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【国産ハーブリキュール】専門工場「金ケ崎薬草酒造」誕生

2022/03/07

日本のハーブから造るお酒の魅力をお届けしたい。「Makuake」では開始4時間で100万円を調達!

 2021年12月に岩手県・金ケ崎町唯一の酒造場となる「金ケ崎薬草酒造」が誕生しました。代表を務めるのは、海外での勤務経験もある元バーテンダーです。

 第一弾発表商品『「少しを楽しむ」お酒・和花』シリーズで、アルコールの新しい消費のあり方を提案する。応援購入サイト「Makuake」での先行販売では、開始3日で200万円を達成しました。

https://www.youtube.com/embed/Tz6u9OSp1aE?autoplay=0&fs=1&rel=0


日本古来からある和ハーブを生かし、新たな価値を世界に発信する
 岩手県・金ケ崎町唯一の酒造場となる「金ケ崎薬草酒造」では、アペリティフリキュール とアマーロ(イタリアを代表的する苦味酒)などと呼ばれるハーブリキュールの製造をメインに行っています。

 ハーブリキュール: 日本ではほとんど馴染みがないが、欧米では若者を中心に近年注目を集めている。様々なハーブに柑橘類や果実のエキスを加えた複雑な味わいが、カクテルベースや食前/食後酒として重宝されているからです。

 日本は世界的に見ても魅力的なハーブ(紫蘇や山椒、わさび)や果樹、柑橘類の宝庫。この環境を活かし 自然豊かな金ケ崎町で 果草木根の様々な植物を使った和ハーブリキュールを作り、国際的なブランドにしていくことが私たちの目標だです。

自社農園で作業する代表・老川和磨
自社農園の様子

『「少しを楽しむ」お酒・和花』シリーズで新しい消費のあり方を提案 
 Makuakeでの先行販売は開始3日で200万円を達成

 金ケ崎薬草酒造が生み出す初めての商品は、和ハーブリキュール『和花(わか)』シリーズ。日本の四季をイメージし、春・夏・秋・冬それぞれに旬を迎えるハーブや果実の香りを「ブレンド」した新感覚のリキュールです。

 お酒離れが進む国内の若い世代にアルコールの美味しさや新しい楽しみ方を感じてほしいと、飲みやすい低アルコール (10%) で製造しています。『「少しを楽しむ」お酒』のコンセプトの通り、少量のアルコールでも様々な植物の風味を楽しめ、充実感を味わうことが出来るのが和花シリーズの強みです。小さなグラスでゆっくり「ストレート」で味わっていただくことをオススメしています。

 私たちは『和花』を通し、アルコールとともに日々の生活のふとした時間を大切にする 新しい文化を提案していきます。

「少しを楽しむ」お酒・和花

 第一弾商品である春の『樹(いつき)』と秋の『果(みのり)』は、2021年12月12日より応援購入サイト「Makuake」で先行販売(現在は終了)。

 開始3日間で200万円を調達し、現在日本中から注目を集めています。『樹』と『果』の一般販売は4月開始を予定。

Makuakeプロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/herb_liqueur/

和花 樹/果 各 [アルコール度数:10 %, 内容量:200 ml, ⼩売価格:1,650円 (税込) ]

コロナをきっかけに、元バーテンダーが夢のリキュール工場を開業

金ケ崎薬草酒造の代表を務めるのは元バーテンダーの老川和磨(28歳)と東京大学大学院卒の理系デザイナーである林優花(25歳)の2人。

株式会社K.S.P(金ケ崎薬草酒造)の代表・老川と林

 老川はカナダ・アメリカでバーテンダーとして腕をふるった経験を持っています。その際に見学した地産地消型の蒸留所に感動を覚え、自らも酒造場を持ちたいと 志す様になりました。

 帰国後4年間は、東京都内にて自家製ハーブ専門のバーを営んでいましたが、コロナをきっかけに地元での開業を決めました。仕事仲間であった林を誘い、株式会社K.S.P(金ケ崎・サスティナブル・プロダクト)を設立。

 そして、父の実家の精米場跡地を改装し、夢であった小さなリキュール工場「金ケ崎薬草酒造」を立ち上げました。

 2021年11月末にリキュールの製造免許を取得し、同年12月より製造を開始した。2022年3月の『和花』発売に向けて、現在は鋭意仕込み中です。

2800 L分のタンク

『酒造×農業×デザイン』で未来の暮らしに新しい価値を作る「株式会社K.S.P」

 金ケ崎薬草酒造の経営母体である株式会社K.S.P(金ケ崎・サスティナブル・プロダクト)は、酒造事業の他に、原料生産やハーブの収穫体験、育成指導などでハーブの魅力を発信する「K.S.P薬草ファーム」と林が責任者を務める、「K.S.Pデザインラボ」の3つの事業を行っています。

 原料(自社農園のハーブや廃棄されてしまう野菜や果実)の調達から、商品の企画・デザイン・製造までを自社で一貫して行うことで、食品ロスを減らした製造が可能となる。作り出した商品が社会に新しい価値を生み出すことで、消費環境も含めた持続可能なものづくりを目指しています。

 現在は、『和花』の製造に加え、日本の伝統であるお茶を使用したお酒『茶酒・桑ノ木田30』を製造しています。今後は、『和花』や『茶酒』シリーズの開発に加え、コロナ禍で打撃を受けている飲食業界や、環境被害を受けた野菜や果物を使用したオリジナルリキュールなど様々な飲料・加工品の開発にも力を入れていきます。

株式会社K.S.P ホームページ:https://www.kspyakusou.com

紫蘇や山椒は身近なハーブですが、それがリキュールとしてお酒になる・・・とても気になりますね!