お金持ちの人はお金を喜ばせる方法を知っている
金運を呼ぶお財布のお清めと併せて、皆さんにお勧めしたいのが、お札や小銭を浄化する「お金のお清め」です。
以前ご紹介したお財布のお清めの主なコンセプトは、お金にとっての「ホテル」であるお財布にエネルギーをつけることでした。
一方、お金のお清めはお金をたいせつにして、喜ばせることがコンセプトです。
皆さんは、わざわざ、家族でも恋人でもないお金を浄化したり、喜ばせたりする理由がどこにあるのかと思うかもしれません。
でも、お金は人から人の手を渡り歩いてあなたの元にたどり着きます。なかには、素性のよくわからない人から回ってきた、運気のよくないお金もあるかもしれません。
そんな金運の悪い人と関わったお金はなおのこと疲れ果て、悪いものがたくさんついています。だから、お金の有る無しにかかわらず、お金についた疲れや悪いものを浄化する必要があるわけです。
そして、わざわざお金を喜ばせなければいけない理由は、お金に魂があるからです。
神道ではこの世のすべてのものに魂が宿るとし、お金にも魂があると考えます。お金の魂は、自分を愛してくれる人が大好きです。お金のことを愛してたいせつにしてくれ、喜ばせてくれる人のところに集まりたがるのです。
さらに、お金は噂好きです。お金を喜ばせてくれる人の噂は、世の中に出回っているお金にもたちまち広がります。そのよい噂が、新たにお金を連れて来るわけです。
こうしたことを裏づけるように、私がこれまでに、鑑定の仕事を通じて知り合ったお金持ちの皆さんは、お金が大好きで、お金のことをよく話題にしています。お金を喜ばせるための何かしらの方法も知っていて、それをひそかに実践しているのです。
一方、お金に困っている人は、「お金がないから自分が不幸だ」という思いにとらわれ、不幸の原因をお金に押しつけがちです。「お金は汚いもの」という考え方を持つ親のもとで育った人が少なくありません。そういう人は、お金を否定し、心からお金を愛して、喜ばせることはいっさいしません。
その思いのままでは、いつまでたってもお金に好かれないばかりか、ますますお金に困るという悪循環に陥るのです。
もし今お金に困っていたら、頻繁にお清めをしてお金を喜ばせてあげるようにしてみましょう。もちろん、お金に困っていなくても、お清めをしてかまいません。
お金のお清め①お塩とお水を使ってお金を浄化
お金のお清めで、最も一般的な方法が、お札にお水やお塩を使う方法です。
古来、神事では、お水やお塩には場や人、ものなどについたけがれを払い、不浄なものを清める作用があるとされてきました。
この、代表的なお清めアイテムであるお水やお塩をごく少量、お札にかけると、お札についたけがれが払われます。どこかでお札に貧乏神がついている場合も、これで払うことができるでしょう。
お水を使う場合は、数滴のお水を指先につけてから、指先でお水をはじくようにパッパッとお札に振りましょう。お水の量は、少量にしてください。
お塩を使う場合は、ごく少量のお塩を指でつまみ、それをお札に同じくパッパッと振りかけます。
特に1万円札はお金のなかでも最もプライドが高く、特別扱いされることを喜びます。神事に使われるお水やお塩でお清めされると大満足して、金運アップに貢献してくれるはずです。試してみてください。
お金のお清め②汚れた紙幣は早めに使うか銀行で交換してもらう
皆さんは、買い物や外食をしておつりをもらうときに、汚れているお札や小銭が混ざっていて、がっかりしたことがありませんか。
お釣りでもらったお金が汚れているだけでテンションが下がり、そのお店に対しての評価も下がります。
汚れていても、お金の価値は変わりません。ですが、無意識に汚れたお金イコール運気の下がったお金ということを感じ取っているのかもしれません。
同じ理由で、汚れたり破れたりしたお札がいつまでもお財布に入っていると、お財布の金運はガタ落ちです。そのうち、収入が減ったり、予定外の出費がかさんだりして、金運が下がる一方でしょう。
くたびれたお札を受け取った場合は、それらを優先して使うだけでOKです。ただ、知人やお客さまなど、特に信頼関係のある人に、くたびれたお札を渡すのは、貧乏神を押しつける負のリレーになってしまいますから控えましょう。
ちなみに、お金持ちの人は、汚れたお札を銀行で新札に替えることを習慣にしています。
銀行の両替の申請書に替える新札の枚数を記入し、古いお札といっしょにカウンターに提出すると替えてくれます。
また、お金に余裕があるなら、銀行で100万円を下ろし、そこからお財布に移して使うのもお勧めです。
ちなみに、下ろした100万円は、金融機関の名前が書いてある「帯封」という結束紙で束ねられていますが、これは金運アップアイテムです。お財布に忍ばせておきましょう。
お金のお清め③小銭をじゃぶじゃぶ洗う
小銭は1万円や5000円のお札に比べると軽視されがちですが、小銭の積み重ねがお札になるわけですから、同じようにたいせつにしましょう。
お札からみると、小銭は子どもです。じっとしていない小銭は、いつも活動的でいろいろな場所を動き回っています。毎日、早く回転しているので、当然、小銭はお札の何倍も汚れてしまうのです。
そんな、汚れ切った小銭を水でじゃぶじゃぶ洗って、お清めすることはとても重要です。
大事なことは、洗った小銭を貯め込まず、使って世の中に返すこと。洗った小銭を世の中に返す行為は、浄財を行うことにもなります。
この行いが人との運も引き寄せ、仕事運や人間関係の運をよくしてくれます。年収アップはもちろん、投資の運なども上がります。金融マンや投資家が、銭洗弁天に足繁く通うのはそのためです。
小銭を洗う具体的手順については、こちらでご紹介しています。