第1回はこちら
前回はこちら
自分を大事にすればするほど金運が上がる
金運はもちろん、開運全般を神様に願うとき、自分のほんとうの望みを繊細に見ることはたいせつです。
でも、それがわからないという人もけっこういると思います。そんな場合は、小さな我慢や不快さ、ちょっとした違和感などを見逃さないようにすることから始めましょう。
ステーキを食べたい、おいしいコーヒーを飲みたい、ゆっくり眠りたい、トイレに行きたい……そんな小さな欲求を一つずつ叶えていくのです。それらは自分をたいせつにすることにつながります。
今のあなたは自分の存在をどれだけ喜べているでしょうか? 自分をどれだけ受け入れていますか?
このことは、あなたが受け取れる必要経費の額に直接関係してきます。どんなに優しく思いやりにあふれていても、「私には価値がないからこんなものでしょう」と小さく見積もっていると、入ってくる金額も小さくなってしまいます。
私は心からこれをしたい、こうありたいから、たくさんのお金を手にするにふさわしいと、深い所で自分を受け入れていると、必要経費を大きく設定することができます。
自分をたいせつにすることが、龍脈を大きく育て、金運につながることがおわかりいただけたでしょう。
でも、自分をたいせつにすることと自分勝手とは違います。そして、あなたの欲しい必要経費が、世間の尺度に左右されていないか、承認欲求や自分の価値を証明するためではないか、冷静に判断してください。
日常生活の滞りを1つひとつ取っていく
「お金は大好きなのに、お金ないんですよ〜」と言っている人に限って、目の前のことがおろそかです。
龍は循環しているところに宿るとお伝えしましたね。龍脈を作れない人は、日常の循環が滞っています。
使った食器や調理器具が流しに放置されがちだったり、トイレが汚れていたり……。また、人間関係が行き詰まっていたりするのです。
神様や龍は全力であなたのことを支えてくれます。ですからあなたも、目の前のことに全力で取り組んで、滞りを取っていきましょう。
龍は常に蛇行したり、旋回したりしながら上昇していきます。上がったり下がったりするものです。私たちの現実も上がったり下がったりのサイクルを繰り返します。
重要なのは下がったときに腐らず、あきらめず、冷静に自分と向き合えるかどうか。神様はそれを見逃しません。そこが、次の新しい上昇気流に乗るためのエネルギーを送るポイントだからです。
皆さんが龍脈をしっかりつかんで、望みどおりのお金と豊かさを手に入れられることを願っています。
(おわり)
第1回から読む
この記事は『ゆほびかGOLD』2020年4月号に載っています。