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2021年7月号の読みどころ


「歩くことが体にいいのはわかっているけど、なかなか……」
そう思った人はもれなく「歩いていない人」で「病気の予備軍」です。
歩くことって、体にいいだけではありません。
歩くことを習慣にすると、常に全身の血流がよくなる→頭の回転がよくなり→幸せホルモンのセロトニンが出てニコニコ顔になって→人生の成功をつかみやすい、というサイクルに巻き込まれるようになります。
そのほか、やせたり、体の痛みが解消したり、不眠やうつ症状が改善するなど、いいことばかり!
最も簡単で、お金もかからない、だけど腰が重い人にとっては一生やろうとしない、それが「歩く」習慣なのです。
思い立ったが吉日。ぜひこの特集を読んで、その後は雨だろうがなんだろうが、少し歩きに行ってください。「歩いてよかった」って、きっと思うはずです。



 Part 1 
血圧・血糖値が低下、うつ、認知症も改善!
頭もよくなると名医が推す

脊椎ストレッチ歩き

長尾和宏先生は「病気の9割は歩くだけで治る!」と断言します。
現代の病気のほとんどの原因は、運動不足と食べ過ぎが原因。それが毎日、歩くようになるだけで、たいていの病気は改善に向かうとおっしゃっています。
歩くことで期待できる効果としては、
・骨や筋肉が丈夫になる
・血行がよくなり冷えが改善
・脳の血流が増えて、認知症の予防と改善
・自律神経が整い、ホルモンバランスが整う、胃腸の調子もよくなる
・不眠の解消
・免疫機能が活性化
・ダイエット
などが挙げられますが、長尾先生が歩くことを勧めている理由は、それだけではありません。
「よく歩く人は幸せになる(!)」からだそうです。
歩くと、脳内のホルモンバランスが整い、「幸せホルモン」と呼ばれる「セロトニン」が分泌されます。
すると、顔がニコニコと幸せな顔つきになりますし、性格も明るくておおらかになっていきます。
長尾先生曰く、こういった人は、人生における成功をつかむ確率も高いそうです。
歩くと、脳の血流がよくなり、神経細胞も増えます。頭がよくなるうえに、おおらかで前向きな人は仕事も人間関係もうまくいくに決まっているからです。その結果として、人生の成功をつかみやすくなるのです。
今日からさっそく、歩いてみませんか?



 Part 2 
13kgやせてメタボ脱出!
高血圧・腰痛・O脚も大改善!
専門医も絶賛の

3拍子ウォーク

「タン、タン、ターン!」と3歩目だけを大きく歩幅を伸ばして歩く「3拍子ウォーク」を勧めているのは、ウォーキングスペシャリストの山口マユウ先生。
ウォーキングがあまり運動として認められていないのは、「適正歩幅」で歩いていないからなのだそうです。
適正歩幅とは、おおよそ「身長-100㎝」。
身長が165㎝だったら、65㎝が適正歩幅というわけです。
適正歩幅でウォーキングを行うと、飛躍的に消費するエネルギーが上がり、下半身も鍛えられるなかなかハードな運動になります。
いきなり常に適正歩幅で歩こうとするとたいへんですが、3拍子ウォークなら楽しく、簡単に適正歩幅を伸ばせます。
足の専門医も効果を認める3拍子ウォーク、ぜひ実践してみてください!



 Part 3 
歩く効果が4倍増!
自粛太り・高血圧・糖尿病を解消!
足腰が超若返る

階段ウォーク

漫才の単独ライブを1時間ちょっとやったとき、息切れしたというお笑いコンビ「爆笑問題」の太田光さん。
「ああ、このままじゃ漫才できなくなるな」
と危機感を覚え、始めたトレーニングが毎日30分の「階段ウォーク」だそうです。
「階段の昇り降りは、普通に歩くよりもエネルギーを使うし、筋力も鍛えられるので、理想的な運動です」
と語るのは、秋津医院院長の秋津壽男先生。
秋津先生のクリニックに訪れる患者さんは、コロナ禍で平均2~3kgも体重が増えたそうで、肥満や生活習慣病の予防のため、積極的に階段ウォークを勧めているそうです。
糖尿病や高血圧などの生活習慣病の改善・予防や、100歳まで歩ける足腰を作る「階段ウォーク」のやり方と、秋津先生が勧める「理想の歩き方」をご紹介します。



