皆様はシンギング・リンをご存知でしょうか？
2004年に日本で誕生した、おリンのような形をした音響楽器です。
開発したのは、和 真音（かず しおん）さん。
和さんは、夫の仕事の都合でニューヨークで過ごしていた2001年9月11日、アメリカ同時多発テロに遭遇しました。
「世界が終わるかもしれない」
そうした恐怖を目の当たりにして、世界平和のために何をすればいいのか、真剣に考えるようになったと言います。
それから半年後に帰国した和さんは、体調を崩し、寝込むようになり、体を守っている免疫系の働きが損なわれ、感染症にかかりやすく、かかると重症化しやすい「免疫不全」と診断されました。
薬の副作用で症状が悪化するなか、「このままでは命が持たない」と思い、思い切って薬をやめ、自然治癒力を上げて自分の力で病気を治すことを決意したそうです。
そんなとき、たまたま友人に誘われたイベントでチベタンボウル（チベット密教の法具）に出合いました。
チベタンボウルを頭にかぶり、ボウルを軽くたたいてもらったとき、「ボワァーン」という神秘的な音が頭の中に広がり、自分と宇宙が共鳴しているような不思議な感覚を味わいました。
家に戻っても頭の中の音は鳴りやまず、突然、新しい音響楽器の設計図がひらめきました。
「この音が世界を救う！」
そう確信し、頭の中の音を探し求めるようになりました。
そして、2年の歳月をかけて完成したのがシンギング・リンなのです。
豊かな倍音を奏で共鳴する楽器
シンギング・リンは、多くの周波数から成る、豊かな倍音（ばいおん）を奏でる音響楽器です。チベタンボウル、日本のおりん、クリスタルボウルのいいところを掛け合わせ、さらに進化させた楽器と言えるでしょう。
楽器として、音から得られる癒やし効果はもちろん、頭やおなかの上に乗せて振動を感じ、体へダイレクトにシンギング・リンの周波数を伝えることもできます。
人間の体は、それぞれの部位が独自の周波数を複数持っており、この周波数の乱れが不調を引き起こすと言われています。
体がシンギング・リンの幅広い周波数と同期することで、本来持っていた周波数にチューニングされ、心身の不調が改善されていくことが期待できます。
実際に体験されたかたからは、ストレス軽減、不眠改善、脳内の活性化、胃腸を整える、美肌、冷えやむくみの解消、肩こり・腰痛・ひざ痛の改善、高血圧の改善、腫瘍の縮小など、さまざまな喜びの声が届いています。
実際、大学教授による実験や、脳波測定などで、これらシンギング・リンのサウンドが持つ効果を裏づける結果が出ているのです。
いかがでしょう。どんなサウンドなのか、耳にしてみたいと思いませんか？
『ゆほびか』2022年2月号には、特別付録として和 真音さんが制作したシンギング・リンCDが付属。CDの収録には、和 真音さんをはじめ10名の演奏者により、40台のシンギング・リンで33分に及ぶ祈りの響きを奏でています。
すべてのシンギング・リンは周波数が完全に一致するように作られているので、一つを奏でると、ほかのシンギング・リンも共鳴し、厚みのある荘厳なサウンドになります。
試聴動画はコチラ↓
今回の演奏テーマは「世界平和の祈り」。
そうしたテーマならばと、世界的画家・マークエステルさんと渋沢栄一の孫・鮫島純子さんも取材に応じてくださいました。
本邦初公開、イザナギ、イザナミ二柱の神とシンギング・リンが描かれたマークエステルさんの作品も掲載。
毎日、世界平和を祈る習慣を60年間続けてきた鮫島純子さんは、「世界平和を祈る習慣が身につくと、魂が浄化され、細胞がよみがえり、心の安定や肉体の健康にもつながります」と言います。
あなたも、世界の平和を祈ってみませんか？
【ゆほびか2月号の特集一覧】
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