ゆほびか ゆほびか
  • 文字サイズの変更
  • 大
  • 中
  • 小
  • SNS
  • twitter
  • facebook
  • instagram

【IDÉE】POP UP STORE “BRICOLAGE” 開催

2022/09/01

役目を果たしたと思っていたものが新たな魅力を放ち、暮らしを豊かに彩るアイテムに。

 IDÉE を企画・展開する株式会社良品計画は、9 月2 日(金)から10 月3 日(月)までの期間中、IDÉE SHOP Jiyugaoka でIDÉE GARAGE の第3 弾「BRICOLAGE(ブリコラージュ)*1」を開催します。
 IDÉE GARAGE は、ものを作る際に発生してしまう端切れや残反、廃材、機能は問題ないものの事情により新品としては販売がむずかしい「B 品」を集め、行き場を失ってしまったように見えるものの魅力を視点を変えてみたり、遊び心のあるクリエーションで再発見したりして、新たな価値を加え、創り広めていくプロジェクトです。
 これまで「無印良品 藤沢」*2、 「IDÉE SHOP Roppongi」で不定期に開催をしてきたIDÉE GARAGE。第3 弾となる今回は、POP UP STORE “BRICOLAGE(ブリコラージュ)” と題し、IDÉE SHOP Jiyugaoka の1 階から3 階、そして4 階の空きスペースまでIDÉE GARAGE がイベントを開催!このプロジェクトに共感する10 組のアーティストの作品展示やIDÉE GARAGE のオリジナルアイテム、倉庫に眠っていたサンプル品の販売、ワークショップやトークイベントなどを行います。
 身の回りの見慣れたもの、役目を果たしたと思っていたものも、発想や見立てによって今の暮らしを豊かにする素敵なアイテムへ様変わり。ぜひご注目ください。

*1 BRICOLAGE(ブリコラージュ) とは
フランス語で「繕う」を意味する“bricoler” に由来。その場で手に入るものを寄せ集め、
その有り合わせの材料と道具を使って創意工夫しながら新しいものを作ること。
*2「無印良品 藤沢」は2015 年に閉店しております

IDÉE GARAGE vol.03
POP UP STORE “BRICOLAGE” 

会期:2022 年9 月2 日(金)- 10 月3 日(月)
営業時間【1~3F】11:30 ~ 20:00、11:00 ~ 20:00(土日祝)
    【4F】11:30 ~ 18:00、11:00 ~ 20:00(土日祝) * 9 月16 日(金)は4F のみ営業しておりません
会場:IDÉE SHOP Jiyugaoka
   〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2-16-29  TEL : 03-5701-7555

  • rétela / リテラ

インドの伝統的なプリント技法であるブロックプリント。この製作過程の中で廃棄される下敷き布をアップサイクルして制作する、ライフスタイル雑貨や日常の暮らしを楽しくする衣料品を提案しています。
その布は製品の色、柄が製作時間の経過と共に複雑に重なっていきます。そのため意図せず偶然にできた色や柄がのった布は、まるで抽象画のようです。
見る人によって自由に解釈が出来る唯一無二の作品です。

[profile]
ré 再生、再構築tela
スペイン語で生地

だれも見向きもしない捨てられるものと、その土地に根ざした手仕事にフォーカスし、それらを再構築して新しい価値を見出します。コンセプトは「既成概念にとらわれない、自由で調和した服」。
www.retela.tokyo

  • Acchi Cocchi Bacchi / アッチコッチバッチ

タイ、アフガニスタン、インド、中国、メキシコなどから買い付けた民族衣装や装飾品。人から人へとバトンのように手渡され、作家である高橋さんの元へやってきた、世界中の歴史やさまざまな場面でデコレーションされた布。その小さな欠片たちは、痕跡を残したまま魔法のような彼女の手によって、「バッチ」という新たな命が吹き込まれます。奇跡のような巡り合わせや重なりに想いを馳せながら、自分だけの特別なバッチを見つけてください。

