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引き寄せの女王 奥平亜美衣が教える「引き寄せ」のコツ その①

「引き寄せの法則」を実践し、その数々の成功の過程を本として出版して、大ベストセラー作家となった奥平亜美衣先生。
 先生に、「いい気分」でい続けることで、どんどん幸せな未来を引き寄せるコツを教えてもらいました!

「ザルの目」を開けば宇宙とつながれる

「自分自身の波動が現実を引き寄せる」というシンプルな事実が人々の驚きを呼び、一大ブームにもなった「引き寄せ」。私自身も「引き寄せの法則」に出会って以来、コツコツと実践してきました。
 その結果、ごく普通の会社員兼主婦から、かねての夢だったベストセラー作家に転身!そのうえ夢だったバリ島移住を叶えるなど、自分が望む幸せをすべて手にすることができました。
 引き寄せをやってはみたものの、一向に願いが叶わないと嘆くかたもいます。そこで、今一度、宇宙から無限の豊かさを引き出すしくみとコツをお伝えしましょう。

 この世は、自分が本心から感じていることや、思っていることが、そのまま現実に現れます。会社が嫌なのもお金がないのも、今の現実は、常に自分の「思い」どおり。

 自分の思考から、気分や感情が生み出され、その気分が波動を作り、その波動が今の現実を引き寄せているのです。
 実は、私たちのもとには、常に宇宙から無限の愛や豊かさのエネルギーが流れ込んできています。それなのに愛や豊かさを受け取れないのには、訳があります。

 自分の頭上に、エゴというザルが乗っていると想像してみてください。ザルの目は、今感じている気分や感情と、その気分から作り出される波動によって、広がったり、詰まったりします。
 喜びや感謝、幸せなどを感じている「いい気分」のときは、エゴが緩んでザルの目が広がり、宇宙から降り注ぐ愛や豊かさのエネルギーを存分に受け取ることができます。

 一方、怒りや悲しみ、不満、心配などを感じている「嫌な気分」のときは、ザルの目が詰まってしまい、宇宙からの愛や豊かさのエネルギーを受け取れなくなってしまうのです。
 つまり、自分がいい気分になれる思考を選択し続けることが、宇宙と同じ波動を放って通じやすくなり、願いを叶えるコツと言えるでしょう。

簡単だけどコツがいる願いを叶える3ステップ

 願いを叶えるには、①正しく願いを放つ、②思考を選ぶ、③抵抗感をなくすという、3つのプロセスが大事です。
 ここから1つずつ説明をしていきましょう。

①正しく願いを放つ

 まず、多くの人は、正しく願いを持つことができていません。特にお金に関しては、お金がない現状ばかりを見たり、考えたりしてしまうので、結果的に自分の「思い」どおり、「お金がない現実」を引き寄せてしまいます。

 また、「宝くじを当てたい」という願いも、その裏には「楽したい」=「今の現実が辛い」「会社が嫌だから、仕事を辞めたい」といった本心があります。その結果、本心のとおり「辛い現実」や「嫌な仕事」を引き寄せてしまうのです。

 よくある「楽したいから、大金が欲しい」という願いは、その裏に現状への不満があるから叶わないのです。
 さらに親や家族を含めた他者の価値観や理想を、自分の願いだと思い込んでいる場合もあります。それらは自分の本心からの願いではないため、当然叶いません。

 また、自分自身を騙すほど強く思い込むことで、他者の夢が一時的に叶ったとしても、魂や心からの願いではないため、幸せだと感じられないのです。実際には皆の願いが同じということはなく、人それぞれにオンリーワンの願いがあるものです。

 お金が欲しいなら、辛い現実は一旦置いておいて、「何でも願いが叶うとしたら、どれくらいお金があったら人生を楽しめるだろう」「こうだったら最高だな」ということを考えてみてください。これが正しく願いを放つということです。

願いを放つときの重要なポイント

 お金があったら何をするかという楽しい妄想をして、願いを思いついたらノートに書き出し、毎日見返すのもいいでしょう。
 さらに、願いを見つけたら「なぜそれを願うのか」、しっかりと理由を考えてみてください。大抵は「現状が嫌だから」という理由になりがちです。

 現状への不満ではなく、「世界一周して視野を広げたいから」「たくさん旅行をして人生を楽しみたいから」といった喜びや楽しみの理由を見出して、修正していくことが大事です。
 多くの人は願いを放った後に、「でもそんなの無理」と思いがちです。しかし、それは余計なことです。疑う必要はないので、ただ安心して過ごしましょう。

 また、「何が何でも引き寄せたい」という執着とも呼べるような気持ちで願いを放つ人も多いです。執着の裏には、現状への不満があるので、これもまた不満な現実を引き寄せてしまいます。宇宙に届くのは、いかなるときも本音のほうなのです。
 願いを放つときは、ただ「こうだったらいいのにな」と思うようにしてください。(その②へ続きます)

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