①5000人が幸福になった!「担当の神様」と絆を深めれば驚くほど強運になる
②母は妊娠5カ月でどこに住んでいた?「担当の神様」がいる神社はその近くにある
③目を開けて努力目標を誓うのがコツ!「担当の神様」に愛され後押しされる参拝術
④自宅近くの神社で「担当の神様」の親戚神様に祈れば願いがかない心配事も消失!
●本記事は『ゆほびか』2021年2月号の記事を再編集したものです。
②母は妊娠5カ月でどこに住んでいた?「担当の神様」がいる神社はその近くにある
私が依頼人の産土神社を探すときは、結界を張り、神事を立てて産土神様とつながりながら、一社一社、調べていくという作業を行います。
しかし、あなた自身が持っている感性を研ぎ澄ませば、自分自身の産土神社を、私のような専門家に頼らずに探すことも可能です。
今回は特別に、自力で産土神社を見つける方法をお伝えしましょう。
人と産土神様とのご縁は、生まれる前に遡ると言われています。
それは、あなたがお母さまのお腹にいたとき、妊娠5~6カ月のときに、担当の産土神様が決定するという由縁からです。
そこで、まず、お母さまが妊娠5~6カ月頃に暮らしていた自宅の住所を調べます。
住所が判明したら、次はその地域の地図とコンパスを用意しましょう(パソコンやスマホを利用してもよい)。地図は1万分の一くらいのものが理想的です。
産土神社があるのは生誕地から4㎞以内
地図が用意できたら、最初に住所の場所に印をつけます。そして、その場所から直線距離で半径4㎞圏内を見ていきます。
産土神社は、あなたの生誕地から約4㎞というのが目安になるからです。
小さな神社も含め、その範囲内にある神社をすべて調べて、候補となる神社をピックアップします。
産土神社になる神社には、いくつかの条件や特徴があります。
産土神社になりやすい神社は、歴史が古い神社や、鎮座地が創建時から移転していない神社、地名と神社名が一致する神社、天満宮、地名に「宮」の字が入っている場所に鎮座する神社などです。
神威の強い神社や社格の高い神社(式内社、県社、府社、郷社など)は、住まいから3㎞以上離れた場所にあっても、産土神社になることがあります。
反対に、神社の性格上、産土神社にならない神社もあります。
明治時代以降に創建された歴史の浅い神社(北海道は例外)、武将や歴代藩士、民間人を主祭神(神社において、そこに祀られている神)とした神社、稲荷神社などです。
これらの条件を参考に、候補となる神社を絞り込みます。
神社の絞り込みが終わったら、今度は実際に、候補に残ったすべての神社を参拝してみます。
ここで頼りになるのは、あなたの感性と感覚です。自分と縁の深い産土神社を参拝すると、産土神様はあなたに歓迎のサインを送ってくださいます。
境内のすべてに気を配りながら参拝してみてください。
サインの代表的なものは、下記のとおりです。
■神様からの歓迎のサイン
〇急に風が吹く
〇雲間から太陽が顔を出す
〇虹が出る
〇鳥が鳴き出す
〇チョウが近くを舞う
〇動物(ネコ、カエル、ハト)に出会う
〇いい香りが漂う
〇お宮参りや七五三をしている家族に出会う
〇拝殿から太鼓の音が鳴り響く
〇祈る際、手のひらが温かくなる
参拝してみて、嫌な感じがしたり、心が重くなる、その場をすぐに離れたくなる、といった感覚がある場合は、産土神社ではない可能性が高いので、候補から外します。
参拝は祓いに始まり祓いに終わる
自分の産土神社が見つかったら、早速参拝をして、産土神様にご挨拶と今まで見守ってくれたお礼を伝えに行きましょう。
産土神様は、私たちが参拝に行くと、とても喜んでくださいます。
ただし、神社参拝には、さまざまな作法があります。
作法を守って参拝すると心静かに神前に立つことができ、神様との感応度や祈りの手ごたえも格段に強くなります。
神様も「オッ! わかってるな」と一目置いてくださいます。
確実に神様と心がつながる正式な参拝作法ですが、神道では「祓いに始まり、祓いに終わる」と言われ、神社参拝では鳥居をくぐるときに一度目の祓い、手水舎で二度目の祓い、拝殿で鈴を鳴らして三度目の祓いと、神前での祈りを始める前に何度も身を清めます。
神社では、鳥居から先が神域です。鳥居の前では立ち止まって深く一礼し、拝殿まで向かう参道では道の端を歩きます。
二度目の祓いの手水は、神前に向かう準備として、心と体を清めるために使います。
手水舎の前で一礼したあと、右手でひしゃくを持ち、水をくみます。
くんだ水を左手にかけて洗い清めたら、ひしゃくを左手に持ち替えて右手を洗い清め、ひしゃくを再度右手に持ち替えて左手のひらに水をかけ、その水で口をすすぎます。
終わったら左手を洗い清め、ひしゃくを立てて柄の部分を洗い清め、最後に一礼して立ち去ります。
ただ、産土神社が小さな社だと、手水舎がないこともあります。
そんな場合は、祓いをつかさどる神様である祓戸大神様をお呼びします。
祓戸大神様をお呼びするには、境内に入ったところで、二拝二拍手一拝をします。
そして、手のひらを合わせて目を開けたまま、
「とってもありがたい 祓戸大神 我を 祓え給い 清め給え」
と、ゆっくり二度唱えます。
唱え終わったら数秒の間をおき、二拝二拍手一拝して完了です。
こうして祓戸大神様に祈ると、穢れと災いがきれいに清められます。コロナ禍で手水が禁止されているところでも有効です。
三度目の祓いである鈴緒は、お賽銭を入れる前に、両手で振って鳴らします。
鈴の音は参拝者を祓い清めるためのものなので、穢れを祓うイメージで鈴を鳴らすと効果的です。
(次回③に続きます)