字サイズの変更
  • 大
  • 中
  • 小
  • SNS
  • twitter
  • facebook
  • instagram

【日本酒マッサージ】一瞬で【写真映り】がよくなるとモデルも実践!顔のコリも解消

日本酒をつけてマッサージするとコリが素早くほぐれる

15秒で顔のコリがほぐれて痛みが消えてなくなる

 顔のマッサージにはさまざまな方法がありますが、私が実践しているマッサージは、日本酒を使うのが大きな特徴です。

 とはいえ、手や顔がベタベタになるほど使う必要はありません。ほんの少し、指先が湿る程度でじゅうぶん。ですので、お酒のにおいが気になることもありません。

 日本酒マッサージを行う場所ですが、東洋医学でいうところのツボの付近にある、コリコリしたところをほぐしていきます。

 コリコリの正体は、血液が滞っている筋肉です。この直径3㎜ほどの塊をほぐせば、縮こまった筋肉が本来の柔らかさを取り戻し、顔のシワやたるみを減らすことができます。

 マッサージの際に、日本酒で指を湿らせるのは、指先の滑りがよくして、コリコリした突起を見つけやすくするため。これが、日本酒を使うメリットのひとつです。

 さらに、日本酒には血管を開く働きがあるので、筋肉に血液が素早く行き渡り、コリコリがほぐれるのが非常に早くなるのです。

 実際、日本酒マッサージを始めてからコリコリがほぐれるまで、15秒ほどしか、かかりません。

 コリコリをほぐしている間は、それなりに痛みがあります。

 しかし、さすってから数秒で、突起がスーッと消えていく瞬間があり、それと同時に痛みもなくなります。

 施術中、コリコリがなくなったタイミングで「もうあまり痛くないですよね?」と声をかけると「えっ、どうしてわかるんですか?」とびっくりされるかたが多いです。

 この感覚が印象に残り、自分で日本酒マッサージを実践されるかたも、たくさんいらっしゃいます。

「目が大きくなった」「首のシワが取れた」と評判!

 ご自宅で日本酒マッサージを行う際は、まず、目的に合ったツボの近くを、日本酒をつけた指で、圧をかけながらさすっていきます。

 すると、痛みを感じるコリコリした場所が見つかるはずです。

 そこをさすり続けていけば、15秒ほどで、コリコリも痛みも、不思議なくらいスッと消えてくれます。

 正確なツボの位置より、コリコリした部分を見つけて、そこをほぐしていくことがたいせつです。

 日本酒マッサージ後は、顔の筋肉に血液が行き渡るため、「顔がスッキリした」、「視界が開けた」という声をよく聞きます。

 見た目もシャープになるので、モデルさんには特に評判がいいですね。

 顔や首すじが引き締まって、目がパッチリ大きくなるので、「写真の写りがよくなる」と、たいへん喜ばれています。

 目をパッチリさせる日本酒マッサージは、やドライアイにも効果がありますから、仕事の合間にやるのもいいでしょう。顔に染みついた疲労が取れて、見た目の印象が明るくなります。

 なにしろ15秒でできるので、時間がないときのリフレッシュにも最適です。

 日本酒は、携帯用の化粧水ボトルやアトマイザーに入れておけば、どこでも手軽に使えて便利です。

体の痛みにも効きオリンピックで活躍

 マッサージに使うお酒は、調理酒など、身近にある日本酒でかまいません。

 肌が弱くて赤くなってしまう人は、水で薄めて使ってください。

 1日に何回までという制限はありませんが、さすり過ぎると皮がこすれてむけてしまうことがあるので、やり過ぎにはご注意ください。

 また、顔だけでなく、ひざや肩、腰などに痛みがある場合も、同じ要領でマッサージをすると、痛みを取ることができます。

 私は普段、スポーツトレーナーとしても活動していますが、アテネオリンピック国内選考では、選手のボディメンテナンスを担当し、頑固な背中の痛みを日本酒マッサージで抑え、金メダルに貢献することができました。

 スポーツの現場では、筋肉の痛みを取ることで、優れたパフォーマンスにつなげます。顔に関しても、コリコリした部分をほぐせば、最高の状態に仕上げることができます。

 どうぞ、日本酒マッサージで、本来の肌の張りや目の大きさを取り戻してください。

日本酒マッサージのやり方

注意

❶飲酒して肌が赤くなったり、かゆみや湿疹が出たりする体質の場合は行わないこと。

❷事前に必ずパッチテストを行い、肌に日本酒をつけても問題ないことを確認してから行うこと。

【パッチテストのやり方】二の腕に日本酒を軽く塗り、24時間、赤みやかゆみが出ないかを確認する。

❸肌に異状を感じた場合はただちに中止し、洗い流すこと。

日本酒マッサージの基本

①両手の中指に日本酒をつける。ほんの少量、指が湿る程度でかまわない

②紹介するツボの位置を参考に、ツボの付近にあるコリコリする部分(強めに指圧すると痛い部分)を、指圧してほぐしていく。ツボの位置は目安に過ぎず、コリコリする部分を見つけることが大事

【指の形】

中指の第一関節の近くに、人さし指のハラを置く。中指のハラが硬くなり、ツボの刺激がしやすい

①目をパッチリ大きくする

【対応するツボ:陽白】まゆ毛中央から2㎝上にあるポイント。目の疲れ、ドライアイにも効果がある

両手の中指に日本酒をつけ、左右の陽白のツボに当てたら、ツボを指圧したまま、左右に揺するようにしてコリをほぐす。15秒ほど行う。小刻みに揺すると、コリがほぐれやすくなる

②ほおのたるみを引き締める

【対応するツボ:頬車】えらの角から、指一本分、ほおに入ったところ。口を開けるとへこみ、歯をかみしめると筋肉が盛り上がるところ

両手の中指に日本酒をつけ、左右の頬車のツボに当てたら、ツボを指圧したまま、上下に15秒ほど揺するようにしてコリをほぐす

③首のシワを目立たなくする

【対応するツボ:雲門】肩関節に向かって、鎖骨の下に指をすべらせていくと、鎖骨のいちばん外側に、指が止まるくぼみがある。ここが雲門

右手の中指に日本酒をつけ、左の雲門のツボに当てたら、やや強めにツボを指圧したまま、左右に15秒ほど揺する。右の雲門も同じように行う