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【愛新覚羅ゆうはん】対馬の「龍宮神坐」その①~魂が目覚める、古代の太陽信仰とつながる

玄界灘に浮かぶ対馬の小さな山にある「神坐」

私は、風水や占いを中心に開運ライフスタイルアドバイザーとして活動していますが、実は20代はじめの頃からずっと古代祭祀を研究していて、講演したりもしています。

今回は、そんな私が並々ならぬ感動を覚えた対馬の龍宮神坐(私はこう呼んでいますが、正式な名称ではありません)を皆さんにご紹介したいと思います。

ご存じのように対馬は、まさに大陸からの玄関口という表現がぴったりな玄界灘に浮かぶ島。古代から近世までの史跡が豊富に遺り、なかでも神社の多さは目を見張るものがあります。

地元のパンフレット(※1)にも、平安時代にすでに九州全体の神社の3分の1が対馬にあり、江戸時代の調査では、その数455社にも上ったと記されています。

※1 一般社団法人 対馬環境物産協会刊「対馬神社ガイドブック〜神話の源流への旅〜」

冒頭の写真をご覧になってください。対馬で有名な神社といえば、龍宮伝説にまつわる和多都美神社がありますが、こちらは、そうした観光スポットとして訪れる場とは全く異質で、異次元の力強さがみなぎっています。

冒頭の写真は、対馬東部の「宝満山」という小さな山にある古代の神坐です。実は、こここそが古代からの太陽信仰にもつながる秘境であり、私とも深い縁のある場所でした。

私と、対馬の宝満神社(宝満宮や与良祖神社とも呼ばれています)との出会いには、とても強い力が働きました。私はまさに、引き寄せられるように対馬を訪れたのです。

詳しい理由は後述しますが、私は古代祭祀のなかでも特に東アジアを中心に、世界中に広がる太陽信仰の足跡を巡る旅をしていて、対馬訪問もその一環でした。

人払いして招かれたかのように対馬へ到着

私が対馬を訪れたのは2020年の2月下旬。もう新型コロナウイルスが騒がれ始めていた頃です。プロペラ機で向かう当日は、晴天なのに強風に雪という「龍神」を思わせる極端な天候で「福岡空港に引き返すかもしれません」と念を押されてのフライトでした。

無理やり着陸した感じでなんとか到着できましたが、その日のほかの便はすべて欠航。私が乗った便にも観光客はほとんどおらず、人払いした上で招かれたかのようでした。

飛行機上空から一望する対馬はワカメやサンゴのような形状に見え、対馬全体が龍宮のようでした。

 大陸からの信仰や文化などが日本全体に広がっていく起点となった島ですから、大いなる自然とともに、いまでも古代信仰に近いものが遺っているに違いない。私はそのように対馬に太陽信仰の足跡があるのを確信していました。

(次回②に続きます)