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【お金の不安をなくす】自分の中にある怖れや不安に気づく方法

解説

ゆほびか編集部

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2022/11/28

「人生にブレーキをかけているもの」に気づく

今回は、テレビの占い番組で人気の紹運鑑定士、村野弘味先生に教わった「お金の不安をなくす方法」をお伝えしましょう。

村野先生は、これまで約3万人の鑑定をしてきましたが、占いの結果を伝えるだけでなく、運を招きやすくなる体質「招運マインド」になるための方法を伝えていると言います。

「運を招くためには、自分の心の奥に引っかかっている恐れや不安の原因を知って、人生にブレーキをかけているものが何なのかに気づくことが第一です。それがわかれば、傷ついたり、ネガティブになりやすいほうには引っ張られないようにしようと〈車線変更〉ができ、自分軸で生きていけるようになります。」（村野弘味先生）

「自分の心の奥に引っかかっている恐れや不安の原因を知る」って、けっこうたいへんそうですね。

具体的には、どのようにするのでしょうか。
村野先生に聞いてみました。

「まずは、あなたがお金に対してどんなイメージを持っているのか、書き出してみましょう。

〈欲しいものが買える〉〈好きなことができる〉〈あってもなくても大丈夫〉というポジティブなイメージを持っている人もいれば、　〈やっかいなもの〉〈不安を感じる〉〈いつもお金が足りない〉というネガティブなイメージが思い浮かぶ人もいるでしょう。

ひととおり、お金のイメージを書き出してみたら、そのイメージがどこからくるのか、記憶をさかのぼってみてください。

例えば、〈お金が足りない〉というイメージを持っている人は、幼少期を思い出すと、〈親がお金がなくていつも夫婦喧嘩をしていた〉という記憶が甦るかもしれません。

すると、実際には生活に困らないお金があるにも関わらず、お金が足りなかった幼少期の記憶に囚われていたことがわかるはずです。

お金に対して不安を抱いている人は、なぜ不安なのかを考えると、〈夫婦仲がうまくいっていない〉〈仕事でストレスが多い〉といった、お金以外の問題を抱えていることに気づくこともあるでしょう。

また、お金が欲しいという人は、宝くじなどに当たって一攫千金を狙っているのか、継続的にお金が入ってきてほしいのか、具体的にいくらあれば安心なのか、お金が入ったら何がしたいのかということを、掘り下げて考えてみましょう。

そうして、自分がお金とどういう付き合いをしていきたいかを考え、お金へのイメージをポジティブなものに変えていければ、自分が変わり、周りも変わり、不思議とお金が巡るようになり、お金への不安もなくなっていくのです」（村野弘味先生）

なるほど、わかりました。
まずは「お金のイメージを書き出してみる」か。

そして、「そのイメージがどこからくるのか、記憶をさかのぼってみる」だな。

お金とは「罪悪感」というイメージが!?

実は、本記事を書いている私（ゆほびか編集部員Ｍ）もやってみました。

お金とは・・・

「罪悪感」

ザイアクカン！？
罪悪感というイメージが浮かんだのです！

どうして「罪悪感」なのだろう・・・。

恐る恐る、記憶をさかのぼってみました。

すると、ある50円玉のイメージが浮かんできました。

それは私が5歳のときのことです。

私は、日用品のお店（今のコンビニみたいなもの）の店番をしていたおばあちゃんの目を盗み、釣銭箱から50円玉をくすねたのです。

そして、向かったのは、屋台の車で近くまで来ていた、たこ焼き屋さん。
50円玉を差し出し、「たこ焼きください」と言ったのです。

1個10円のたこ焼き。

たこ焼きのおじさんは、「1個おまけだよ」と小さな船に6個のたこ焼きを入れてくれました。
そのときのたこ焼きのおじさんの顔を、50年たった今も覚えています。

先日、「父さんの具合を見てほしい」と母に言われ、コロナ禍でご無沙汰だった故郷に帰りました。

すると、空港からバスで実家に向かう途中、思いがけないことに、あの懐かしいたこ焼き屋ののぼりが見えたのです！

次の日、そのたこ焼き屋に行ってみました。

すると、狭い店の中に、あのたこ焼き屋のおじさんの当時の写真が飾ってありました。
その古い写真をたこ焼きが焼けるまでじっと見入り、説明文とともにスマホで接写しました。

たこ焼きを受け取るとき、
「この写真のおじさん、今もご存命ですか？」と聞きました。

「えっ、おじいちゃんですか？　40年くらい前に亡くなりました」

たこ焼きを焼いていたのは、お孫さんでした。

「僕は、このおじさんから初めてたこ焼きを食べたのです。
それ以来、たこ焼きが好きになったのです」

そう伝えると、お孫さんとその奥さんは顔を見合わせ、こちらにぺこりと頭を下げてくれました。

実家に持ち帰り、食べた味は、50年前と変わらないものでした。

お金はザイアクカン。

だけど、懐かしいあの笑顔と、変わらない味。

きっと、おばあちゃんも、私が50円玉をくすねていそいそと外に出かけたことなんか、とっくにお見通しで、たこ焼き屋の屋台カーに入っていったのも見ていたのかもしれないな。

そう思うと、なんかスッキリしました。

実話なんです、これ。　


『ゆほびか』2023年1月号では、

「自分と向き合って”後天運”を引き上げる！
気づくとお金を引き寄せる体質に！
人気占い師の〈招運メソッド〉」

と題する村野弘味先生の6ページにわたる記事を掲載しています。

「お金のイメージを書き出してみる」を含め、6つのメソッドを紹介しています。
どうぞお近くの書店、またはネット書店でお求めください。