馬橋稲荷神社
〇社格 村社
〇創建 鎌倉時代末期
〇ご祭神
宇迦之御魂神、大麻等能豆神、
伊邪那美神、弥都波能売神、菅原道真
〇ご神徳
家族円満・受験成就・病気平癒・
厄除祈願
〇鎮座地
東京都杉並区阿佐ヶ谷南2-4-4
龍の鳥居に触れ開運の鈴の下で柏手を打つ
「ここは願いを叶えてくれる力が強い」――。私がそう強く信じ、今もお参りしているのが、東京の阿佐ヶ谷という場所にある馬橋稲荷神社です。きっかけは、以前、この近くに住んでいたとき、私自身に大きなご利益があったことでした。
私は今、占い師と声優という二足のわらじを履いていますが、占い師になる前、本格的に声優の仕事をしたいと思い、ここにお参りしたところ、すぐにレギュラーが決まったのです。
以来、多くのかたに願いが叶う神社として紹介しています。神社の創建は鎌倉時代末期とのことです。神社の周辺は、かつて森が広がり、土地自体のパワーが強い場所でした。現在の辺りは高級住宅街で、神社は豊かな緑に囲まれています。気軽に立ち寄る近所の人々も多く、昔から地域のお稲荷さんとして親しまれてきました。
神社を訪れたら、ぜひ注目してほしいのが、龍が刻まれた石の鳥居の双龍門と、その先の随神門の天井にある大きな鈴。この2ヵ所がこの神社の大きなパワースポットです。石の龍に触れ、鈴の下でパンパンと柏手を打つことが、ここでの開運行動です。その後、奥に進んで本殿にお参りしましょう。
稲荷神社は、日本人が昔から豊作を祈ってきた土の神様。馬橋稲荷神社のスゴさは、土のパワーに加えて龍がつかさどる水のパワーの恩恵が受けられること。
陰陽五行によると(古代中国の思想)、土と水は金を生み出します。この摂理による働きが、ここにお参りに訪れる人々に豊かさを与えてくれるのです。
足を踏み入れると清浄な気に包まれる
馬橋稲荷神社では、神社全体から清浄な気をいただけます。お稲荷さんと聞くと、「赤い鳥居をくぐった先は妖の異空間」というイメージを持つ人もいると思います。
ですが、ここは清らかな気に包まれます。鳥居から随神門、そして本殿までの道がまっすぐ続いています。境内には小川が流れており、この水の循環のよさによっても清浄な気が生み出されているのですね。「お稲荷さんは怖いイメージがある」というかたにこそ、ぜひ訪れてみていただきたいと思います。
願いが叶ったら必ずお礼参りする
今、私のところへは、馬橋稲荷神社をお教えして、実際にお参りしたかたがたから、次々とうれしい知らせが届いています。例えば、「婚活がうまくいき、結婚できました」「中小企業診断士の資格が取得できました」などなど、「願いが叶った」という声が多いですね。
「なぜこんなにも願いが届くのだろう?」と考えたのですが、それはやはり、お稲荷さんが私たちにとって身近な存在だったからにほかならいのだと感じています。
日本人は、日々の暮らしの中で「今年も豊作でありますように」、「病気が治りますように」などと祈ってきました。そんな私たちに寄り添ってきてくれたのがお稲荷さんだったのですね。
私は、今も必ず定期的に馬橋稲荷神社に「おかげさまで、毎日幸福に暮らしています」とお礼参りに行っています。「お稲荷さんはお礼参りをしないと祟るから?」。いいえ。神様は祟りません。手伝ってくれた人に必ずお礼を言うのと同じことです。
私が常々思うのは、神様に素直に「豊かで幸福な人生」をお願いし、そして努力し、神様とともに生きていきたいということ。
身近にお稲荷さんを感じながら、いっしょに幸せになりましょう!