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【足の裏をもむ】と健康になる、原因不明の不調も消える(その②)~効果を引き出すコツと手指の使い方

【足の裏をもむ】と健康になる、原因不明の不調も消える INDEX

※リンクになっていない項目は順次公開されます

その①~交通事故の後遺症が改善

その②~「足の裏もみ」の効果を引き出すコツと手指の使い方(本記事)

その③~10分で全身に効く!「足の裏もみ」基本のやり方

その④~耳鳴り、糖尿病、緑内障~症状別「足の裏もみ」

もめば必ず結果がついてくる!

私はこれまで、2万人以上のかたの足をもんできました。また、私の著書を読んで、足もみを実践してくださるかたもいらっしゃいます。

そういう人々から、「足もみをしたら、つらい症状や病気が改善して元気になった」という声をたくさんいただきます。その一部をご紹介すると、「高かった血糖値が下がった」、「血圧が正常域になった」、「老眼や緑内障がよくなった」、「便通が改善した」、「むくみが取れた」など、多岐にわたります。

また、それまで飲んでいた薬が減った人もいれば、私の母のように、手術が必要だと言われていた人が不要になった例もあります。

足には全身の臓器や器官と対応する反射区があり、末梢神経でつながっています。また12本の経絡が足の指先から出入りし、たくさんのツボが足に集中しています。足はまさに全身の鏡なのです。

ですから、そこをもめば全身の臓器が活性化され、血流やリンパの流れがよくなります。それとともに、体にたまった老廃物がスムーズに排出されて、全身が健康になっていきます。

20年以上、足の裏もみをしてきた私が自信を持って言えるのは、足をもめば必ず結果がついてくる、ということです。そのためには、もみ続けることが大事です。

そして、どうせもむなら、足の裏もみの効果を最大に高めるもみ方をしましょう。そのコツを、ご紹介します。

「足の裏もみ」手指の使い方

反射区は、面のツボです。そこにしっかり、圧をかけます。そのためには、下記「手指の使い方」の指の形を使って、しっかり刺激を入れてください。

鋭角プッシュ

手の人さし指を「コ」の字に曲げ、突起した関節部分で刺激する方法。ピンポイントに深く強い刺激を与える

■親指プッシュ

手の親指の腹に力を入れて刺激を与える方法。痛気持ちいい程度の、ソフトな刺激を与える

■安定圧

3秒間、一定の力を入れて深い部分に届くよう押し続けること。硬いところや痛みを強く感じる場所は、老廃物がたまって、機能が低下している証拠。2~3回繰り返して安定圧を行うと効果が上がる。

押したりもんだりして痛いところは、悪いところです。例えば、腎臓の反射区をもんで痛ければ、腎臓の機能が落ちているということですから、そこにしっかり圧をかけて、もんで腎臓の機能を高めます。

反射区については、下記をご覧ください。

硬いところ、ゴリゴリするところ、ブヨブヨしているところは、老廃物がたまっています。そのたまった老廃物を押し流すように、しっかりもみます。足の老廃物がなくなれば、体の老廃物も排泄されます。


●一言アドバイス①足の状態を知る

足は、今ある体の不調を、痛みや硬さという形で知らせています。さらに、「今はなんともないけど、放っておくと、やがて必ず悪くなるよ」という、未病を知らせるサインでもあります。ですから、痛いところ、硬いところ、ブヨブヨしている部位は、念入りにもみましょう。

ふくらはぎをもんでいると、骨の周りに粘土のような、ネトッとしたこびりつきを感じるところもあります。あまりに硬くなっていて、骨だと勘違いする人もいますが、それはむくみのしるしです。糖尿病の人には、ほぼ必ず見られます。辛抱強くもみほぐしてネトネトを取っていくと、むくみも取れて脚がスッキリ細くなります。

●一言アドバイス②もむタイミング

基本的には、いつでもよいのですが、効果が高いのは入浴後です。血液循環がよくなっているので、足の裏もみの効果が倍加します。

●一言アドバイス③足の裏もみ「基本のやり方」

足の裏もみで必ずやっていただきたいのが、次項でご紹介する「基本のやり方」です。これは、足の裏もみの効果を最大限に引き出すやり方で、血流をよくし、毒素や老廃物を排出しやすくします。

薬の副作用による不眠やむくみも撃退!

直近の、私の体験をお話しします。今年の2月、大雪が降って雪かきをしました。雪かきは肩の筋肉を酷使するので、終わったあと、肩の痛みが続いていました。

一カ月後、仕事用の大きなマシンを1人で2階に運び上げました。そのとき、腕がピリッと裂けるような嫌な感じがして、そこから本格的な痛みが始まったのです。

手を少し後ろに動かしただけで、息が止まるほど痛く、しばらく動けなくなるほど。いつもなら足をもめばすぐに治るのに、腕が痛くて、足ももめません。

痛みに耐えられず、病院でMRIを撮ったところ、肩関節に炎症が起こっていました。炎症を止めるためにステロイドを処方され、すぐに炎症は治まりました。

ところが、その後、足と体がむくみ出したのです。普段なら、足をもめばすぐに取れるのですが、そのむくみ方は異常でした。まるで粘土を押しているようで、ちょっとやそっとではほぐれないのです。すぐに薬の副作用だとわかりました。

私は薬をやめて、必死で足をもみました。肩関節の反射区にはプチプチした老廃物がいっぱいたまっており、そことふくらはぎを中心に足全体をもむと、やはり薬の副作用である不眠が治り、ようやくむくみが取れていきました。

2週間後、病院に行くと、手がまっすぐ上がり、医師もリハビリの先生もびっくり。回復が早すぎるというのです。

私は、「足の裏もみがあってよかった」とつくづく思いました。副作用の強い薬を飲まなければならないときでも、足をもめば対処でき、自分の心を強く持てます。これを知らなければ、いつまでも眠れず、足や体がむくんだままで、もっと不安になっていたでしょう。

西洋医学の検査や薬が必要なときがあります。そのうえで、足の裏もみをすることで、治癒が早まると実感しています。ぜひ皆さんにもこのよさを知っていただきたいです。


【足の裏をもむ】と健康になる、原因不明の不調も消える INDEX

※リンクになっていない項目は順次公開されます

その①~交通事故の後遺症が改善

その②~「足の裏もみ」の効果を引き出すコツと手指の使い方(本記事)

その③~10分で全身に効く!「足の裏もみ」基本のやり方

その④~耳鳴り、糖尿病、緑内障~症状別「足の裏もみ」