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2021年3月号の読みどころ


寒くなると血管が収縮し、熱の放散を防ぐ仕組みを体は持っています。
血管が収縮すると、血圧は上がります。
温かい室内から急に寒い外に出たときはもちろん、起床時に布団から出たとき、脱衣所で服を脱いだとき、冷えたトイレに入ったときなどに、血圧は急上昇し、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因となります。
そんな恐ろしい病気を予防し、血液や血管を若返らせるためには、ふだんの生活のちょっとしたコツが必要です。
本特集では、上皇陛下の執刀医をはじめとする専門家たちに、そのコツを教えていただきました!



 Part 1 
上皇陛下の執刀医が伝授!
心臓と血管の病気を防ぐ

「丈夫な心臓」の作り方

心臓血管外科医として、これまでに約9000人の心臓外科手術を行い、
2012年2月には、当時78歳でいらした上皇陛下(当時は天皇陛下)の狭心症の手術にも携わった
心臓のスペシャリスト・天野篤先生。
天野先生曰く「心臓病は、ガンなどに比べてさほど難しい病気ではない」そう。
血液を全身に送るというポンプ機能がほぼすべての役割で、シンプルな機能のため
病気になりやすい原因や改善方法などがわかっているためだそうです。
ですが、やはり病気にならないことが大切。
心臓病は、高齢者に多い病気ですが、近年は若い世代や中高年にも、心筋梗塞や狭心症などの心臓病が増加傾向にあります。
それは、暴飲暴食や寝不足、ストレスなどによって、血液と血管の状態が悪化したことが原因の一つと考えられています。
血液と血管の状態を悪化させずに、心臓を若々しく保つためにはどうしたらいいのでしょうか。
その方法をじっくり天野先生にお伺いしてきましたので、ぜひ本誌をご覧ください!



 Part 2 
脳梗塞・心筋梗塞を完璧に予防!
医師が発見した

「動脈硬化・高血圧を治す食事術」

元気だった人が突然亡くなる「突然死」。
3年前、人気俳優の大杉漣さんが心不全で急逝され、世間を驚かせました。
また、歌手の桜井和寿さん、星野源さん、KEIKOさんなど、若くして脳梗塞やくも膜下出血などの病気を患うかたも多いです。
こうした血管の病気は「動脈硬化」が原因で起こる、と真島康雄医師は話します。
真島先生は、10年以上にわたり、およそ6000人の患者さんの血管エコー検査から、動脈硬化の原因は「油」と「脂」にあることを突き止めました。
「食事を変えれば、動脈硬化は治り、突然死は完全に防げます」。
真島先生はこう断言します。
石灰化した動脈硬化まで改善させている真島先生の、自分で突然死が完全に防げる食事術について詳解します。



 Part 3 
病気の原因は毛細血管の消失!
1日3分で血管がよみがえる

「かかと落とし」

・冷えてつらい
・顔や足がむくみやすい
・寝ても疲れが取れない

そんな症状はありませんか?思い当たる場合、あなたの毛細血管には血液がしっかり行き届かず、「血管はあるのに、実質的にないのも同じように」見える「ゴースト血管」が進行している可能性があります。
毛細血管は、体の末端の細胞まで必要な栄養素や酸素を届け、不要になった二酸化炭素や老廃物を運び出すことで健康を維持してくれる、とてもたいせつな血管です。ですが、加齢や高血圧、高血糖などの生活習慣病の影響で、40代半ばから80代になるまでに、4割もの毛細血管が機能しなくなってしまいます。すると、息切れや慢性疲労といった身近な症状から、ガンや認知症、骨粗鬆症など重篤な病の原因になるのです。
毛細血管のゴースト化を予防、さらにゴースト血管を正常な血管に復活させるためにお勧めなのが「かかと落とし」です。1日3分行うだけで、毛細血管はよみがえり、健やかな毎日を過ごす一助になります。
また、ゴースト血管はシミやシワの原因にもなる、いわば美容の大敵でもあります。今回は、顔の毛細血管を刺激し血流を改善することで美肌維持に役立つ「耳もみ」も併せてご紹介しています。



