お札に、自分の価値を勘違いさせてみる
お札のおもしろい折り方があります。
千円札を5枚用意して、お札の上に書かれた「1000」という数字の「0」が全部つながるように折って並べます。それをクリップで留めると、「10の30乗」円になります。
この、手作りの「高額紙幣」を財布の中に入れておくと、すごくたくさんお金を持っている気分になり、なんだか楽しくなります。
お札は単なる紙で、紙自体の価値は1円にもならないそうです。でも私たちが、お札をもっと価値のあるものだと認識すれば、お札のほうでも、自分の価値を勘違いしはじめるらしい。
そして財布も、自分はものすごく価値のあるお札を入れる財布だと勘違いしはじめるらしい。
「自分はものすごい金額を持っている」と勘違いした財布は、ものすごい額のお金を呼び寄せてくれます。
ただ、1カ月に1回くらいは、この高額紙幣は使ってしまい、別のお札をまた高額紙幣とするほうがいいです。お金は使われるために生まれているので、ずっと財布にしまわれていると悲しむらしいのです。
さらに、お金に入ってきてほしいのであれば、「お金は入ってこなくてもいい」と思うことです。こだわってない人のところに、お金は入ります。
「じゃあなんで、小林さんはお札を折っているのですか?」
と聞かれることがありますが、私は、おもしろいからやっているだけです。お金が入ってこなくても、全然かまいません。
お金を呼ぶ財布を作るコツは、ただおもしろがることのようです。