2011年の東日本大震災発生から、3月11日でちょうど10年。いつ、どこで起きてもおかしくない地震災害。大切なペットへの「災害への備え」も考えておきたいですね。
ペット保険の「PS保険」を提供する少額短期保険会社のペットメディカルサポート株式会社では、ペットの「病気やケガ」のサポートだけではなく、「防災」への取り組みとして、2021年2月以降、PS保険に新規ご成約された方全員に「災害対策付き迷子札」を無料配布しています。
災害対策付き迷子札とは
スマートフォンから専用ウェブサイト『災害対策付き迷子札(https://my-go.jp/)』に、飼い主とペットの情報を登録します。この情報は、ペットに付ける迷子札に印刷されたID(QRコード)で管理されています。
迷子のペットを見つけたら、発見者がこのQRコードをスマートフォンで読み取り、専用ページにアクセスすると、飼い主に連絡を取ることができます。また、ペットの飼い主が被災して困ったとき、『災害対策付き迷子札』の利用者同士が連絡を取り合い、助け合うことができます。
◆災害時におけるペットの現実
「ペットも家族」を言われるようになってきた昨今ですが、ペットを飼わない人、苦手な人からすれば、必ずしもそうとは言えません。まして、被災し、避難所生活を余儀なくされれば、なおのことです。
環境省はペットとの同行避難を推奨していますが、各所の避難所まで正しく情報伝達がなされていないのが現実です。実際に、一部の避難所ではペットの受け入れ拒否が発生し、飼い主が車中泊を余儀なくされたというケースがありました。
一方、ペットが避難所に受け入れられたとしても、普段と異なる環境のため、無駄吠えが増え、凶暴になったり、人を極端に怖がったりするなど、予想できないことが多く発生します。
また、ペットを飼っていない人にとっては、鳴き声ひとつがストレスになってしまい、飼い主は肩身の狭い思いをしてしまうかもしれません。
◆もしもペットが行方不明になると、どうなってしまうのか?
迷子が原因で、愛護センターや保健所などに保護された動物は、収容期間を満了すると殺処分となります。
各自治体によって異なりますが、ペットの収容期間は4日~7日間です。また、ペットとの生活を諦めざるを得ない場合、飼い主自らが申し出ると即日殺処分となってしまいます。
飼い主とペットがさらされるこうした現状を踏まえ、ペットメディカルサポートでは、「災害対策付き迷子札」という仕組みによって、「動物が安心して共存できる社会の実現」に取り組んでいます。
◆災害対策付き迷子札でできること
【case1:ペットが迷子になった場合】
飼い主が、スマーフォンから簡単な操作で、ペットの捜索依頼をメール配信できます。
カンタンな操作で、迷子になってしまった経緯や状況をいち早く共有できます。
※オーナーさまが捜索依頼をしていない場合、個人情報は一切表示されません。
【case2:迷子を発見した場合】
発見者が、迷子札のQRコードを読み取り、直接飼い主に連絡できます。
発見者が迷子札IDを入力することで直接オーナーとコンタクトを取ることができます。
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です
困っているペットやオーナーさまを発見しましたら、ぜひ手を差し伸べてください。
【case3:飼い主が被災した場合】
メッセージ機能によって、ほかの利用者から情報提供を受けられます。これによって、ペットの一時預かり先やペット向け救援物資の提供場所、同行避難所などを知ることができます。
さまざまな助け合いができます。
大規模災害時は避難所でペットの受け入れができない場合があります。
メッセージ機能を介して周囲の協力者を見つけることができます。そのほか、ペットの捜索依頼はもちろん、ペットフードを入手できる場所の情報やペット同行避難が可能な場所などの情報交換もできます。
ペットメディカルサポート株式会社
https://pshoken.co.jp/
いざという時の備えを、大切なペットにも。この機会に考えてみたいですね。
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