お金持ちの行う「お財布術」が金運を押し上げる
私はこれまでに2万人近くの運命を鑑定し、金運、仕事運、健康運、結婚運などの運が好転するお手伝いをしてきました。
その過程で、何人もの億万長者のお金持ちと接する機会がありました。彼らは金運をよくすることに敏感で、とりわけ熱心に実行しているのが、お財布を開運仕様にする「お財布術」です。
彼ら1人ひとりは、住まいや業種が異なり、横のつながりがないにもかかわらず、実行しているるお財布術には共通点がありました。それが、これからお話しする方法です。
どのお財布術も、ほかでは知る機会のない、貴重なケーススタディです。その中から、とくに真似しやすいものを厳選してご紹介します。
財布術を柔軟に試し黙って続ける
お金持ちの人たちは、金運アップによいとされていることは理屈抜きに試します。だからお財布術も柔軟に試し、黙って続けているのです。
実際、お金持ちにお財布術の話を聞いてみても、「けっきょくは迷信」などと、お財布術を馬鹿にする人はいません。さらに、自分が続けているお財布術を誇示したり、人に強要したりすることもないのです。
私は、このお財布術を試す柔軟性とその後も謙虚に続ける姿勢こそ、すばらしい開運法だと考えます。
こうした姿勢を少しでも見習えば、金運アップの道が開けそうです。
常にお財布をたいせつに扱う
お金持ちの人たちはお金に対して、常に敬意を払っています。だから、敬愛するお金が休息するお財布も、たいせつに扱うわけです。
お財布を大事に思う気持ちが、はた目に見えて現れています。お金持ちのお財布は、いつ見てもピカピカできれいなのです。
お財布を、常にピカピカにしていることでお金が喜び、長く居ついてくれているわけです。お金が「連泊」してくれる、そんなお財布にできたら最高ですよね。
そのためには、日頃からお財布をお手入れすること重要です。例えば、定期的にお財布の中身を全部出して、外と内をから拭きするのを習慣にします。
角が擦り切れたり、ファスナーの糸がほつれたり、表面の皮にシミが目立つようなら早めに気づいて、新しいお財布に替えましょう。
実際、お金持ちの人は、お財布をきれいにする苦労を惜しみません。
お札入れと小銭入れは別々に持つ
お金には魂があり、とりわけ1万円札紙幣はVIP待遇を喜びます。だからお札は、スペースが広くて快適な長財布に入りたがるのです。
一方、小銭はみんなでワイワイするのが大好きです。小銭入れに入り、使うたびにジャラジャラとにぎやかな音を立てることを喜びます。
お金持ちの人たちは、そんなお札や小銭の気持ちをわかっていて、楽しみながらお金を喜ばせて、お金を貯めています。
私が出会った億万長者の人たちは、お札入れと小銭入れの2つのお財布を使い分けていました。入れるお金の種類に合わせて、お財布を2つ持つのは、お財布術の基本です。
お札は券種ごとに下向きに揃える
お金持ちが密かに実践しているお財布術の中でも、知る人ぞ知るのが1000円札、5000円札、1万円札を券種ごとに分けて入れ、しかもお札に印刷された肖像の頭が下に来るよう揃えて入れるやり方です。
このやり方を、最初に誰が始めたかはわかりませんが、お金持ちがやっていることとして口コミで広がり、真似する人が増えました。
バラバラに入れるよりお札の向きを揃えて入れたほうがお札も居心地がいいし、使うときも残高がわかりやすいというメリットがあります。
財布の中のカード類は最小限に
一方で私は、お金に困っている人のお財布も観察しています。
その経験から言って、お金に困っている人のお財布には、ポイントカード、クレジットカード、割引券、診察券などのカード類がたくさん入っているため、お財布がパンパンに膨らんでいるのです。
お金持ちの人で、こうしたお財布を持っている人は1人もいませんでした。経済力のある人ほど、お財布にやたらとカード類をためないように気をつけ、レシートもお財布に入れっぱなしにはしないのです。
不要なものがたまっていると、マイナスのエネルギーを出します。お財布に不要なカード類が入っていると金運が下がると思っていいのです。
こうしたお財布に心あたりのあるかたは、これからはカード類を最小限にして、不要なものをため込まないよう、定期的に一掃する習慣をつけましょう。