[profile]
高橋 彩子(バッチ作家/ アッチコッチバッチAcchi Cocchi Bacchitela)
1977 年横浜市生まれ。2003 年メキシコにて人形劇団を主宰するメキシコ人女性に師事。
2010 年世界の民族衣装や装飾品、端材を素材にアッチコッチバッチの制作をスタート、2016 年からバッチを生業に。制作10 年の2020 年、DIGINNER GALLERY(東京)と協働で作品集「BACCHI WORKS」発行。2022 年金沢市民芸術村でアーティスト・イン・レジデンス。個展、ワークショップ等多数
www.saekotakahashi.com

  • ANIMA FORMA / アニマ・フォルマ

ラテン語で「魂のカタチ」という意味の「ANIMA FORMA」(アニマ・フォルマ)。文字通りアニミズムの考えから生まれました。ANIMA FORMA は、ウール生地の生産過程で廃棄される端材に新しい命を吹き込み、テキスタイルとして蘇生させるアートプロジェクト。
捨てられるモノへの後ろめたい気持ちを、自分なりのやり方で浄化させることは小さな一歩ですが、地球全体の浄化にきっとつながると信じています。

[profile]
村松 恵
1983 年東京生まれ。多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻卒 。株式会社良品計画企画デザイン室を経てフリーランス 。 2021 年、布地の生産過程で廃棄される端材を、一点モノの作品として蘇らせるアップサイクルなアートプロジェクト「ANIMA FORMA」 を始動。
www.animaforma.com

  • Bouillon / ブイヨン

焼き物や籐など、古くから身の回りの道具や家具に使われてきた素材を丁寧に解釈し、現代、そしてこれからのライフスタイルに向けてデザインしたプロダクトシリーズをはじめ、廃棄予定であったパイプ椅子や会議用長机などをアップサイクルした家具シリーズ「Baton」を展示・販売します。

[profile]
服部 隼弥 / デザイナー
名古屋芸術大学スペースデザインコース卒業後、家具メーカーに勤務。その後大学助手などを経て、2016 年にデザインスタジオとしてBouillon 設立。
ふだん見慣れている もの・こと・ひと に丁寧に関わることで、そこに溶け込むたくさんの良さが見えてきます。その良さ一つ一つに「うまみ」があります。素材のうまみを活かした料理のように、シンプルでありながらくせになる「うまみのきいた暮らし」を提案します。
www.design-bouillon.jp

  • MAKOO / マコー

「ethical」「sustainability」をキーワードとし、リサイクルレザーを使用した、革だけどデイリーに気軽に使えるオリジナリティあふれるプロダクト。リサイクルレザーは、廃棄するはずの牛革の端材と天然ゴム(25%)で生成した環境にやさしい素材。水で洗うことができ、使い込
むほど味が出て経年変化を楽しむことができます。 ほか、MAKOO のオリジナルノートブックにアーティストがペイントした作品なども展示販売します。

[profile]
環境にやさしい素材“ リサイクルレザー” を使用し、オリジナルティあふれるアイテムを展開しているプロダクトブランド。ゴミになって捨てられてしまうものでも、用途を替えて新しいものに仕上げることで新品とは違う魅力をもったものができる。ただし、そのつくり自体は新しいものを作るのと同じ要領で、再利用だからと気を抜くことは禁物です。つまり、捨てずに使うということは、それがしっかり使えるものでなければ結局一緒なのです。エコブームという言葉に括られてしまうことなく、デザインとしての可能性を提案してゆきます。
www.makoo1.com

  • Ph.D. / フッド

oops(ウップス)は、さまざまな生産現場で発生する端切れ・端材・廃棄物などを素材とし、新たなものづくりをするアップサイクルに特化したプロジェクトです。さまざまなメーカーやクリエイターに協力を得ながら心が動くようなプロダクトを発表しています。

[profile]
2016 年長野県東御市に設立。物や社会の持続可能性にフォーカスしたデザインスタジオ。 アップサイクルプロジェクト「oops」を主催。自然豊かな地で世代、国境を超える生活の道具の販売と修理、張替えを主軸に、今の時代に適した創造の仕組みやアイデアを発信しています。
www.ph-d.jp/oops

  • IDÉE GARAGE オリジナルアイテム

期間:9 月2 日(金)- 10 月3 日(月)

IDÉE や無印良品の商品の製造過程で発生してしまう残布や、店頭でサンプルとして使用し少し汚れてしまった商品などを再利用したり他のものと組み合わせて、新たな機能や個性をもつプロダクトを生み出しました。

