2022年2月号の読みどころ

長年、リフレクソロジストとして活躍されている市野さおり先生は、「今ほど、みなさんの手が疲れている時代はない」と言います。
スマホやパソコンの普及によって、人類史上ないほど手が酷使され、手はボロボロになっているそうです。
そして、これは「手」だけの問題ではありません。手が疲れているということは、全身が疲れているということ。なぜなら、手には全身の地図があり、全身の状態が映し出されているからです。
手と全身をつないでいるのは、反射区（ゾーン）です。反射区は体中の器官や臓器と対応しており、反射区をもめば、それに対応する器官・臓器の状態が変わってきます。また、どこかの臓器の働きが悪ければ、それが手の反射区にサインとして現れます。
今回は、手もみの治療地図ポスター付録とともに、手もみの「基本のもみ方」を大公開。１日３分で手の疲れを取り去り、全身が緩み血流が改善して、痛みが消え、免疫力もアップするやり方をご紹介します！

鍼治療は、痛みやこりには大きな効果があるものの、内臓の病気は得意としていませんでした。
しかし、韓国に由来する「高麗手指鍼（こうらいしゅししん）」の考え方は、両手と手の指に全身すべての臓器に相応する点が存在するとし、そこを刺激する手指だけへの施術で、体の深部にある内臓の不調にもアプローチできます。
本格的な治療には鍼を使いますが、ちょっとした症状ならば、臓器や部位に相応する点をもんだり、つまようじで刺激したりすることで解消させることができます。
高麗手指鍼の理論を元に、延べ10万人以上の腎臓病、高血圧、頸椎症、椎間板ヘルニア、耳鳴りなどを改善してきた名治療家の「手もみ術」を公開します！

肩こりにいつも悩まされている、五十肩で腕が上がらない、二の腕がたるんでいる、手先が冷える……。
こうした症状は、「手首のアーチ」が崩れているために引き起こされていることが少なくありません。
また、指先ばかりを酷使するスマートフォンやゲームの操作、パソコンでの作業を長く続けると、手のひらが開いたままで固定された状態になり、手首のアーチが崩れしてしまいます。
あなたの手首のアーチが崩れているかどうかをセルフ判定する簡単なテスト、そして、手首のアーチを取り戻して、肩が上げられない、肩がこる、指先が冷えるなどの症状を改善する「手のアーチ体操」を紹介しています。解説してくれたのは、理学療法士の清水賢二さんです。“ゴッドハンド”といわれる施術の予約は、なんと３ヵ月待ち。
まずは、本誌の記事を読んでセルフケアを始めてみましょう。スマホやパソコンを長時間操作する人、使った後に手や手首に違和感がある人必読です！

「手は全身の縮図」と言われます。
手をくまなくもんだり、そらしたり、ほぐしたりすることは、全身でマッサージを受けること、ヨガをすることと同等の効果を得られるのです。
特に、中指から手首までのラインは頭、首、肩、脊椎などに対応します。
中指をそらすことは、全身をそらして伸びをすることと同じです。
全身をストレッチすれば体がほぐれて心も温まってきます。
うつうつとした気分や不安感は解消されるでしょう。
全身の痛み、不調にも、指をそらすことで働きかけることができます。
いつでもどこでも手軽にできて、痛みやこり、不調を消し去る「指そらし」のやり方をご紹介します。

貧困と暴力が支配する家庭に生まれ、若い頃は絶望でいっぱいだったという山富浩司先生。しかし、「タッピングセラピー」という心理療法の素晴らしさを知り、また、「引き寄せの法則」を学んだことが大きな転機になりました。
山富先生は、独自にメソッドを磨いて「ミラクルタッピング（マインドフルネスタッピング）」を考案。たった30秒～１分、手や顔の要所をトントンと優しく叩くだけでネガティブな気持ちが一掃！　さらには、夢を叶え、人生を望む方向に導く効果まであるというのだから驚きです。
日常でお手軽にできる奇跡のリフレッシュ法を、ぜひお試しください。

吐く息が白くなるような寒い日、あったか～いスープを飲むと体が芯から温まり、疲れが溶け出て、元気が湧いてきませんか？
スープをごはんにかければ、それだけでもう立派な一食になります。
簡単にパパっと作れるので、疲れた日や忙しい日にも便利だし、作り置きしておけば、こんなに心強い味方はありません。
しかもお味も抜群の絶品スープなのです。