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【クリスタルボウル倍音浴CD】自然豊かな南伊豆で録り下ろし! リトリート体験を自宅で味わえる

疲れをリセットできる

心身に疲れがたまっている方も多いのではないでしょうか。

消耗した心身を癒し、日々に意欲や活力を取り戻せるようにとの思いを込めて、『ゆほびか』2022年11月号では付録の「クリスタルボウル倍音浴CD」をお届けしています。

クリスタルボウルは、99・99%以上という高純度のクリスタル(水晶)を主原料に、さまざまな貴金属や鉱物を混合して作られるボウル状の楽器です。マレット(ばち)で叩いたり、こすったりすることで、美しい振動音を奏でます。

個々のボウルは、基本的には一つの音程の音しか鳴りません。しかし、音程として聞こえる音(基音)とは別に、極めて豊かな「倍音」を含んでいるのが、クリスタルボウルの音の特徴です。倍音とは、表立っては聞こえないけれど、音色を構成している音の成分です。

不安が消えた!体のこわばり改善!

私は、音程の異なるクリスタルボウルを十数個以上も並べて演奏します。例えば、基音が「ド」と「ミ」のボウルを同時に鳴らすと和音になりますが、それだけではなく、鳴らしていない各ボウルの倍音が共鳴し、いっそう複雑で揺らぎのある音色が発生します。そのような豊かな響きに、私たちは美しさや心地よさ、安心感を覚えるのです。

倍音以外にも、クリスタルボウルには、脳を活性化させて自律神経(※)を整える働きがあるとされる「超高周波音」や、体に直接的に響く「人体と共鳴しやすい振動」などの特性があります(次ページ参照)。

※自律神経とは、無意識のうちに体の機能を調節している神経で、興奮状態を示す交感神経と、リラックス状態を現す副交感神経から成る。

アメリカでは、クリスタルボウルが音楽療法にも積極的に活用されており、不眠、体のこりや痛みなど、さまざまな症状が改善された事例も多く報告されています。

私のコンサートやCD、YouTubeで公開している動画にも「なかなか寝つけなかったが、聴き始めたら夜、眠れるようになった」「不安感に襲われていたが、聴き始めてすぐ、安堵が訪れた」「悲しいわけではないのに、なぜか涙があふれ出してきた」などのコメントが多く寄せられています。150万回以上再生された動画には「線維筋痛症(原因不明の強い痛み・こわばりが全身に生じる病気)で体がこわばり、力が抜けなかったが、聴いていたら、少しずつ体の力が抜けるようになった」というコメントもありました。

クリスタルボウル倍音浴CD

『ゆほびか』2022年11月号付録のCD

Crystalbowl_Baionyoku_for_Yuhobika_Nov2022

演奏
Crystalian(牧野持侑、杉本直之)

サウンドエンジニア
Studio OMEGA(小池真一郎)

制作協力
くりすたり庵

「クリスタルボウル倍音浴CD」の癒し効果の秘密

■倍音
単体でも極めて豊かな倍音を持つクリスタルボウルが、複数、一度に奏でられ、共鳴し合うことで、よりいっそう美しい響きを生み出す。

■超高周波音
人間の耳には聞こえない高い周波数の音。自然界の音に多いが、クリスタルボウルも超高周波音を発する。超高周波を含む音を聴くと、脳の血流が増え、ストレスホルモンが減少したり、免疫細胞が活性化したりするとの研究報告がある。

人体に響きやすい振動
クリスタルボウルと人体の骨や歯の成分は化学構造がよく似ているため、クリスタルボウルの音の振動は人体と共鳴しやすい。また、人体に含まれる水分が音とともに振動することで、全身が細胞レベルで活性化すると考えられる。

自然と一体になれる環境で制作した音源

さて、私は現在、南伊豆の山の中に建つ住居兼スタジオの「くりすたり庵」を拠点に活動しています。

ここに家屋を建てたのは二十数年前ですが、コロナ禍以前は交通の便がよい熱海市を拠点にしていました。コロナ禍の影響でコンサートやワークショップが中止や延期となる中、改めて自分は何がしたいか、どうありたいかを見つめ直しました。そして「あの自然の中に戻ろう」と思い至ったのです。

くりすたり庵の周囲は、沢のせせらぎ、生い茂る木々が風に揺れる音、鳥や虫の鳴き声……自然の音があふれています。

私自身、朝は鳥の声で目を覚まし、夜は虫の鳴き声に包まれて眠るといったぐあいに、1日中、自然音に囲まれ、自然のリズムに沿った生活をしています。

実は、前述の倍音や超高周波音は、自然音の特徴でもあります。

もともと私は「自然界に存在するような音を奏でたい」と思っていました。自然に囲まれた環境でクリスタルボウルを奏でていると、しだいに自分の「我」すら消えていき、まさに自然との一体感を覚えます。

そして、深く癒されるのを実感するのです。

音によるリトリート「音リート」

そんな中でふと「秘境、音響、桃源郷」というフレーズを思いつきます。こんな今だからこそ、自然の中でのリトリート(仕事や日常を離れ、心身を癒す過ごし方)体験が必要とされるのではないかと考えました。そこで始めたのが「音リート(音によるリトリート)」です。

紹介したような南伊豆の自然を満喫するとともに、くりすたり庵にお越しいただき、音のヒーリングを体験していただく小規模ツアーです。

不便な場所にもかかわらず、毎回、全国各地から多くのかたが参加してくれるようになりました。皆さんが口を揃えて「日頃の疲れやストレスがリセットされた」とおっしゃいます。清々しく日常生活に戻っていくことができるので、その後も「ポジティブな気分になり、やりたいことに取り組めるようになった」「仕事がはかどるようになった」などの声も聞かれます。