[アイテム例]
・IDÉE GARAGE Recycling Tote Bag
オーダーカーテン製作時の残布や、無印良品のカーテン残反を再利用したトートバッグ。
・IDÉE GARAGE Upcycling Big Bag
商品撮影などで使用した後、行き場を失ってしまった無印良品のソファやチェア
のカバーの形状を活用した、何でも入る大きなバッグ。
・IDÉE GARAGE Recycling Pot
廃棄されるはずだった使用済みの植木鉢を回収し、益子の窯元で釉薬を掛け焼成
しなおしたポット。
・IDÉE GARAGE タンス Shelf
日本古来のモジュールの研究から生まれた無印良品の収納家具のパーツと、不要
回収された桐箪笥のシンデレラフィットで組み合わせたプロダクト。

  • GMKR − Uneven Structure Furniture−

期間:9 月2 日(金)- 9 月15 日(木)

GMKR(ゴミカラ)の作品は、すべて廃材をマテリアルとして製作されています。その素材のチョイスや組み合わせ、最後のペイントやロゴに至るまで、どの作品も不均一(Uneven)で、唯一無二。その強烈な存在感は、今までにない新しい価値観の創造を強く感じさせられます。
今回のイベントでは、今までの作品に加え、イデーや無印良品の不用品、廃棄品を再構築した作品の展示販売もおこないます。

[profile]
GMKR〈ゴミカラ〉は、廃棄家具を分解し、芸術(文学・音楽etc.)と神様(偶然性・神秘)の力により再構築をするUneven Structure Furniture です。圴一(even)、大量生産(mass production)の対極、そして分類(categorize)できない不均一(uneven)であることを意味しています。
www.gomikara.com

  • DESIGN UNDERGROUND / デザインアンダーグラウンド

期間:9 月17 日(土)- 10 月3 日(月)

松崎順一氏が、日々日本中を駆け巡り集めた70 年代から80 年代のヴィンテージ家電を自ら整備し現代に蘇らせます。古いものこそ価値創造の原点として、廃棄された家電の発掘作業を行い、主にラジカセをベースとしたアナログ作品を通して、音の魅力や未来の家電のあり方を提案し
ます。

[profile]
家電蒐集家の松崎順一が主宰。足立区をホームグラウンドとして家電再生活動を続ける「レトロフィッター」「家電系ガジェッター」「家電考古学者」として、国内・海外を問わず、過去1970 年代以降の近代工業製品( 主にラジカセ) をこよなく愛し、発掘・蒐集・整備・カスタマイズ・企画イベント・ラジカセを使用したアート展等を中心に2003 年から活動中。
www.dug-factory.com

  • FROM THE WAREHOUSE MUJI AND IDÉE STORE vol.2
    (無印良品とIDÉE の倉庫に保管されていたものたち)

期間:9 月17 日(土)- 10 月3 日(月)

無印良品とIDÉE の倉庫で保管している世界中から集めたサンプルやストック品、手仕事の一点もの、そして役目を終えたショップの備品や什器などを販売します。どこかの国の一見謎めいた使い道を迷うような商品サンプルも、見立てによっては誰かのお気に入りになり、新たな使い道を見出すことができると信じています。

  • ワークショップ、トークイベントも開催!

会期中の週末には、参加デザイナー、アーティストをはじめとしてさまざまな方を講師にお招きして、制作
体験やトークイベントを開催予定です。また、DIY やメンテナンスを得意とするIDÉE GARAGE のスタッフ
によるワークショップも開催。暮らしを楽しむヒントをたくさんお持ち帰りいただける内容でお届けします。
詳細は随時、IDÉE のウェブサイト、SNS でご案内します。

▼IDÉE
「生活の探求」をテーマとし、オリジナルデザインの家具をはじめ、インテリア小物、グリーン、アート、音楽や飲食に至るまでを総合的に手掛け、人々がその人自身の価値観や個性に寄り添った“真に豊かで優雅な生活”を実現するのを後押しするインテリアブランド。
https://www.idee.co.jp
▼イデーショップ オンライン
https://www.idee-online.com
▼IDÉE Instagram
lifewithidee
▼良品計画 企業情報サイト
https://ryohin-keikaku.jp