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【斎藤一人】【みっちゃん先生】「愛顔愛語」で仕事がうまくいく!(その4)

●本記事は『ゆほびかGOLD』vol.40(2018年刊)掲載記事を再編集したものです。

 こんにちは。みっちゃん先生と申します。
 ここでは、商いと人生の師匠・斎藤一人さんとの共著、『斎藤一人 神はからい』(マキノ出版)でお伝えしている大切なメッセージの中から、さらに『斎藤一人 愛語』からも、斎藤一人さんの貴重な知恵をご紹介させていただきます。


その1から読む

●みっちゃん先生より

夫にイライラしたときはどうすればいいでしょうか?

では、具体的にどうやって、愚痴や悪口を言いたくなった時に、自分の感情をコントロールすればいいのでしょうか。
 例えば、ある人が「うちの夫は、いつも靴下を丸めたまま洗濯機に投げ込みます。何度注意しても直らないのでイライラしっぱなしなのですが、どうしたらいいですか?」と一人さんに相談したんですね。
 それに対する一人さんの答えは、こうです。(みっちゃん先生)

●斎藤一人さんより

腹を立てることで、あなた自身の人生を悪くしてるんだよね

あのね、汚れた靴下を丸まったまま洗濯したら何か問題があるんだろうかって、1回真剣に考える必要があるよね。靴下が丸まったまま洗濯すると、何がどうなるんだろうって。

 そうすると、汚れがきれいに落ちてない靴下をはくのは旦那だから、自分が困るわけじゃないってことがわかる(笑)。

 丸めた靴下でもまったくきれいにならないわけじゃないし、多少はきれいになるわけだから、それはそれでかまわないんだよね。

 じゃあ、どうして丸まった靴下を洗うのが嫌なのかって言うと、それって親に言われたことじゃないだろうか。

 あなたの親御さんが、その昔、あなたに“洗濯物はちゃんと広げてから洗濯機に入れなさい”と言ってたんじゃないかな。
 でもね、靴下を丸めたまま洗っちゃったら洗濯物はどうなるんだろうって、どうもならないことが多いんだよね。

 それから、ご主人の家では、そういうことを言われずに育ったんだよ。
洗濯物はここに入れておきなさいって、そこまでは教わってるの。だけど、丸まったまま洗濯機に入れちゃダメだよ、とは教わってないんだよね。

 価値観の違いだから、どんなに注意しても直らないものは直らない。
 というか、よく考えたら直さなくていい問題なの。旦那のほうは困ってないんだから。

 腹を立てて困ってるのは、あなたなんだよね(笑)。そういうときは、困ってるほうが直せばいいんだよ。


 そういうことも神はからいで、“自分はへんてこりんなところで神経質な部分がある”ってことがわかる、いいきっかけなんだよね。

 で、間違ってるのはどっちかっていう話なんだけど、間違ってるほうが必ず病気になって具合が悪くなるか、腹が立つようになってるんだよ。ということは……もうわかるよね?

 丸まった靴下やなんかを広げて洗濯するとか、そういうのは自分の趣味だと思っちゃうしかないんだよね。
 これは私の趣味なんだって。

 最初に1~2回注意するのはいいけど、それで直らないんだとしたら、それは相手の趣味であり、価値観の違いだから直らない。
 だったら、自分が変わるしかないよね。

“汚れが落ちてない靴下をはかせておけばいいや”と思うか、気持ちよく自分の趣味として旦那の靴下を広げてやるか、何でもいいから自分の考え方を変える。
 それでも旦那の悪口が言いたいんだとしたら、別れちゃえばいいんだよ(笑)。

 あのね、それくらい悪口っていけないの。
 腹を立てることで、あなた自身の人生を悪くしてるんだよね。
 だから、とにかく腹の立たないことを考えること。
 別れたくないんだったら、腹が立たないように自分を変えるしかないよ。

旦那の嫌なところが許せず、“あなたのここを直してくれなきゃ別れる!”って離婚届を突きつけたら、旦那は“俺が悪かった、お前の言うように直すから”とかって言うかもしれない。

 だけどね、その時はどんなに“俺が悪かった”と言っても、また必ず元に戻っちゃうよ(笑)。

 なぜかって言うと、人は自分を変える“修行”のために生まれてきているから。
 人を変えるために生まれてきたんじゃないの。

 相手を変えようとしても、絶対に思った通りには変わらないよ。幸せな人生を手に入れたければ、自分が変わるしかないんだよ」(斎藤一人)

(次回その5に続きます)

その1から読む