自分自身の人生の波を読み、満ち引きに従う
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井上裕之 【潜在意識で最高の人生を生きる!】人生のミッションに気づき願いが次々と叶う超秘法|ゆほびかweb
上記記事でお話ししたように、潜在意識とミッションを設定し、活かし、日々やるべきことをやる。そのうえで、さらにたいせつなことをいくつかお伝えします。
まず、人生におけるタイミングを計ること。孔子は『論語』の中にこう記しています。
「30歳にして立つ(社会的に自立する)、40歳にして惑わず(自信がつく)、50歳にして天命を知る、60歳にして耳従う(何事にもすなおに耳を傾ける)、70歳にして心の欲するところに従えども矩を踰えず(自分の生き方をコントロールできる)」——。
私は運命学の師範の資格を持っているのですが、人は皆それぞれ、バイオリズム、すなわち人生の流れが定められています。必ずしも、孔子が言う通りのタイミングで人生を歩みなさい、ということではありません。しかし、誰しも、自分自身の人生の波を読み、満ち引きに従うことは不可欠です。
また、私の話に関心のある皆さんであれば、たとえ30歳に満たないとしても、社会的に自立し、自分を磨いておくべきでしょう。そうして、適切なタイミングで最高のアクションを起こせたなら、いい情報も得られるし、運も上がります。
タイミングを見極めるのと同様に、誰といっしょにいると運があがるのかを見極めるのもたいせつです。余談ですが、私の実感として、病院経営で最も難しいけれど取り組みがいがあるのは人事です。志が同じで、運を上げあえる人と出会い、仲間と何かを成し遂げるのは、難しくもワクワクすることです。
ここまでの話も踏まえて、「最高の人生を送るためにたいせつな7つのこと」をまとめてみましょう。

❶潜在意識とミッションをともに活用する
❷やるべきことを淡々とこなす
❸環境を見極める
❹質のよい情報を収集する
❺質のよい人間関係の構築
❻笑顔で過ごす
❼感謝する
①~⑤は、ここまで話してきた通り。⑥と⑦は、今からお話ししますが、実は、最も始めやすいポイントです。小さな行動の積み重ねが大きな差になる
まず、笑顔について。マスクをつける場面の多いこのご時世、口角を上げるだけでは、あなたの笑顔は相手に伝わりません。
瞳で笑うこと。そのためには、心から笑うことがたいせつです。ちなみに、心から笑うには、自分自身が前向きであることが必要です。もし後ろ向きな気分なら明るい空を見ながら思い切りジャンプしてみましょう。体を動かすと、感情は確実についてきます。
また、笑顔と感謝はセットです。目の前にいるお相手のすばらしいところに目を向け、感謝の念を感じられれば、自然な笑顔が出てくるのは当然のことです。
誰に対しても「ありがとう」はあたりまえ。さらに、「おかげさまで」と謙虚に頭を垂れる気持ちがあれば、笑顔と感謝は確実にクリアできます。
「そんな小さなことが、ほんとうに最高に理想的な人生を手に入れることにつながるの?」と思う人がいるかもしれません。しかし、微差こそが大差。小さな行動を積み重ねていただきたく思います。

願望達成した瞬間を思い浮かべ、涙はでるか?
決して、理想をあきらめないでください。潜在意識には過去も未来もないため、何かをあきらめた瞬間、あなたはその後もずっと「あきらめる人」になってしまいます。
あきらめグセをつけないこと。本気で叶えたいことは、全部叶えればいいのです。
今、あなたが望んでいることが、本気で叶えたいことかどうかは、すぐわかります。願望を達成した瞬間を思い浮かべて、涙が出るなら、本気の願いです。涙が出るほどのことは、必ず達成できます。
さぁ、行動を起こさないのか、起こすのか「ゼロヒャク」です。最高の人生は、誰でも叶えることができるのです。
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