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【本田晃一】「がんばる」のをやめて人生を輝かせる7つのステップ(その3)

自分の本音を優先すると人生は大きく好転する

仕事も恋愛もうまくいかない。

人間関係で疲れてしまう。

まわりの人は悩みがなくて幸せそうなのに、自分だけ損して苦労している気がする。

やりたいことが見つからない……。

あなたが今、そんなふうに「なんとなーく、自分の人生がどんよりしている」と感じているなら、ここは思い切って、「がんばる」ことをやめてみませんか?

自分らしさを取り戻すには、新しいことを「はじめる」よりも、今あることを「やめる」のがいちばんの近道。

「誰かのためにがんばる」のをやめて、自分の本音を優先させてあげると、人生はしだいに大きく好転していきます。

では、具体的に、何をどうすれば人生がうまくいくのか、7つのステップに分けて、順に説明していきましょう。


第1ステップから読む

【第5ステップ】「やめたい」と思ったら、我慢や忍耐はナシ

「これだ!」と思って飛び込んで、やりたいことに挑戦するうちに、途中で「やめたい」と思う場合もあります。

そんなときも、自分の本音に従うのがいちばん。やりたいならやる、やめたいならやめる。やってみたあと、すぐやめても全然OKです。

「逃げるのは悪いことだ」「やると決めたからには最後までやり遂げなくてはいけない」という我慢や忍耐は、もうナシです。そこは天が準備した、あなたの輝ける場所ではなかったのですから、サッと退いたほうがいいんです。

その一瞬一瞬に、自分の心が動く方向に進んでいくほうが幸福度は高いし、自分が「ほんとうにやりたいこと」に近づいていく精度も高まります。

そうした軽やかな方向転換を可能にするためにも、やりたいことに飛び込むのは早いほうがいい。

気持ちが募り募ってから飛び込むと、気持ちのウエイトが大きくなっているだけにしがみつきやすく、あとに退きづらくなってしまうからです。

小さな「やりたいこと」をかなえてきた行動力を武器に、あとでやめても方向転換してもいいから、グズグズ迷う前に、とりあえずやってみる。その姿勢が大事です。

【第6ステップ】ハマることにありったけの情熱を注ぐ

「これだ!」と思って飛び込んでみたことが、予想以上におもしろかった。知りたいこと、学びたいこと、やりたいことがどんどん出てきて、ワクワクが止まらない。めちゃくちゃテンションが上がって「もう誰も私を止められない。わ~!やってやる!」という感じ。

そんなふうに自分が夢中になれることに出合えたら、まずはそこに自分の時間とエネルギーを一点集中。心底ハマることに、ありったけの情熱を注いでください。本物のワクワクや喜びとともに努力すると、びっくりするくらい才能って磨かれるものなんです。

自分がやりたいことを実現するには、異なる分野の知識や能力が必要になる場合もあります。その中には、自分が不得手なこと、嫌いなことも含まれているかもしれません。

例えば、作品の動画をSNSで発信したいけど、パソコンはからきし苦手、なんてこともあります。そんなときも、自分が好きなこと、得意なこと、やりたいことに全集中のままでだいじょうぶ。

自分が苦手とすること、やりたくないことには必ず、それを得意とする人、やりたいという人がいます。その人たちの力を借りればいいのです。

自分がハマることに一点集中で取り組むと、ものすごい思いや才能のエネルギーが生じます。すると、そのエネルギーに見合った人が、自然と集まってきます。

「こういうこと、やりたいんだけど協力してくれないかな?」と伝えると、何人もの人が「やるやる!」と手を挙げてくれるイメージです。

 だから、心配はいりません。「できることをやろう。あとはどうにかなるでしょ」と思っていれば、最強の助っ人が集まって、ほんとうにそうなっていくのです。

次回 (第7ステップ)に続きます

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