 Part 4 
糖尿病が治った!
血液をサラサラにして血糖値スパイクも防ぐ

「食前ツナ缶」

糖尿病の予防・改善には日頃の運動や、規則正しい生活の維持、そして食生活を見直し「栄養バランスの整った食事」をすることがとてもたいせつです。
しかし、意識しているものの、なかなか難しいものでもありますよね。そんなとき、役立つ食材が身近にあることをご存じでしょうか?それは、なんと「ツナ缶」です。
ツナ缶を食べることで、血糖値のコントロールに欠かせない糖質制限が無理なくでき、悩みがちな空腹感にも見舞われません。また、豊富に含まれるたんぱく質が筋肉量の維持・増加につながり比例するように糖質の消費量も増加します。その身はもちろん、調味液の油には、血液EPA・DHAなどの必須脂肪酸も含まれ、血液をサラサラに保つサポートもしてくれます。
さらに、「食前」にツナ缶を食べることで、食後の血糖値の急上昇「血糖値スパイク」を抑えることができます。この食べ方を実践して、たった3カ月で糖尿病から回復したり、糖尿病予備群から脱し、健康を維持にツナ缶を役立てているという人もいるのです!
生活習慣病の専門医・栗原毅先生もお勧めだという「食前ツナ缶」の詳しい栄養価や食べ方は本誌にて。



 Part 5 
脳の血流が増えて脳機能が高まると実証!
認知症専門医考案の

「手の親指刺激」

超高齢化社会の日本において、認知症の発症者数は増加の一途をたどり、
早期の段階で専門の医療機関を受診する人が増えています。
長谷川嘉哉先生は、認知症専門医として毎月1000人ほどの患者さんを
診察されているそうですが、そこでお勧めしているのが「手の親指刺激」!
親指を動かすことで脳の血流が増え、細胞が活性化して、脳機能が高まると考えられているそうです。
それに親指は服を着替える、物をつかむ、ドアノブを回すなど、日常において
「何かをしたい」と思ったときに必ず使う指です。
親指を使うことで、認知症において低下しがちの「意欲」を高めることができるとも考えられています。
ぜひ本誌に掲載されている「手の親指刺激」を行って、認知症の予防に役立ててください。



 Part 6 
女優の羽田美智子さんも実践!
深い呼吸になって血管のサビを除く

「寝たまま腰そらし」

荒井塾の荒井義雄先生は90歳でありながら、血管も骨も体も心も、若い人のように元気です。
この元気の秘密は「呼吸」。
肺と腸を隔てる横隔膜をしっかり動かす呼吸ができれば、誰でも荒井先生のようないつまでも元気な体と心を保てるのです。
「老化とは、内臓や血管などの細胞がサビることから起こります」と荒井先生は言います。
この特集では、血管のサビを取り、いつまでも若々しい体が保てるほんとうの「深い呼吸」のやり方をご紹介します!


オルゴールは、教会のときを告げる鐘を原点に、220年前、スイスの時計職人によって生まれました。

音階を持つ硬いハガネをドラムに植えられたピンで弾く美しい“ひびき”には、人の可聴域を超える音(3.75~20万ヘルツ)が含まれています。

近年、こうした超高周波を持つ音楽が、生命維持に欠かせない脳の特定部位の血流を改善することが判明。

新規収録の音源とともに、オルゴールで病気の症状が改善した体験談をお届けします。



大人気の未来予報士がズバリ予測!
幸運の波に乗る!

今年上半期のミラクル開運日
運気アップ!「星灯カード」付き

国内外のさまざまな出来事や、天気、災害などについての予言がことごとく当たり、「奇跡の的中率」と注目を集める未来予報士のオオタ☆ヒロユキさん。
2021年上半期の運気のよしあしを、12星座別のカレンダー形式で特別に予報していただきました。
運を上げる好機をつかむとともに、不運やトラブルを避けるためにお役立てください。
オオタ☆さんが考案した、今年の運気をいっそう加速する周波数が込められた「双子座の星灯カード」付録も、併せてご活用くださいね。



15kgやせた!シミが消えた!
肩こり・便秘・低血圧が大改善!

デトックスみそ汁

毎日の食卓に欠かせないみそ汁。
作り方をほんのちょっと変えるだけで、健康効果が劇的にアップします。
コツは、「少し冷ました湯にみそを溶く」こと。
それだけで、長年の便秘が解消したり、ひどい肩こりに悩まされなくなったり、さらには大幅にやせたりした人がいます。
まな板不要で、鍋も不要な超おてがるなみそ汁です。
ぜひお試しください。



朝晩3分で腰痛・肩こり・背中の痛みが解消!
ネコ背も治る!

よつんばいエクササイズ
整形外科医も絶賛!

伊豆に、独自の手法で、目の前の人の体の痛みをその場で取っていくシャーマンのような治療家がいます。

「天城流湯治法」を考案し、NPO法人「錬堂塾」で全国の医師や鍼灸師にその方法を伝授している杉本錬堂さんです。

痛みは、血液などの滞りによりしなやかさを失ってしまった腱を「のばす」、硬くなってしまった筋肉を「ほぐす」、骨と筋肉が癒着してしまったところを「ゆるめる」ことにより、和らげることができると言います。

ネコが伸びをする動きを見て考案し、錬堂さんがご本人が、基本中の基本として毎日、朝晩実践している健康体操をご紹介しましょう。