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【斎藤一人】幸せを招く「神はからい」の話 ①

累積納税額日本一の幸せ大富豪にして、 大賢者の誉れ高き斎藤一人さんが、2018年にとあるイベント会場でお話しされた、笑いと涙と感動を誘うメッセージをお届けします。

※この記事は、マキノ出版刊『ゆほびかGOLD vol.39』(2018年7月5日刊)掲載記事を抜粋・再構成したものです。

愛を支えるもの

はい、みんな、聞こえるかな?

 2~3日前に、杉の花粉が飛んだんですが、去年の400倍だっていうことなんです。そのせいか、声が出にくくなっちゃってね。

 だから今日の話は、4つあるんだけど、2つ話しますね。(会場笑)

みんなに、よく「楽しいことを考えるんだよ。人生が明るくなるからね」って言ってるんです。

そうすると「一人さんって、どんなことを考えてるんですか」って聞く人がいるんです。
「忘れちゃったよ」って。(会場笑)

 忘れちゃうんです。日常のことですからね。

 この前「俺は、いったいどんなこと考えてるんだろう」って、覚えていようと思ったんです。

 そうしたら、くだらないこと考えてるんです。(会場笑)

 そのくだらない話をしますからね。(拍手)

例えば、エッチ本を買うとします。(会場笑)

エッチ本を買いに行くぞ!っていったとき、「一人さんぐらい、えらい人になったら、だれかに買いに行ってもらえばいいじゃないですか」って言った人がいるんです。

だけどね、あれって、本を選んでいるときが楽しいんだよ。(会場笑)

それでね、私がエッチなのに、買いに行った人がエッチだと思われてしまうんですよね。(会場笑) 

「そんなことをするぐらいなら、俺、エッチやめる」って言ったんです。(会場笑)
いや、心の中で言ったんですよ。

それでね。

「エッチ(H)の上ってなんなんだ」、っていったらアイ(I)なんだよ。

ってことは、アイ(愛)を支えてるのはエッチなんだ。だからエッチをやめるわけにはいかないんだって。(会場笑)

 普段、私はだいたい、こういうこと考えてるんです。(会場笑)

運命は変えられる

 ここからは真面目な話。

 あのね、みんなは、精神論を学んでいる人たちだから、わかると思うけど、精神論って、2つあるんです。

「運命は決まっている」って言う人と、「運命は決まっていない」って言う人とが、いるんですよ。

 私は「運命は決まっていない派」なんです。

 だいたいは、生まれる前に空の上で、運命を決めてくるんですよ。

 ただ、自分で変えることができるんです。

 例えば、仮定の話ですけど、私が、生まれる前に、「彼女を一度に20人くらい」と決めてくるとしますよね。 (会場笑)

 でも、それを、「努力と忍耐」で、40人にすることができるんです。(会場笑)

 一度にですよ。一生で20人じゃ、少なすぎますからね。(会場笑)

 私たちは、「努力と忍耐」で、運勢とか、運命を変えることができるんです。

 普通の人が「努力と忍耐」って言うと、急に暗い話になっちゃうんです。

 だけど「彼女を20人から40人にしよう」と思って努力している人は、暗くありませんよ。(会場笑)

 私の一番弟子で、柴村恵美子さんという人がいます。

恵美子さんって、有名になるのが好きな人なんです。

それと、恵美子さんは、洋服を買うのが好きなんです。

だから、もっと、洋服を買うためにがんばるんです。

 人は目的に向かっていると元気が出るんです。

 精神論者の人が言ってる話で、もしも、目的が暗いんだとしたらね、立派なことを言っていたとしても、本物じゃない。偽物って思ったほうがいいですよ。

(次回に続きます)