●本記事は『ゆほびかGOLD』vol.40(2018年刊)掲載記事を再編集したものです。
こんにちは。みっちゃん先生と申します。
ここでは、商いと人生の師匠・斎藤一人さんとの共著、『斎藤一人 神はからい』(マキノ出版)でお伝えしている大切なメッセージの中から、さらに『斎藤一人 愛語』からも、斎藤一人さんの貴重な知恵をご紹介させていただきます。
●みっちゃん先生より
年齢が上の部下とうまくやる方法は?
女性が男性の部下を持ったり、自分より年齢が上の部下を持ったりすると、仕事がやりにくいことがあると思います。でも、一人さんいわく、「そういう人ってね、自分のほうが“やりづらい”と思っているからなんだよ」です。
男性(女性)だから使いづらいとか、自分より年上の人は使いづらいって思うのは、どこかで自分がそういう観念を持っているからなんですね。だから、実際にそういうふうに感じてしまうんだそうです。一人さんはこう教えてくれました。(みっちゃん先生)
●斎藤一人さんより
「愛顔愛語」で誰とでもうまくいくんだ
軍隊ってね、上等兵のほうが偉いの。年なんか関係ないんだよね。組織もそれと同じ。
それなのに、みんなどこかで男性のほうが上だとか、年齢が上のほうが偉いと思っちゃってるんだよね。
軍隊でも組織でも何でも、優秀な人が導けばいいの。
例えば、今あなたが初めての場所にいるとして、そこから最寄りの駅まで行きたいとするよね。
でも、道がわからない。
だとしたら、通りがかりの小学生にでも聞いて教わればいいの。で、教わった通りに従えば、駅にたどりつけるよね。
そうやって、年齢とか性別に関係なく、先に知ってる人が教えたらいいだけのことなんだよ。
それが当たり前なの。
でね、年下が教えると生意気に見えるだとか、年上には指示しづらいとかって、それは愛を持って話してるかどうかなんだよ。
サラリーマンって、どうせ誰かに使われるよね。だとしたら、誰だって愛のある人に使われたいんだよ。
あなたの言い方に愛はあるかい?
愛を持って指示しているかい?
愛のある顔でしゃべってるかい?
“和顔愛語”っていう言葉があるんだけど、一人さんは愛顔愛語って言うんだよね。
人を安心させるような笑顔と、思いやりのある話し方で人に接するという意味で、要は、愛がありますかってことなの。
年上も年下もないよ。男性も女性も関係ない。老若男女、誰に対しても愛のある顔で、愛のある言葉を話すこと。
そのことを覚えておけば、年上の部下ができようが、男性の部下ができようが関係ない。どんな相手ともスムーズに仕事ができるものだよ
(斎藤一人)