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住まいの「細菌」対策!キッチン掃除の落とし穴と対処ポイントをプロが伝授

2022/09/22

 9月24日から10月1日まで環境衛生週間です。衛生管理のプロが伝授する、台所まわりの細菌対策のヒントをご紹介します。

 弱酸性次亜塩素酸水溶液(スーパー次亜水)を活用した衛生管理システムの開発・施工・販売を行う、株式会社エイチ・エス・ピーは、2022年9月24日~10月1日に実施される環境衛生週間にあたり、家庭のキッチンにおいて、身近だけど見落としがちな菌・微生物の多い場所についての清掃豆知識を取りまとめましたので発表いたします。

■ 梅雨・夏だけじゃない!食中毒を引き起こす菌・微生物の発生時期

 湿度が高い夏に多く発生するイメージが強い食中毒ですが、実は秋にも多く発生していることをご存知でしょうか。そもそも食中毒には「自然毒(きのこやフグなどの毒)」「細菌」「ウイルス」「寄生虫」など様々な発生原因があり、年間を通して発生しています。

 細菌やウイルスによる食中毒は、清掃や手洗いなど日ごろの衛生管理が重要となってきます。今回は、食中毒を引き起こさないためのキッチンの清掃のポイントについてご紹介します。

■ キッチンには、菌が好む3つの要素「栄養」・「水分」・「温度」がそろっています

 食中毒を引き起こす菌は、「栄養」「水分」「温度」の3つの条件がそろった時に、飛躍的に増殖します。逆に言うと、この3条件がそろわない状況をいかに作れるかが、食中毒防止の要となります。調理器具などについた食品や汚れも細菌の栄養となるため、しっかりと清掃を行うことが非常に重要です。

 キッチンで菌が特に多い場所として、まな板や包丁といった調理器具の他、ふきんやスポンジ、水切りカゴ(特に水受けの部分) といった清掃時に使用する道具、取手(冷蔵庫・電子レンジ等の)が挙げられます。

■ 身近だけど意外と知らない掃除の落とし穴! 注意点と対処法3ステップ

■ キッチンの清掃には、非可燃性の「弱酸性次亜塩素酸水溶液」を

 日本国内において、食品工場や厨房設備のある現場などを筆頭に、様々なプロの現場でも次亜塩素酸水溶液を活用した衛生管理が実用化されています。食材の殺菌や、器具の洗浄と、次亜塩素酸水溶液が持つ特性でもある、人体に限りなく刺激性の低い低濃度であっても、しっかりとした除菌効果が期待できるという利点から除菌ツールとしての選択肢の一つとして選ばれる場面が増えてきています。

使用濃度  50ppm

<使用方法>

 次亜塩素酸水溶液の流水下にて、洗剤を使用して一次洗浄を行い、十分に汚れ(有機物)を取り除く。洗浄後、次亜塩素酸水溶液に5~10分間浸漬する。浸漬後、引き上げて乾燥して保管する。金属部は次亜塩素酸水溶液で浸漬後に水道水ですすぎを行ったのち、乾燥して保管する。

※どのような殺菌・除菌剤であっても、対象がウイルスや細菌への効果は、直接あたらなければ効果は見込めません。まな板のような、表面に小傷や凹凸があるものの除菌に活用する場合は、浸漬+物理的なこすり洗いが有効的です。

■ 弱酸性次亜塩素酸水溶液『スーパー次亜水』について

 当社の主力製品である『スーパー次亜水』(弱酸性次亜塩素酸水溶液)は、食材や水道水、プールなど広範囲で使われている殺菌剤「次亜塩素酸ナトリウム」のpHを弱酸性に調整した除菌水です。弱酸性にすることにより除菌効果の高い次亜塩素酸の存在比が大きくなり、除菌効果を高めることが可能で、薬剤への抵抗性が高い芽胞菌やウイルスに対してもご使用いただけます。

 また、タンパク質などの有機化合物と結合した際に、中和され水へと変化する性質があるため、薬剤残留性が非常に低く、生体や自然環境への負荷が非常に少ないという特徴があります。安全かつ強力な衛生管理用水として注目と信頼を受け、多くの医療機関や介護施設、保育所、大学等の研究機関や食品加工工場などで導入されています。

株式会社エイチ・エス・ピー(略称:HSP)
https://www.hsp-net.co.jp/