ゆほびか ゆほびか
  • 文字サイズの変更
  • 大
  • 中
  • 小
  • SNS
  • twitter
  • facebook
  • instagram

やましたひでこさんが指南!片づけや買い物がうまくいく秘訣

モノの誘惑で思考が疲弊していく

モノを捨てようとすると、
「何かに使えるよ」
「いつか使えるよ」
「これ高かったから」
「腐るものじゃないから」
とモノが囁くように誘惑してくる。

買い物に出かけると、
「SALE!」
「2着買えばさらにお得!」
「今ならポイント」
という売り文句に思考が疲弊する。

豊かさの中で、私たちはそうした誘惑に、日々、思考が疲弊しています。
そして、思考停止に陥り、片づけを途中でやめたり、欲しかったものとは違うモノを買ったり、収納スペースはため置きしたモノで占拠されたりしています。

では、どうすれば、モノの誘惑に打ち勝つことができるのでしょうか?

「断捨離」提唱者のやましてひでこさんは言います。

やましたひでこさん

「自分の居住空間をモノに乗っ取られ、生活や人生をモノに明け渡してはいけません。
身近なモノとのつきあい方を見直し、自分軸を取り戻していきましょう」

自分軸。

そうなのです。
収納スペースの都合や、売る側のお得感を煽る戦略に振り回されるのが「他人軸」とすると、「今の自分にとって必要かどうか」で判断するのが自分軸。
やましたひでこさんは、自分軸を鍛えるトレーニングが必要だと言います。

例えば、食料品や日常品を買うときは、「それは本当に今必要?」「この量は必要?」と問いかける。

服を買うときは、シンプルに欲しいか欲しくないか、気に入ったか気に入らないかで「まず、値段を見ないで選ぶ」。
「次に、値段を見て落ち着いて検討する」。

多くの人は、まず値段と相談してから、「これ好き」「これ気に入った」という順番なので、それを逆にします。
こうしたトレーニングによって、自分軸を取り戻し、安さに振り回されなくなるのです。


現在発売中の『ゆほびか』2022年12月号は、「耳もみ」「掃除と片づけ」の2大特集。

「“モノの誘惑”に判断が疲弊していませんか?  
ため置き、セール、節約の断捨離」

と題するやましたひでこさんの4ページにわたる記事を掲載しています。

「モノが誘惑してくる声が聞こえる」「品物よりも値札やセールの張り紙のほうが気になる」と言うかたは、どうぞお近くの書店、またはネット書店でお求めください。