 Part 4 
9000人のデータで実証!
生活習慣病・うつ・不眠が改善する

インターバル速歩

ウォーキングと聞くと、1日1万歩歩かなければ、と思っていませんか?
1万歩の補強距離は、だいたい7km。ゆったり歩くと2時間くらいの所要時間になります。
2時間を毎日歩くというのは、なかなか難しく、ハードルも高く感じてしまいます。
しかし実は、1日1万歩歩かなくてもいいという研究結果が出ています!!
医学博士の能勢博先生の介入研究では、散歩程度のスピードで歩いても、体力向上効果や血圧低下など生活習慣病の改善は認められませんでした。
効果が認められたのは、今回ご紹介する速歩きとゆっくり歩きを繰り返す「インターバル速歩」。
このウォーキングを行った人は、体力が向上し、生活習慣病も改善することが判明したのです。
しかもこのウォーキングでかかる時間は、普通にやって30分程度です。1万歩がんばって歩くより、ハードルは低いのではないでしょうか。
健康のために行っていただきたいウォーキング。その中でも「インターバル速歩」は手軽なのに、生活習慣病・うつ・不眠はもちろん、血圧低下や認知機能の向上などの効果が判明していますので、ぜひやってみてください。
詳しいやり方は誌面をご覧ください!



 Part 5 
阿闍梨直伝の歩行禅から
眼圧下げ、腎機能改善歩行まで

歩きの新常識

奈良県の吉野山金峯山寺蔵王堂から大峯山までの往復48㎞を1日16時間かけて歩くことを1000日間続ける「大峯千日回峰行」。
これは1000年以上の前から行われてきた、仏教の伝統的な修行です。
その修行を満行した慈眼寺住職の塩沼亮潤阿闍梨(あじゃり=高僧のこと)が、コロナ禍やストレスが多くある現代社会で、穏やかに幸せに生きるため方法として説くのが「ごめんなさい、ありがとう歩き」です。
ストレスがたまったり、イライラしたり、不安になったりすると、心の針はマイナスになります。
そんなとき、「ごめんなさい、ありがとう歩き」を行うと、心の針はプラスに傾き、運気も向上するのです。
ストレス、負の感情が消える「ごめんなさい、ありがとう歩き」のほか、スポーツシューズメーカー・アシックスが長年の研究から突き止めた100歳まで歩ける「理想の歩き方」、眼科医考案の「眼圧下げウォーキング」、慢性腎臓病への効果が認められた「腎機能改善ウォーキング」など、「歩く」の最新研究についてご紹介します!


音楽には、即興(インプロビゼーション)という、
楽譜のない、その場で創作する演奏形態があります。
1音1音、演奏者は探るように弾き、
聴く側もその1音1音を注意深く聴き、心を預けていく。
精神科医として自ら弾くピアノで患者さんに音楽療法を行っている大学教授に、
ピアノの即興演奏によるフルアルバムを作っていただき、付録CDにしました。
雨上がりに散歩に誘われるような、心地よい音楽の時間をお届けします。



17kgやせて理想の自分に!
夫婦関係が改善、金運もアップ!

潜在意識に働きかけて夢をかなえる
風の時代のスマホ風水

2020年の12月下旬に200年続いた「地の時代」が終わり、「風の時代」に入りました。
これまで「土地、血縁、所有、学歴」などを重視していた社会の価値観が、「情報、ネットワーク、自立、コミュニティ、自由」へと移行しています。
この風の時代をどう生きるか。
どのように運を向上させるのか。
……とはいえ、いつの時代も運を切り開いていくのは自分次第。
そして、その自分を理想の方向へと導いてくれるのが「潜在意識」です。
開運ライフコーディネーターの富士川碧砂先生に、風の時代にピッタリの、潜在意識へと働きかける「スマホ風水」をご紹介していただきました。



ツルッと食べて体重27kg減!リバウンドなし!
免疫力アップ、高血圧・糖尿病・がん予防にも!

やせる! もずく酢ファースト

食事の前に食べるとやせると、一時期ブームになったもずく酢。
釈由美子さんや渡辺直美さんが実践したことでも話題になりました。
はたして、ほんとうにやせるのか?
効果を上がるコツは?
実際に27㎏やせて、その後も体重をキープしている桃田ぶーこさんにお話を聞きました。
もずくの免疫力を上げる効果、酢の食後血糖を抑える効果も判明!
今が旬の生もずくで作るもずく酢も紹介します。
今年はもずく酢でヘルシーにやせましょう!



不安が和らぎパニック障害・トラウマにも効く
合谷タッピング
 大学教授が考案! 

5月は精神的に不安定になりやすい時期。
コロナ禍もあって、日々、不安にさいなまれているかたも多いでしょう。
そこでぜひ実践したいのが、
手のツボをトントンと1分たたくだけのメンタル改善法です!