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【保江邦夫】縄文ゲートを開いて幸せになる~霊性を高めてこの世とあの世をつなげる①

人の心にある縄文ゲートでみんな幸せになる

皆さんは、縄文時代というと、どんな生活をイメージするでしょうか。森で狩りをして、海や川で魚や貝を獲り、竪穴式住居で眠る……。そんな原始的な様子を思い浮かべるのではないでしょうか。

このような特徴は、日本各地の縄文遺跡や遺構をもとに、現代人が想像したものであって、実は、縄文人は、1万年以上も前から、原始的とは言いがたい、かなり進んだ文明を築いて、平和に暮らしていたのです。

では、なぜ縄文人は、平和で豊かな生活を送れたのでしょうか。

それは、縄文人が争いを嫌い、「霊性」を主体とした生き方をしていたからです。霊性とは、大宇宙(神様)からの情報を得るためのセンサーのような働きのことです。

物理学者である私が専門としてきた理論に基づいた表現で簡単にいうと、肉体は霊体が一時的に宿っている器のようなもので、霊体そのものは、時間や空間の制約を受けません。

つまり、霊体はあの世(神の領域である大宇宙)と、この世を自由に行き来することができます。このことから、縄文人は霊性を高めて(霊体としての働きを強くして)、宇宙と一体となり、自由に情報を得ることができたと推測することができます。

言い換えれば、宇宙(神様)の力を自在に引き出し、願いを叶えることができたということになります。

しかしながら、長い時を経て、霊性が弱まり、肉体の密度が濃くなるにつれて、動物的な快楽や物欲が生まれました。この世での執着が強くなり、その結果、宇宙とのつながりが弱い人が増えてしまったのです。

日本人は平和と愛に満ちた縄文人の血とスピリットを受け継いでいる

かつての縄文人は、自然の恵みを取り過ぎることなく、人と衝突せず、家族や仲間を含めて、すべての命をとてもたいせつにしていました。人間の本質である愛に満ちた毎日を送っていたのです。

そんな平和と愛に満ちた縄文人の血とスピリット(心)を私たち日本人は受け継いでいるのです。日本人がよく「霊性の民」といわれるのは、縄文人の子孫だからです。

私は、霊性を高めて、あの世とこの世をつなげることを〝縄文ゲートを開く〟と呼ぶことにしました。

今こそ、縄文人の生き方に立ち返り、縄文ゲートを開いて、願いを叶えて、幸せに満たされた毎日を手に入れましょう。

(次回に続きます)