奥の院を再び開くことを決意
前回お話しした、再びの挫折からしばらく経ったある日、一人で部屋にいたときに、不思議な声が聞こえました。
「奥の院を開いて、人に尽くしなさい」
かつて本堂の裏山にあった奥の院は、祖父の時代に火事で焼けてなくなっていました。「これは神の声、天啓に違いない」と確信した私は、再び奥の院を開こうと決意しました。
自ら木を切り、山道を開いて海を見下ろせる高台に毘沙門堂を構築し、奥の院としました。そして、正式に父の跡を継ぎ、円明院の第29代住職に就くことを決めたのです。
不思議な写真が続々と奉納されるようになった
その後は、ただひたすら、皆様のお役に立とうという思いで、住職を務めておりました。すると、だんだんと参拝にお越しくださる皆さんから「腰痛が治った」「目の調子がよくなった」「病気が改善した」という話をよく聞くようになりました。
私は、てっきり円明院の豊かな自然のおかげだと思っておりました。しかし、徐々に、どうもそれだけではないことがわかってきました。というのも、参拝者のかたから、奥の院やそこに向かう参道で不思議な写真が撮れたという報告をたくさんいただくようになったのです。
最初は「ただの逆光撮影に伴う現象では?」と思っていたのですが、どう考えても普通ではないさまざまな色の光が写り込んだ写真をはじめ、エネルギーの渦(ヴォルテックス)のような光景が写った写真、龍や鳳凰そのものの形をした雲の写真、UFOのような写真などを続々とご奉納いただくのです。
さらには、奥の院に塩を持って行ったらサラサラになった、お水やお酒やお米を持ち込んだらおいしくなったという話も届き出しました。
風もないのにロープが揺れる瑞兆現象
もう1つ、奥の院周辺で興味深い現象が見出されました。参道脇の結界ロープが、風もないのにブルブルと揺れることです。いえむしろ、風があるとあまり揺れませんで、風がやむとよく揺れるのです。もちろん、地面も揺れていないのにです。
これに気づいた参拝者の皆さまが、ロープのそこかしこに鈴をつけてくださったため、振動の発生がよりわかりやすくなりました。私は、これも瑞兆現象だと思っております。実際、この鈴の音を聴けたかたは、いいことが起こるようです。
ここまでお読みになって、「遠くて行けないよ」とか「行かないと意味がないんでしょ?」と思われたかたもいるかもしれませんね。
大丈夫です。まず、本記事中の写真や円明院のホームページ、そして掲載されている鈴の動画を見ただけでも金運を含む運気が上がります。これは実際、たくさんのかたからご報告をいただいています。
また、円明院に初めてお越しいただいたかたには、本堂で私の講話を必ず聞いていただくことにしておりますが、この講話のエッセンスを、次回、特別にお届けします。
(次回③に続きます)