冬眠中のクマのようでは運を取り損ねる
２月４日の立春を過ぎてから、２０２１年が本格的にスタートしています。星回りとしては、昨年同様に非常にキツく、不安の塊のような時期がもうしばらく続きます。
人と社会のエネルギーも、いまだガス欠状態に陥っています。そんな状況ですから、人の心は冷たく、自己中心的な言動を取る人もますます増えています。
皆さんの身近な環境で起きていることからも、コロナ禍で流れるさまざまなニュースからも、言うまでもなく納得できるでしょう。
しかし実は、もう１年先の２０２２年からは星回りが大きく変わり、明るくて暖かくて運のいい時代がようやく巡ってきます。
あらゆることが今とは一変します。新しい時代に先駆けて、今年は「見慣れない場面」や「変わっていく風景」を感じることが、かなり増えていくはずです。
人によっては、２０２２年を待たずして、運気の好転を少しずつ実感できるかもしれません。
このような中で、周囲の変化を不安に感じたり、これまで同様の行動や思考に固執したり、あるいは「運気が勝手に上がっていくなら安心だ」と冬眠中のクマのように“寝て待つ”姿勢を取ろうとしたりするのはいただけません。
不安や頑固さを払拭できず、変化を受け入れられない人、時代の変化に積極的についていこうとしない人は、今後着実に回復してゆく運を取り損ねてしまいます。
環境の変化を敏感に察知し、順応する「しなやかさ」を意識的に身に着けることは、今年のキツい星回りに耐えつつ、来年以降の運を逃さないようにするために、最も重要な課題です。
周囲の環境と自分自身を客観的に見つめるといい
来年以降の運を確実に取りにいくために今やっておくべきは、不安に陥ることなく、予想外のあらゆる変化を受け入れ、しなやかに対応していく姿勢の構築です。
そこで、で私が最もお伝えしたいのが、しなやかな自分になるための心の整え方です。特に大事なのは、やはり物事の捉え方でしょう。
まず何より、周囲の物事・人・環境を主観的、自己中心的な角度からだけでなく、柔軟で優しさのある心で見つめていただきたいと思います。
周囲のあらゆることに対して、「今、自分にできることは何か」「もっと改善できることはないか」と、利他の心を発揮するということですね。
と同時に自分自身についても、いつも客観的な心で観察できると、なおいいでしょう。大らかで優しい心、言わば「大人の心」であろうと常に意識している人は、やっかいな不安を克服できますし、運を逃すこともありません。
そのほか、心を整えるために特に効果的だと考えるポイントについては、以降全４項目に分けてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
自分はどんなふうに変わりたいか？
心を整えて、ご自身を新しい時代に合わせてアップデートするには、じゅうぶんなエネルギーがなければ始まりません。
ただ、星の動きとして２０２１年はどうしてもエネルギー不足気味なので、今回描き下ろした「赤富士と太陽神の絵」（下記）を活用して、力を補っていただきたいと思います。
現在の日本では、「新しい生活様式」を取り入れる必要性がさかんに叫ばれています。しかし、その新しいスタイルも、今はまだ「感染症対策のためのひと工夫」くらいにしか思われていないようです。
ですが私は、感染症だけでなく人生全体への対策として、一人ひとりが「変化に適応するにはどうすればいいか」「自分はどんな新しいスタイルを取り入れたいか」を意識したほうがいいと思います。
そうすれば、より安心して、運と幸せを実感できる日々を送れるはずです。明るい未来は、あなた自身が変わることで、実現されるのです。
初公開！桁違いのエネルギーが沸き立つ赤富士と太陽神の絵
冷たく頑固な心に温かさとしなやかさをもたらす絵
２０２０年は、星回りが悪いだけでなく、十干十二支・陰陽五行的にも最悪の１年でした。
人と社会のエネルギーも、運の流れも、まるで水が凍って動かないように止まっていたのです。
その傾向は、今もまだ続いています。そうした凍った状態を一気に温めるのが、「赤富士と太陽神の絵」です。
不足しがちなエネルギーを分け与えてくれる赤い富士山が背後にそびえ立ち、灼熱の砂漠の中に、太陽神を降ろした絵です。
赤富士、太陽神、砂漠。熱いモチーフのトリプル効果で、あなたの内なる氷も、周囲の環境の氷も、みんな溶かしてしまいましょう。
ご覧になり、これらのパワーとエネルギーを存分に感じ取ってください。
ご自身あるいは周囲の環境のガス欠が解消され、冷たい心は温かく、頑固な心はしなやかに柔軟になり、行動力が補われます。
運気好転の波に乗る準備を万端にしておけるとともに、先行して転がってくる運をスムーズに取りに行けるようにもなります。