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神様に愛される「お金持ちワーク」で借金5億、夜逃げのどん底からV字回復! (前編)

本記事は『ゆほびかGOLD』vol.42の掲載記事を再編集したものです。

お金にまつわるありとあらゆる苦労をしてきた私

私は、10歳のときから霊視鑑定を行い、40年以上に渡って、約5万人もの人たちの人生相談に乗ってきました。

そんな幼少期からごくあたりまえに働き続けてきたのは、「お金のネガティブデパート」と言っていいほど、お金にまつわる、ありとあらゆる苦労をしてきたからです。

そんな私ですが、どんなにどん底のときでも前向きな気持ちだけは忘れずに生きてきたことで、神様に味方していただき、今では幸せな人生を送ることができています。

実体験をもとにお伝えしていきますので、参考にしていただければうれしく思います。

私の父は、東北でも有数のお金持ちの生まれでしたが、母は反対に東北でワースト3に入るのではないかというぐらい貧乏な家庭に生まれました。

育った環境が真逆の2人が結婚しても、当然うまくいかず私が7歳のときに離婚。私は母に引き取られて育ちました。その後、母は再婚と離婚を繰り返し、結果的に4人の義父ができました。いずれの父も、お金の面でことごとく失敗する人たちでした。

なかでも、私が10歳の頃の義父はひどかったです。経営する会社が倒産し、5億円の借金を抱えて、家や家財道具一式が抵当(権利や財産を借金などの保証に当てること)に入りました。

さらに、毎日のように借金取りが来て、朝から夜まで「金返せ!」。対応はいつも私です。「お父さんもお母さんもいません」。毎日うそをつくことが本当につらかったです。

一家で夜逃げをしたこともありますし、義父と母と弟だけ夜逃げをして、私は家賃を滞たいのう納しているアパートに置き去りにされ、3日間ほど飲まず食わずだったこともありました。

神様がそんな私を不憫に思ったかどうかはわかりませんが、幼少期からの霊視能力があったおかげで、鑑定でお金を稼いで生活はできていました。

母から度重なる裏切りを受け全財産を失ってきた

その後、私は結婚をして妊娠をしていました。その頃、ひょっこり母が私の目の前に現れ、いろいろ手伝ってもらおうといっしょに暮らしたのですが、ある日、私がためていた出産費用などを母が全部持って逃げてしまったのです。

その間にもおなかは大きくなっていき、長女の出産時には、手持ちがたったの1000円になってしまいました。病院に相談し、出産費用を月賦で払い終えました。

それから、数年が経ち、また、行き場のない母を引き取ったところ、今度は、私に隠れて、私のサロンのお客様に50〜100万円ものお金を無心したあげく、私の会社の資金を人に貸して失ってしまったのです。

私は母から度重なる裏切りに遭い、その度に全財産を失ってきたのです。

何度も裏切られ、ようやく自分のお金の弱点は、母だと気づきました。お金がない人はそれぞれに悪循環の原因となっているお金がらみの弱点があります。

私の場合、「母に愛されたい、認められたい」という一心でした。その思いが強いあまり、何度も母を信じてはだまされ、すっからかんになっていたのです。

自分の中にいる神様をたいせつに扱うこと

何万人という多くの人の悩みをお聞きしてきたからわかることですが、お金と愛には相関性があると思います。

私は何回も捨てられている経験から、母から愛されていないと感じていました。だから、「私は愛される価値がない」と心の奥で思っていたかもしれません。

自分を愛し、たいせつにしているか、自分を信じているか、人から愛されているか、人に感謝しているかといった〝愛の量〞は、そのまま本人の自信につながり、豊かな経済力にも直結します。興味深いことに、愛が空っぽの状態でも、貧困や壮絶な体験が原動力となって、一時的に大金を集められる人はいます。

しかし、本人の器が小さかったり、愛が空っぽのままだったりすると、そのお金はなんらかの形でその人から離れていきます。

私は、自分をたいせつにしようと思いました。なぜなら、一人ひとりの中には神様がいるから。自分をないがしろにすることは神様を粗末にすることと同じだからです。自分を粗末にする人がお金に恵まれるはずはないし、まして幸せになることなど不可能だと気づいたのです。

その気づきがあったからこそ今の私は、お金から自由になれたのだと思います。

やりたいことを、やりたいときにやれるお金。お金に困ることがなくなり、お金に追われることも追うこともなくなり、自分自身が尽きることのない、川の流れのような豊かさの循環の中にいると感じています。

困窮していたときの私もそうだったのですが、お金がないときほどお金のことを考え、お金がいつも足りないと感じ、欲しい、欲しいと必死に求め続けます。本当はそんなときにもたくさんの人たちにサポートしてもらっているのですが、苦しいからそのことに気づかないのです。

しかし、どん底だからこそ、人の優しさが身に染みるときがあります。

そうして、やがて自分を支えてくれる人たちの存在に気づき、感謝の気持ちが湧わき起こってきます。求めても埋まることのなかった自分自身の愛の器だったのに、感謝の気持ちで埋まり出してきます。そして、自分をたいせつにし、自分の器を愛で満たしていく中で、お金の循環も大きくなっていくのです。

後編に続きます