倍音浴リトリート「くりすたり庵」

牧野持侑先生がコロナ禍を機に、熱海から南伊豆に拠点を移した「くりすたり庵」。この土地は、自給自足の生活をしていた伊浜の人たちの段々畑があったところで、敷地内には小川が流れ、鳥の鳴き声が聞こえる

サウンド・ヒーリング・スペース「くりすたり庵」は、森の中にひっそりと佇む。
一歩足を踏み入れると、たくさんのアルケミー・クリスタルボウルが迎えてくれる
玄関前になにげなく置かれていたのは、第一世代のクリスタルボウル。今となっては、その倍音が物足りないのだそう。水草とメダカの住まいになっている
敷地のいちばん奥には、「虹の滝」と名づけた小さな滝がある
上流に人家がないので、ここからくりすたり庵を巡るように流れる川の水を生活用水に使っている
母屋のテラスの下は、沐浴ができる天然のプールにもなる

地球を感じる自然浴でリフレッシュ

周辺には伊豆半島ジオパーク※が点在(※ジオパークとは、ユネスコが認定する、貴重で美しい地質遺産を含む一種の自然公園。「伊豆半島ジオパーク」は、2018年に認定された)

「くりすたり庵」から10分ほど歩くと、伊浜の集落を眼下にする高台に出る。ここを訪れた林武画伯が、この眺望に思わず喚声をあげたことから伊浜喚声台と名づけられた
伊浜喚声台から波勝崎モンキーベイ方面に1分ほど歩くと、牧野先生お気に入りの夕陽スポットがある。この辺りは、野生の猿に出くわすこともよくあるという
「くりすたり庵」から北に車で8分ほど走ると、倍音浴リトリートに訪れた人が宿泊することの多い雲見に出る。その雲見海岸は、富士山の眺望スポットとして名高い
波勝崎から雲見浅間神社の烏帽子山にかけて続く岩石海岸は、火山の地下にあったマグマの通り道が地上に姿を現した「火山の根」。岩は熱水作用で黄白色に変色した

撮影/河野公俊

流すだけで空間の居心地がよくなる!

そんな音リート体験を、自宅で気軽に味わえるのが、今回の付録CDの醍醐味と言えるでしょう。

聴き方に特に決まりはありませんが、CDを適度な音量で流し、全身で「音を浴びる」感覚で聴くのがお勧めです。その場があたかも浄化されたような、居心地のいい空間に変わって感じられると思います。

寝る前に小さめの音量で流し、そのまま眠ってしまうのもお勧め。不安やストレスから解放され、ぐっすり眠れるはずです。

時間に余裕があれば、ほかのことをしたり、考えたりせず、目を閉じて、ただ音に意識を向けるのもお勧めです。複雑な音の響きや揺らぎをただ感じているうちに、母なる自然に抱かれているような、深いリラックスと安心感を得られるでしょう。

そして、私たち一人ひとりの存在もまた自然の一部であると、腑に落ちる瞬間が訪れるかもしれません。そのとき、自然の美しさや雄大さはほかでもない、私たちの心の中にも宿っていると気づかれるでしょう。

「楽園は心の中にある」のです。


クリスタルボウルに魅せられ仕事を独立、南伊豆へ移住!
心身ともに充足の日々

私は現在「Crystalian」として、牧野持侑さんと共にクリスタルボウルを演奏しています。

牧野さんと知り合ったのは十数年前。当時、私は東京の会社で広告関連の仕事をしていましたが、ふと自分の人生を見直したくなったタイミングでした。そんなときに「くりすたり庵」で牧野さんのクリスタルボウルに触れ、その美しい音色と南伊豆の豊かな自然に心から癒される体験をしました。結果、会社を辞めて独立し、南伊豆に移住したのです。

もともとピアノやギターをやっていて、楽器に親しみがあったこともあり、クリスタルボウルを自分でも演奏するようになりました。

クリスタルボウルの心地よさは、聴くだけでも十分に伝わると思いますが、演奏すると振動が手からじかに体内に伝わり、フワーッとほぐれる感覚があります。それを繰り返し感じているうちに、余計な力が抜けクヨクヨと悩まなくなりました。常に「なんとかなるでしょ」とニュートラルな気持ちでいられます。

おかげで、自ずとよいイメージが現実化しやすくなり、心身ともに充足感のある日々を送っています。その後押しをクリスタルボウルがしてくれたと思っています。

クリスタルボウル、ギター奏者 杉本直之


あたかもその場で聴いているかのように
クリスタルボウルの響きを捉えた珠玉の録音

私は、6年ほど前に、杉本直之さんから、杉本さんが牧野持侑さんと共演するクリスタルボウルの演奏の録音を依頼されました。

実は、以前から本業の音楽の録音とは別に、趣味で自然音を録っていました。自然の音をどれだけ忠実に、あたかもその場に身を置いているかのように収録できるかを研究していたのです。
クリスタルボウルを初めて聴いたとき、「これはほかの楽器とは違う。自然音を録るように録るべきだ」とひらめきました。

そうして手がけた録音を牧野さんもいたく気に入ってくださり、以来ずっと制作に携わっています。私にとっても「くりすたり庵」にやって来て、自然に囲まれてお二人と作業するのは楽しく、日頃の疲れを忘れる時間です。リセットされ、活力をもらって日常に戻っていけます。

一方で、牧野さんは言うまでもなくクリスタルボウルの第一人者ですから、下手な録音はできません。毎回、心地いい緊張感とともに「最新の録音がいちばんいい音」となるようにチャレンジを続けています。

今回の付録CDも、そんな思いで磨き上げた音源です。ぜひお楽しみください。

Studio OMEGA代表 小池真一郎

この記事は『ゆほびか』2022年11月号に掲載されています。