※本記事は『ゆほびかGOLD』2020年10月号の掲載記事を再編集したものです。
意識を真ん中へ誘導する「はづき式・統合のヒーリング」
前回は、意識や思考を「真ん中」に置くことがたいせつだというお話をしました。
では、真ん中に意識を持っていくには、具体的にどうすればよいのでしょうか。
その方法の一つとしてご紹介したいのが、言霊と瞑想と自己ヒーリングを融合させた「はづき式・統合のヒーリング」です。
これには、体と心と魂のバランスを整えて、意識を真ん中へ誘導する働きがあり、さらには、浄化・開運を加速させる効果もあります。
このヒーリングを続けていくと、ネガティブでもポジティブでもない、ちょうど真ん中に意識を持っていけるようになり、物事を俯瞰して見られるようになります。
統合のヒーリングは、言霊を使ったアファメーション（※１）と、マインドフルネス瞑想（※２）、自分の体に手を当てる自己ヒーリングの３つからなります。
※１……自分自身に対する肯定的な宣言 ※２……瞑想を通じた、脳と心の休息法
特に、３つめの手当てによる自己ヒーリングは、心と体を自分自身で癒し、整えるもので、ストレスフルなウィズコロナの時代に、ぴったりのメソッドだといえます。
私自身、統合のヒーリングを20年以上実践し続け、効果を実感しています。そのおかげで、免疫力が高まり、健やかに過ごせています。
皆さんも、統合のヒーリングを実践して、意識を真ん中へ戻し、自分らしい幸せを選び取ってください。
「はづき式・統合のヒーリング」のやり方
「統合のヒーリング」のやり方は、４つのパートに分かれています。
どのパートも軽く両足を開いて立ち、目を閉じて行うことをお勧めします。
まず、イラスト①のように、丹田（※３）に、左手が下、右手が上になるように両手を重ねます。
※３……へそから５センチほど下にある部位
そして、深呼吸をしながら、息を吐くときは、丹田から体の中の不要な黒いエネルギーの塊が足を通って、両足の裏から大地（地球）に流れていくのをイメージします。
息を吐き切ったら、いったん息を止め、息を吸うときは、両足の裏から、マグマのように赤く燃える生命力にあふれた大地のエネルギーが足を通り、手を置いた丹田に集まるのをイメージします。
この状態を保ちながら、深呼吸をゆっくり５回ほどしたら、呼吸を落ち着けて、「だいじょうぶ。だいじょうぶ。絶対、だいじょうぶ！」の言霊を３回繰り返し、さらに、「できる。できる。できる！」の言霊を３回繰り返します。
次は、イラスト②のように、両手を宇宙（空）に向けて突き出し、手のひらも宇宙に向けて開いて、深呼吸をします。
息を吐くときは、手のひらから宇宙に向けて光のパイプが伸びて、宇宙とつながるのをイメージします。
息を吐き切ったら、いったん息を止め、宇宙とつながる光のパイプが開いていくのを感じましょう。
息を吸うときに、光のパイプを通して、ゴールドのエネルギーが宇宙から降り注ぎ、両の手のひらから体全体を巡るのをイメージします。
この状態で深呼吸を５回ほど繰り返したら、呼吸を落ち着けて、「ツイてる、ツイてる！」の言霊を３回繰り返し、さらに、「私はいつも守られている！」の言霊を３回繰り返します。
３つめは、イラスト③のように、頭上で右手を上、左手が下になるように、両手を少し間隔を空けて重ねて、深呼吸をします。
息を吐くときは、頭上にかざした両手から光のエネルギーがシャワーのように勢いよく出て、体についた不要な邪気が洗い流されるイメージをするとよいでしょう。
息を吸うときは、やわらかな繭のような白く清浄な光のエネルギーが全身をやわらかく包んで、守ってくれるのをイメージします。
この状態で深呼吸を５回ほど繰り返したら、呼吸を落ち着けて、「すべてはうまくいっている」の言霊を３回繰り返します。
４つめは、イラスト④のように、自分の胸の上に、左手が下、右手が上になるように両手を重ねて、呼吸を整えます。
息を吐くときは、胸に置いた両手から、ピンク色の愛のエネルギーが全身に広がり、全身を包み込んで、さらに大きく広がって、周りの人や空間まで包み込んでいくのをイメージします。
息を吸うときは、宇宙全体、生きとし生けるものすべてから発せられたピンク色の愛のエネルギーが、胸に置いた両手に集まるようにイメージします。
この状態で深呼吸を５回ほど繰り返したら、呼吸を落ち着けて、「愛しています。感謝しています。ありがとうございます」の言霊を３回繰り返します。
最後に、ゆっくりと目を開けて、合掌し、一礼して終わります。
これで、一連の統合のヒーリングは完了です。慣れてくると、１つのパートを１～２分で行え、全体として５～10分程度でできるようになります。
行うタイミングは、朝晩がお勧めです。しかし、忙しくてなかなか時間が取れない場合は、朝に①だけ、お昼に少し時間ができたら②だけ、というように、パートごとに、お好きなときにやっていただいてかまいません。
ただし、朝晩行うときは、4つのパートを通しで行うと習慣化させることができて、効果も早く現れます。
これをぜひとも日課にして、健やかで満たされた人生を手に入れていただければ幸いです。