不二阿祖山太神宮(ふじあそやまだいじんぐう)は、富士山のふもとに鎮座する、富士山信仰の中心とされる古社です。日本最古の神社ともいわれ、不思議な雰囲気をまとい、神秘体験の報告も多い場所です。本稿では、私が不二阿祖山太神宮で体験した神霊との邂逅を、写真とともにリポートします。
不二阿祖山太神宮
●山梨県富士吉田市大明見3537
主祭神は元主一太御神(もとすはじまりおおみかみ)御親元主国万造主・国常立太御神(みおやもとすくによろずつくりぬし・くにとこたちおおみかみ)元主天照主日太御神(もとすあまてらすひおおみかみ)。三柱鳥居や「∞(無限大)」の道は神秘体験スポットとして著名
②〝龍使いの名人〟テポロハウ長老の話
富士山のふもとに龍が集結していた
金龍降臨の日である令和元年6月21日。調べたところ、この日には、富士山で開催された祈りのイベントに参加するため、世界中から長老やシャーマンと呼ばれる人々が富士山周辺に集まってきていました。
その中に、龍使いの名人として知られるテポロハウ長老(ニュージーランド・ワイタハ族)がおられることを知り、金龍降臨と関係がありそうだと直観した私は、その秋に来日されたテポロハウ長老と、とある地方の街で面談する機会を得ました。
面談へと旅立った日の朝、東京は快晴でした。輝く朝日を撮ったところ、またも、金龍が飛び出す写真が撮れました。祝福の強いエネルギーを感じます。
テポロハウ長老は、金龍降臨の動画や、朝日の写真をご覧になると声を上げて喜ばれ、こう仰いました。
「あの日の午後、私は富士山麓の不二阿祖山太神宮にいました。たくさん集まっていた龍に、私は『広がっていきなさい』と呼びかけたのです。その一体が、分杭峠のあなたのところに飛んでいったのでしょう」
また、テポロハウ長老は「金龍は、天皇を筆頭とする日本人の象徴です。令和天皇の即位によって、新しい時代の動きが始まります」とも仰いました。
さらに、金龍降臨の意味について長老に私の考察を披露し、ご意見を賜ることもできました。
金龍のお導きにより不二阿祖山太神宮へ
私は、テポロハウ長老が金龍降臨の日におられたという不二阿祖山太神宮の由緒を調べてみました。
すると、日本で最も古い神社とされ、主祭神は上記のとおりそうそうたる神様(元主天照主日太御神は別名・天照大神)。副祭神も、歴代天皇や八百万神など、豪華そのものです。天皇家の象徴である金龍が集まるのも当然のことと納得しました。
実は、私は以前から不二阿祖山太神宮に注目していました。各地の伝説で有名な徐福(※)が、分杭峠のある伊那谷ともご縁深かったという秘話を耳にしたからです。
※徐福伝説とは 秦始皇帝時代の学者・徐福が、不老不死薬入手の命により中国から船出して日本に渡り、そのまま住み続けて子孫が秦(はた)と名乗ったという伝説。日本各地に残っている。
調べていくうちに、徐福は、かつて富士王朝があったとされる富士山麓にも長く滞在したという推測に至っています。その興味から、不二阿祖山太神宮にはぜひ行ってみたいと考えていましたが、金龍のお導きにより、ついに実現するタイミングが訪れたのでした。
三柱鳥居越しに太陽を撮ったらUFOが写った
快晴に恵まれた休日に、初めて不二阿祖山太神宮(以下、太神宮)を訪れました。駐車場に車を停めて、階段を登り、本殿を正面に仰ぐ平場に辿りつきました。
まずは、奥に見える本殿に向かって、ご祭神にご挨拶をしました。「金龍でも飛び出すか?」と期待しつつ、興味をひかれた三柱鳥居越しに輝く太陽を撮影してみると、太陽の近傍にUFOが写りました。
これは、昨年9月に分杭峠で撮影したものと同じUFOのようです。つまり、UFOには分杭峠から太神宮までアテンドを賜ったわけで、親近感と友愛の波動を感じます。
体を回転させてみたら体軸の歪みが調整された
他の参拝者のまねをして、境内の「∞」のコースを歩きます。歩く向きによって、体が軽くなったり、重くなったりするらしいのです。
さて、この後、三柱鳥居の真ん中に置かれた四角い板の上に立って、戯れに体を回転させてみました。
左回りは何も感じなかったのですが、右回りをすると、ぐっと抵抗感があります。それも、心地よいもので、体の軸の歪みを調整して元に戻してくれるような快感。さらには、空中放電のようなパチパチという音がして、頭の表面にビリッと電気が走るような感覚も。「何だこれは! すごい!」と声が出るほどでした。
私は背中に古傷があり、疲労がたまると痛みが出ます。通っている治療院が新型コロナで閉鎖中のため、困っていたところで、三柱鳥居のパワーを体感しました。
後日、渡邉聖主大宮司の著書を読んだら、ある著名なアーティストも、どちらか向きの回転が難しかったそうです。